グラぽ

名古屋グランパスについて語り合うページ

メニュー

2020年J1第19節 清水エスパルス戦マッチレビュー #grampus #spulse

2020 清水戦

中2日のデーゲーム。逆に言えばこの試合を乗り切れば中三日と半日も空くのですよ。とでも言わんばかりの編成で乗り込んだホーム清水戦。名古屋の勝利の女神たちが大集結した試合は見事に勝利。

もう、「ガールズデーは緩いからダメだ。」なんて言わせない。

両チーム中2日の苦しい中で選手の一歩一歩を後押ししたのはいろんな場所から声援を送ったファミリー達のおかげだ。

しかし、勝ちと引き換えに払った代償は走行距離。米本12キロ、稲垣11キロ。成瀬、丸山、中谷、マテウス10キロ。(稲垣は2日前のガンバ戦12キロ、センターバック二人も10キロ走ってます) 疲労は極限に達しているはずだ。

そしてもう1つの代償は、勝ちを願って豊スタに散った私のシーズンチケットマナカだった。

そんな試合の気になる所を振り返る。

スタメン

名古屋はいつも通りの形だ。右に成瀬が戻り、流動的な前線4枚に阿部がスタメンで起用。その前線の4枚の相手をしとめるアイデアが重要な試合となった。一方清水は湘南ベルマーレ戦で成果を挙げた前線2枚を試す形を取ってきた。

両チームのスターティングメンバー
両チームのスターティングメンバー

アクションとリアクション~先制点~

名古屋も清水も相手が突っ込んで来たら受けて構える事で真価を発揮するリアクション主体のチームだ。どちらが無理をしてアクションを起こして来るか。

清水は様子見をしようとする瞬間だった。

名古屋はキックオフ直後、成瀬と山崎を起点に積極的に狭い場所で勝負をする(アクション)。

それを逆手に立田のロングフィードを起点に清水はトップの選手に当ててカウンターを仕掛け、得意の形へ持っていこうとする。(リアクション)

その清水の行動に対して名古屋は清水のトップの落としのボールを成瀬が回収。

成瀬がマテウスに預け、前線まで走り抜けていく。成瀬の走り抜けを警戒しておくために清水の選手は成瀬と先に動いていた山崎が走りこむ場所のケアをしながらプレッシャーをかけに行く。

山崎と成瀬がいち早く次の行動(アクション)を起こしているため、名古屋の行動を受け止めてから反転していきたい清水は、ほぼすべての選手がアクションを取ってる場所に目線を集めた。

選手の目線
選手の目線

当然目線が成瀬と山崎。かけている人数の多い場所に行っている清水は一瞬、阿部と吉田の動きが視界から消える。

そこで阿部はマテウスからのパスを受けやすいところ、そしてマテウスや成瀬をそのあと使うことを匂わせるような絶妙なポジションでパスを受ける。

阿部はマテウスからもらう直前、立田とヘナトの動きを見ている。彼らの動きによってはパスの選択肢がかなりあった。

阿部浩之の作ったパスの選択肢
阿部浩之の作ったパスの選択肢

思った以上にマテウスのボールが流れた(マテウスも3枚に囲まれてたので仕方なし)ので左足が使えなかった事と、ヘナトと立田のスペースを埋めるのが予想以上に早かったこともあり、ボールを置き直す。

そうすると名古屋の前線も動きが止まり、名古屋はアクションを起こしてる選手は吉田のオーバーラップだけになる。相手の行動に対応して動く清水ディフェンダーはそこが一瞬気になった。吉田の完璧な判断とそれらを見逃さなかった阿部に軍配が上がった。

名古屋も調子が悪い時は清水のディフェンスに起きてしまった2列目の選手を“見るだけ”と言う時間が発生してしまう。やはりリアクションを得意とするチームの課題なのだろうか。そんな風にも思う先制点だった。

清水の形

先制点を食らった清水は自分達からいくしかない。中央での数的有利を活かし、余った一枚にボールを入れて、名古屋の守備の入り方で攻め方を変えた。

エスパルスの形
エスパルスの形

サイドでセンターバックを絡めて4枚で攻めてきたり、そうかと思えば中央に楔を入れてきたり。最後の質の部分やつなぎの部分での質が清水側の調子もあり不正確だったため、失点は防げたが前がかりになった清水は脅威だった。米本や稲垣が走らされた原因だ。

しかし、清水は前がかりに行った結果、名古屋の土俵で闘わなければいけなくなった。後半の清水のパワープレイが始まるまでは名古屋に良さを消され続けた。

山崎凌吾~変幻自在~

この試合、彼が阿部浩之と同じ目を持つ存在に見えた。リーグ戦で途中出場している時から守備に献身的、パスのアイデアも面白いと思っていたが、スタートから出て、長い時間プレーすることで彼の持つサッカーIQの高さを実感した。

ポジション取りが絶妙に上手いのだ。相手ディフェンスのどっちが彼に付くか微妙に分かりづらいポジションを取る。ディフェンスの目の前ではなく半歩外れたところに。そしてディフェンスが山崎への一歩を踏み出せば彼は裏を取るためにスプリントしたり。降りてみたり逆に意図的に居座ってみたり。絶妙なポジション取りが効いたのが前田にアシストしたあのパスを出す前の受け方だ。

成瀬からパスを受けスライディングを食らったが立ってパスを出すためのタメを作る事が出来るぐらいの場所で受けた。あれは信頼して出した成瀬も、受けた山崎もその後のパスのアイデアも120点だった。

ああいう動きができる上に、この試合では中盤まで降りてきてプレッシャーをかけるなんて動きを平気でこなした。

後半15分で変わってしまったが、もう少し長く見ていたかった。

良かった所

  • 山崎凌吾の良さがファミリーに伝わった
  • 成瀬の大躍進。両サイドバックが勇気を持ってリスクを取れるようになったのは大きい。そしてそのプレーの質も高い。
  • コンディション不良だらけではないのか?とまで言われていたが、なんとかなったこと。

心配な所

  • ホントに休みをあげてください。なにとぞ。中2日で合わせて20キロ近く走った彼らに・・
  • 試合の最後はクロス1000本ノック状態にどうしてもなってしまう事。

最後に

ここからの試合、神戸と浦和の連戦です。神戸も浦和もリベンジに燃えてると思います。その二連戦が終われば一週間休みです。そこまでとにかく怪我人を出さずに頑張って欲しいですね。

Leave A Reply

*

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE