はじめに
コンウェンですこんにちは。
衝撃の開幕戦から一週間。なんかこう、少しでもポジティブに次節を迎えたい。そんなときに更新されましたfootballlabのマッチデータ。
どうせ眺めるならちょっとコピペしてみようどうせなら振り返ってみよう何なら次への展望を希望をということで?第1節レビュー&第2節プレビューをミニミニですが書いてみました。続くかどうかは皆様の反応と僕の気分次第です。
第1節レビュー
footballlabのCBP関係を比較してみます。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
攻撃
攻撃で言うと悪くない。むしろ高ポイント。
右の藤次郎と野上、特に失点前の最序盤、本当にワクワクしながら見てました。劣勢となった後半も左サイドで気を吐いた倍井と小野のコンビはとても楽しかったです。25分の出場ながら堂々全体3位のドリブルポイントを稼いだ倍井。すき。
また、左の山中とそれを活かす司のサイドチェンジなど見るべきものは多くありました。スタジアムで隣の席だった、おそらくあまり普段見られていない方も「あの66凄いね。誰?山中っていうの?」って携帯で調べ始めるほどよかった。危うく「山中はねぇ、新加入選手でねぇ、左足が武器でねぇ」ってねっとり話しかるとこだった。危険が危ない。
閑話休題。とにかくデータにもでているとおり悪く無かった。
ただし大きく凹んでいるのがシュート。
ユンカーとパトリックの2大巨頭を擁しつつシュートはわずか6、枠内0の体たらく。
守備
守備ポイント個人成績を見てみると関川植田の両CBに大量の守備ポイントを稼がれています。
攻撃の形、やりたいことは表現できかけているが最後のフィニッシュの形ができてない。そんなイメージです。この辺りはFWとのイメージ共有の向上、FWのコンデションアップに期待です.
大量失点の原因とも思われがちなケネディですが、先の守備ポイントのデータを見ても数字上は頑張っています。二点目は確かにチャブリッチから目を切って裏を取られ、クロスの落下点を読み違えといった感じで経験の浅さが出てしまいましたが。この辺りは反省、改善してくれると思ってます。井上とのコンビネーションが上がれば受け渡しなどもできるでしょうし。
奪取
奪取ポイントに関してもケネディは上位です。実際見ていても運動量や速さは問題ないと感じました。終盤少し集中が切れ、安易なパスミス等も目立ちましたので、攻撃面も含め経験を積みより集中力と技術を磨いていってもらいたいものです。
ちなみに、鹿島のゴール期待値は1.077でした。今回結果として3点獲られていますが、ゴールは水物。改善は必要ですが、あまり3点という数字に悲観する必要はないと思います。
第2節プレビュー
それでは第2節町田戦プレビューです.第1節名古屋と町田のデータをプロットしてみます。
町田攻撃
攻撃面ではクロス・ドリブルが目立ちます。
データでみると仕掛けの軸は平河とナ・サンホ。左サイドからの攻撃には注意が必要です.ただ、ナ・サンホは試合中足を痛めており、名古屋戦出場は難しいとの情報もあります。代わりにオーストラリア代表ミッチェルデュークが出てくる可能性があります。
なんという恐ろしい選手。特に空中戦の強さ、そこからのヘディングシュートは脅威です。まさにクロスからの高さでやられた第1節の二の舞にならない様、鈴木、平河のクロスに対してケアが必要です。さらに町田はロングスローという武器もあり、こちらにも注意が必要です。こわい。
町田守備
守備に目を移すと守備と奪取ポイントともに優秀です。
奪取ポイントも高く、これはざっくりいうと前でボールを奪えていることを表しており、前から激しいプレスが来ることが予想されます。CBからのビルドアップで苦しんだ第1節に続き、おそらくCBは狙われるものと思われます。森島や和泉が落ちてダブルボランチ化して出口を作るなど状況に応じた「可変」が必要となってくるかもしれません。さらには守備ポイントも高く、引いた際でもしっかりと守れる事が見て取れます。無事ハイプレスを抜け出した後も簡単にはゴールを割らしてはくれないでしょうが、そこは第1節で魅せた攻撃の形から、今シーズン初ゴールが生まれることを期待しましょう。
最後に
初めての試みで、ごく簡単ではありますがレビュー&プレビューを書いてみました。けが人が戻ってきているとの情報もあり、スタメン、特にDFラインは試行錯誤が続くでしょうが、文中にも書いた通りスコアほど悲観する内容でもなかったのかと思っています。第2節に向け、選手たちも再度気持ちを入れて闘ってくれるはずです。第2節、楽しみましょう。