ダンコバ | 審判 | 守備担当 | 攻撃担当 |
はじめに
本日はJ1リーグ第22節、首位・町田ゼルビアとのアウェイゲームです。
名古屋は前節も敗戦し3連敗。6月のリーグ戦は勝利無しで終わりました。首位相手のアウェイゲームですが、リーグ戦の巻き返し、また残留争いに巻き込まれないために勝ち点が欲しいところです。
この試合をプレビューします。
現在の順位
名古屋グランパスは現在11位です。首位の町田との勝ち点差は16。順位を下げつつありますが、巻き返しを期待したいところです。
両チームの出場停止選手
町田はSBの鈴木準弥が出場停止、名古屋はCBの三國ケネディエブスが出場停止です。
両チームの予想布陣
町田は前節から先発起用する選手はほぼ変更なしと推測します。名古屋は負傷者続出で先発起用可能な選手も苦労している状況です。森島のCMF起用は継続、4バックに可変ということを考えると右CBに稲垣の起用もあると考えました。
【参考】Jリーグの公式サイトに各ポジションの名称、役割が解説されているページがあります。サッカーではポジションの名称にバリエーションが多いのでよろしければ読んでみて下さい
なおセンターハーフは英連邦系の国ではセンターバックを意味するため、上記サイトと異なり、グラぽではセントラルMF(CMF)として表記しています
町田ゼルビア
選手の初期配置は4-4-2と予想します
- GK:谷と予想。
- DF:CBはドレシェヴィッチと昌子、SBは望月、林と予想。
- MF:CMFは柴戸と下田、SHは荒木、平河と予想。
- FW:藤尾とエリキの2トップと予想。
名古屋グランパス
選手の初期配置は3-4-2-1と予想します。
- GK:ランゲラックと予想。
- DF:稲垣、ハチャンレ、野上の3バックと予想。
- MF:CMFに森島と椎橋、WBに久保、中山と予想。
- FW:シャドーに榊原と永井、CFに山岸と予想。
名古屋グランパスの勝ち筋
【守備面】強力なSHを中心としたロングカウンターが強力、ロングスローには二度とやられないように
町田の攻撃の主な特徴は下記です。
● 前線からのハイプレスによる球際に厳しい守備を行い、相手チームのDFラインからの前進を阻害する
● ボールを持ったら高身長のCFにロングボールを当てて前進し、こぼれ球をSHがドリブルでサイドから運んで相手陣地に攻め込む
● 相手サイドのスローインを取って、CFの高さを生かすためにロングスローを多用する
● 町田は両SHを中心としたロングカウンター攻撃が強力。名古屋の前線の選手たちはプレスバックをサボらないで欲しいですし、特に名古屋の右サイドは90分間気を抜かずに戦いきってほしいところ
● 町田はロングボールを長身CFに当てて前進するチームですので、ハチャンレを中心として空中戦の勝率で後手に回らないように奮闘してほしいと思います
● 前回対戦時のようにロングスローには二度とやられないようにしてほしい
【守備面の予習】
町田はボールを奪ってから両SHから前進、競り合いに強いCFに迷いなくクロスを入れます。シンプルですがプレー強度が高いチームです
【攻撃面】両サイドからのクロス、セットプレーで活路を見出したい
● 町田のCBコンビは高身長で空中戦は強いですが、走るスピードはありません。空中戦勝負ではなく、名古屋に分があり走るスピードで勝負出来る、町田DFラインを背走させる攻撃が有効と思われます。
● 最近の名古屋はファストブレイクよりもボールを保持しながら前進し、両WBの突破からシュートチャンスを作っていますが、町田は自陣ゴール前に撤退する守備ブロックの構築も早く、シュートチャンスを作るのは容易ではありません。
● 名古屋としては町田のロングボールのこぼれ球を拾って両WBから前進する、町田がハイプレスでアグレッシブにボールを奪いに来たところを高めの位置取りをしているSBの裏のスペースを突くなどして前進し、クロスまで持ち込みたいところ
● サイド突破が増えればCKなどセットプレーのチャンスは増えるので、名古屋の得意な攻撃パターンの一つであるセットプレーも大事にしたい
【攻撃面の予習】
前節は敗れましたが右WBの久保を中心にシュートチャンスは作れていました。今日は複数得点を期待したい。
おわりに
本日の試合開催時刻は雨予報となっていますが、晴れれば猛暑、雨が降れば湿度が上がるという選手にもサポーターにも難しいコンディションになるかもしれません。
現地にて応援できる方もそうでない方も体調に留意しつつ名古屋の選手たちを後押ししましょう
良い試合になりますように。