背番号10から「つむぐ」もの 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会ラウンド16 浦和レッズ戦マッチレビュー #grampus #urawareds

アーティストやエンジン、マエストロ、マジシャンといった“二つ名”が特徴のある選手に付く事があるが、10番を背負ったブラジル人“魔法使い”の名古屋での物語が幕を閉じた。 話の終わりは新しい話の始まり。送り出す彼の背中を押すかのような内容の試合。 僕らはもう「ドラえもんが居なくてもジャイアンに勝てる」 試合情報 名古屋グランパス・浦和レッズのスターティングメンバー・ベンチ 準備の質 試合開始直後から浦和が作る選手同士の関係性で目を引いたのは関根、興梠、安居の立ち位置。 関根は藤井の前に立つような立ち位置を取り、安居も興梠より前にいる事が多かった。関根が内側に立つ意味は明らかで、興梠が受けた後のボールの逃げ道として荻原を浮かせる為だった。…