ダンコバ | 審判 | 守備担当 | 攻撃担当 |
はじめに
本日2024年10月13日は15時からJリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド準決勝第2戦 横浜F・マリノスとのホームゲームです。
第1戦では先勝しました。名古屋は2点のアドバンテージを持って本日の第2戦を迎えます。
とはいえ、横浜の攻撃力を考えれば第2戦も早々に守りに入ると逆転される可能性も上がってしまいます。名古屋の選手たちは油断は無いでしょうし、第1戦と同じく前線から積極的な守備で先制点を狙う姿勢は変わらないでしょう。
この試合をプレビューします。
プライムラウンドのレギュレーション
すでにご存じの方も多いと思いますが、プライムラウンドのレギュレーションは下記の通りです
2点リードでの折り返しですので、以下のようになります
◎ 名古屋勝利・引分け→名古屋勝ち抜け
◎ 1点差負け→名古屋勝ち抜け
● 2点差負け→延長戦
● 3点差以上負け→横浜勝ち抜け
- 準決勝はホーム&アウェイで1戦ずつ。
- 90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分け。各回戦の勝者は2試合の勝利数が多いチーム。
- 勝利数が同じ場合は、次の順によって決定する
- ①2試合の得失点差
- ②第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦
- ③各チーム5人ずつのPK戦
- アウェイゴールルールは無し
- 試合エントリーは1チーム 20名以内、外国籍選手5名まで
- 「ルヴァンカップにおけるU-21選手の先発出場義務ルール」は実施しない
両チームの出場停止選手
両チームともに出場停止の選手はいません
両チームの予想布陣
◎ 堅い守備から入りたい名古屋は第1戦と同じ先発と予想。
● 試合開始直後からハイプレスハイラインで得点を奪いに来る横浜は、セットプレー対策でCBを変更すると予想します。
【参考】Jリーグの公式サイトに各ポジションの名称、役割が解説されているページがあります。サッカーではポジションの名称にバリエーションが多いのでよろしければ読んでみて下さい
なおセンターハーフは英連邦系の国ではセンターバックを意味するため、上記サイトと異なり、グラぽではセントラルMF(CMF)として表記しています
名古屋グランパス
選手配置は3-4-2-1と予想します。
- GK:ランゲラックと予想。
- DF:内田、三國、河面の3バックと予想。
- MF:CMFに稲垣と椎橋、WBに野上、徳元と予想。
- FW:シャドーに森島と和泉、CFに永井と予想します。前の3名は試合中に頻繁にポジションチェンジするので本日の試合も流動的に動くのではないかと思います。
横浜F・マリノス
選手配置は4-2-1-3と予想します。
- GK:ポープウィリアムと予想。
- DF:CBに畠中とエドゥアルド、SBに松原と永戸と予想。
- MF:CMFに山根と渡辺、OHに西村と予想。
- FW:WGにヤンマテウスとエウベル、CFにアンデルソンロペスと予想します。
名古屋グランパスの勝ち筋
【守備面】第1戦と同じく前線からマンツーマンディフェンスで相手を捕まえきれるか
◎ 横浜F・マリノスはボール扱いの技術と機動力のある選手を多く配置し、パス回しで相手選手を動かし、ドリブル突破が強力なドリブラータイプのアタッカーも揃えています。
◎ ボールを保持して相手を押し込む際にもMFの3名が3トップより少し低い位置でパスを引き出し、シュートチャンスにはペナルティエリア内に飛び込むなど中央攻撃を中心とした変幻自在の攻撃を行います。
◎ 宮市など途中出場で投入が予想される選手達も強力です。
◎ 第1戦と同じく、名古屋は選手一人一人にマークをつけるマンツーマンディフェンスをベースとしたハイプレスで応戦すると予想。
◎ 横浜F・マリノスは2点のビハインドを覆すべく試合開始直後からアグレッシブに戦うと予想します。名古屋守備陣が自陣ゴール前で耐え忍ぶ時間帯が長くなると思われますが、焦らずに戦って欲しいと思います。
【守備面の予習】
やはりハマればあっという間に得点を積み重ねられる横浜F・マリノス。第1戦も点差ほど簡単なゲームではありませんでした。横浜に対し、球際で負けずに緊張感を切らさず攻撃陣を抑えられるか。
【攻撃面】第1戦と同じくファストブレイクとセットプレーで活路を
◎ 横浜F・マリノスはDFラインが高めの位置取りをし、前線からボールを奪いアグレッシブに戦うハイプレスが強力なチームです。第1戦から急に戦いかたが変わることはないと思われます。
◎ 第1戦と同じく、活路としてはファストブレイクでしょう。名古屋が自陣ゴール前でボールを奪ったら、永井の裏抜けなどDFライン裏のスペースを起点に横浜F・マリノスゴール前まで一気に攻め込みたいところです。
◎ 横浜F・マリノスはハイプレスも強力ですし、ボールを失ったら即時奪還する強さも持ち合わせていますが、ファストブレイクを基調とした名古屋の堅守速攻がはまりやすい対戦相手とも言えます。
◎ 第1戦ではコーナーキック及びスローインから3得点しました。横浜もセットプレーの守備については対策を取るでしょうが、ヘディングの強さ、高さのある三國やパトリックを中心としたセットプレーで得点を狙う展開を継続し、横浜守備陣に脅威を与え続けてほしいと思います。
【攻撃面の予習】
今回もセットプレーは鍵になるはずです
おわりに
ホームゲームですし、第1戦の勝利については考えず、ホームの応援で後押しし、本日も得点して勝利が欲しい。
現地で応援される方もそうでない方も、それぞれの場所で名古屋グランパスを応援しましょう。
良い試合になりますように。
【参考】
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