はじめに
本日は天皇杯の準々決勝、柏レイソルとのアウェイゲームです。
柏レイソルはリーグ前半戦の苦戦から復調傾向にあります。
前線から強くボールを奪いに来るアグレッシブな守備、若きエースの細谷を中心にカウンター攻撃から相手ゴールに素早く迫る強敵ですし、アウェイゲームということもあり簡単に勝てる相手ではありません。
この試合をプレビューします。
両チームの出場可能選手
両チームの出場可能選手一覧です。1つの大会で1チームからのみ出場可能なレギュレーションであるため、夏に加入した森島や中島は出場不可です。
https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2023/match_page/m84.html
両チームの予想布陣
柏レイソル
初期の選手配置は4-4-2と予想します。リーグ戦でのタイトルの可能性は無いため、タイトル獲得に向け主力選手を多く投入すると思われます。
- GK:松本を起用すると予想。
- DF:古賀、立田のCBコンビ、片山、三丸のSBと予想します。
- MF:椎橋と高嶺のCHコンビに戸嶋、小屋松のSHコンビと予想します。マテウスサヴィオは土曜日の広島戦でフル出場しているため、後半からの途中出場と考えました。
- FW:リーグ戦と同じく、山田と細谷の2トップと予想します。
名古屋グランパス
本日も継続して初期配置は3ー4ー3と予想します。直近のリーグ戦は連敗しましたが、負ければ即敗退となるため、リーグ戦の主力を多く投入すると思われます。
- GK:ランゲラックと予想。
- DF:藤井、中谷、河面の3バックと予想。
- MF:IHに稲垣と米本のコンビ、WBに森下、野上と予想。リーグ戦の横浜FC戦が中2日で控えているため、内田は後半からの投入で出場時間を制限すると考えました。
- FW:和泉、酒井、永井の3トップと予想。ユンカーは土曜日のセレッソ大阪戦でフル出場しているため、後半からの途中出場と考えました。
名古屋グランパスの勝ち筋
【守備面】縦に速い攻撃、エースの細谷を抑えられるか
柏は機動力のある選手を多く配置し、前線からボールを奪いアグレッシブに戦います。そしてボールを奪えばボールを保持してゆっくり攻めるということは少なく、ドリブルで仕掛ける、縦パスを多く入れるなど一気に相手ゴール前までの侵入を狙ってきます。
エースの細谷を中心にドリブルでボールを運べる選手も多く、名古屋守備陣も対応に苦慮することが予想されます。名古屋の選手が中盤で柏の縦パスをを阻止しボールを刈り取れるか、名古屋は直近2試合で4失点している状況ですし、久しぶりのクリーンシートを期待したいところです。
【攻撃面】ハイプレスを搔い潜ってPA内に何回侵入できるか
柏はアグレッシブにボールを奪いに来る分、DFラインが高めの位置取りをしていることが多いです。名古屋は今シーズン序盤から相手チームのハイプレスに苦しむ試合が多くありますが、最近の試合ではハイプレスを掻い潜って攻撃に転じるシーンも増えてきました。
中盤でボールを奪ってからのファストブレイクだけでは無い名古屋の新しい攻撃の形も少しずつ見えてきていますし、土曜日の試合では実際に得点を奪うことも出来ました。本日の試合もこのような形で攻撃し、得点を奪うシーンを多く見られることを期待したいですね。
おわりに
本日の試合はスカパーで生中継されます。
編注:テレビ内蔵のチューナーで見れる、いわゆる無印スカパーでは生放送がないので注意です。その場合はFireTVなどの「スカパー番組配信」アプリで見ることになります
また名駅やミライタワーのHUBでも試合を観ながら飲食できるとのことです。
一発勝負のカップ戦ですし、勝負はどう転ぶかわかりませんが、直近2試合の鬱憤を吹き飛ばす試合を期待したいですね。良い試合になりますように。