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2024年J1リーグ第13節ガンバ大阪ミニレビュー&第14節FC東京戦ミニプレビュー #grampus #グランパス #ガンバ大阪 #fctokyo

はじめに

コンウェンですこんにちは。最高のGWから早くも一週間、いろんな人が古巣戦だったりなんだったりで話題のあったG大阪戦、残念ながら敗れてしまいました。しかし落ち込んでる暇はありません。水曜日には東京戦が迫っています。正直この間隔は記事を書くのがつらい(勝手に書いておいてわがまま)。でも選手はもっと大変(比べる間もなくあたりまえ)。長谷川監督の選手取り回しにも期待しつつ第13節ミニレビュー&第14節ミニプレビュー、よろしくお願いします。

第13節レビュー

第13節の名古屋とガンバ大阪のfootballlabのCBP関係を比較してみます。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。

1.名古屋グランパス・ガンバ大阪のチャンスビルディングポイント比較
1.名古屋グランパス・ガンバ大阪のチャンスビルディングポイント比較

CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。

試合短評

全体グラフは何ともいびつな名古屋。それもそのはず、シュートポイントが0を示している通り、枠内シュートはなんと0本。長谷川監督もコメントしていた通り、最後に決めきれない(シュートまでいけない)展開。ただ、クロスは今季名古屋1位タイの19本を記録しており、右サイドでの攻撃CBP全体1位中山を中心にクロスの形は作れていました。しかしクロスの精度や中の人数の関係か、シュートへは繋がらず、そのためクロスポイントは低く、ゴール期待値も0.455と大変低い結果となってしまいました。個人的にはファーにクロスが流れた際に誰もいない状態が気になりました。このあたり、パトちゃんの受け方、逆サイドの詰め方等改善してもらいたいですね。ユンカーの復調や山岸の復帰等、属人的な解決を待つ方法もあるでしょうが…。

2.【第13節名古屋】スタッツ抜粋
2.【第13節名古屋】スタッツ抜粋
3.【第13節名古屋】攻撃CBP個人データ
3.【第13節名古屋】攻撃CBP個人データ

また、G大阪の選手に多くの守備ポイントを稼がれており、シュートを撃てずに止められていた結果が浮き彫りになっています。あの中谷?っていう選手?なかなかやるじゃない…。この辺り含め、フィニッシュとその前の崩しの改善は取り組んでいただきたいと思います。

4.【第13節】守備CBP個人データ
4.【第13節】守備CBP個人データ

一方、G大阪側も攻撃という意味ではそんなに良かったとは言えないかな、という数字です。名古屋よりは高いもののシュートは平均を下回る8本、ゴール期待値も0.697と決して高い数字ではありません。攻撃CBPを見ても、攻撃の絶対的な要である宇佐美にはそれほど多くのポイントを稼がせておらず(全体5位)、名古屋の狙い通りの展開ではあったのかなと思われます。

5.【第13節G大阪】攻撃CBP個人データ
5.【第13節G大阪】攻撃CBP個人データ

奪取ポイントも中盤の二人が稼いでおり、フィルターをかける役割は出来ていました。椎橋は上記攻撃ポイントでも顔を出しており、攻守に貢献出来ていたことが伺えます。…ん?あれ…?米本…?米本って先発でしたっけ…?そうです、米本は後半からの出場で全体2位の奪取ポイントなんです。もはやホラー。おそらくそういう役割をもって送り出され、それを完遂しすぎる漢米本。脱帽です。すき。

6.【第13節】奪取CBP個人データ
6.【第13節】奪取CBP個人データ

7.【第13節G大阪】スタッツ抜粋
7.【第13節G大阪】スタッツ抜粋

失点シーンは半分はまさか触った結果あそこに転がるとはという事故、半分はあそこで宇佐美に持たせるというやってはいけない事をやった結果です。反省する点はありながらもったいない失点でしたね。

以上、どちらが勝つかわからないという意味ではそんなに悪くない試合展開だったかなと感じています。が、枠内シュート0はいただけません。次節もすぐそこ、数試合出場で試合勘も戻って来ているであろうユンカー、帰ってきた小野等を中心に攻撃を立て直してもらいたいですね。

第14節プレビュー

第14節FC東京戦のプレビューです.名古屋とFC東京のデータ(シーズン平均)をプロットします。

8.名古屋グランパス・FC東京のチャンスビルディングポイント比較
8.名古屋グランパス・FC東京のチャンスビルディングポイント比較

FC東京の特徴

どちらかというと守備の数値が目立つチームです。ただし、シュート数リーグ11位、チャンス構築率18位にも関わらず、シュート成功率、ゴールともに1位と、少ないチャンスに無類の決定力でゴールをもぎ取るイヤンなチームです。

9.【FC東京13節終了時】チームChance Bulldingデータ
9.【FC東京13節終了時】チームChance Bulldingデータ

選手でいうと仲川、俵積田、僕の最も嫌い(褒めてます)な選手の一人であるディエゴ・オリヴェイラ、荒木など強烈なシュートをもつ選手が揃っています。

10.【FC東京12節終了時】個人CBP
10.【FC東京12節終了時】個人CBP

得点パターンとしてはクロスから上記決定力のある選手たちの一撃や、素早く繋いでのゴール前への侵入が武器となります。ゴール期待値に対して明確にゴール数が多く、一瞬の油断で点を奪われてしまわないよう、気を引き締めて守ってもらいたいですね。

11.【FC東京12節終了時】得点パターンと失点パターン
11.【FC東京12節終了時】得点パターンと失点パターン

12.【FC東京13節終了時】ゴール数と期待値
12.【FC東京13節終了時】ゴール数と期待値

また、失点パターンはこれと言って苦手な形があるようには見えず、チーム守備ポイントはリーグ1位、CBエンリケトレヴィザン、森重、SBのバングーナガンデ 佳史扶等を中心にゴール前は固く、現状攻撃が好調とは言い難い名古屋がどう崩すのか、好調中山や永井を中心に帰ってきたユンカー、小野らの活躍に期待です。なお、FC東京はGKの波多野が前節退場のため出場停止となり、このあたりの影響がどう出るか注目です。

13.【FC東京13節終了時】守備ポイント
13.【FC東京13節終了時】守備ポイント

最後に

悔しい失点で落としてしまったホームでの勝点。敗戦の悔しさを取り戻せる方法は勝利しかありません。厳しいコンディションとなる中3日でまたも強敵との試合となりますが、引き続き応援していきましょう。

既にリーダーの風格アリ・森島司
既にリーダーの風格アリ・森島司

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