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2025年J1リーグ第2節ヴィッセル神戸戦ミニレビュー&第3節FC東京戦ミニプレビュー #grampus #グランパス #visselkobe #fctokyo K0067

はじめに

コンウェンですこんにちは。衝撃の開幕戦から1週間、ついに迎えたホーム最終戦、100点満点!とは行きませんでしたが、開幕戦の不安を和らげることはできたと思うドローとなりました。こんなに早く中三日がくるとは気づいてなかったぜ締切が厳しいレビュー&プレビューよろしくお願いします。

第2節レビュー

第2節の名古屋とヴィッセル神戸のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。

1.名古屋グランパス・ヴィッセル神戸のチャンスビルディングポイント比較
1.名古屋グランパス・ヴィッセル神戸のチャンスビルディングポイント比較

CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。

試合短評

まだ大きいとまでは言えませんが、だいぶいい感じになった全体グラフ。特に前節懸念していたクロスの値が大きくなっており、一安心です。とくにクロスで逆ワイドの徳元シュートとか、ファーサイドで山岸、マテウスの大きなクロスから浅野のPK奪取など、得意とする攻撃が見えてきたのは収穫です。逆にあとの数値は守備をのぞき神戸のほうが大きくなってます。さすがに強力な攻撃陣の神戸ですね。しかしまぁ思ってたくらい大迫にやられましたね(泣)。ある意味想定内なので諦めがつくぐらい、改めて語る必要のないスペシャルな選手です。それ以外にも武藤や佐々木など手を焼かされましたが、今季初スタメン宮先生(由来は2月21日放送のトヨタイムズで)や、原輝綺、もちろん中央の三國を中心に体を張って守り、守備ポイントを稼ぎ、途中出場マテ&浅野の電光石火のPK奪取で何とか引き分けに持ち込みました。まずは勝点1。ナイスファイトでした。

2.【第2節】スタッツ抜粋
2.【第2節】スタッツ抜粋

個人CBP

個人データを見てみます。まずパスCBP。上位はCKで大迫をアシストしたマテウストゥーレルとさすがにいろいろ強かった武藤。2点取られたとはいえ、それ以外はよくしのぎ切ったと思います。名古屋上位は要の稲垣祥。そして注目は左右CBの原輝綺と宮大樹が上位である事です。原は佐々木や大迫を空中戦を中心に抑えつつ、機を見て右サイドを駆け上がり、チャンスを作っていました。宮は派手なオーバーラップは無いものの後ろから冷静に空いている選手を見つけては長短問わず効果的なフィードを供給してチャンスに貢献していました。

3.【第2節】パスCBP個人データ
3.【第2節】パスCBP個人データ

クロスCBP名古屋上位は両WBの徳元と内田。開幕節のクロス成功ゼロは悲しかったですが面目躍如の高ポイントとなりました。サイドか攻撃し逆サイドでフィニッシュの形をどんどん作ってもらいたいですね。

4.【第2節】クロスCBP個人データ
4.【第2節】クロスCBP個人データ

ドリブルCBP。神戸の両WGに結構やられたのが数字にも表れていますね。名古屋はともに途中出場から同点PKを誘発したふたり。あれだけキレよくゴールに向かってくる選手が途中から使えるというのは相手にとっても驚異だったでしょう。マテちゃんの股抜きがいっぱい見られて楽しかったです。そしてチーム3位に原輝綺。積極的な攻撃参加は見事でした。WB原もどこかで見てみたいな。

5.【第2節】ドリブルCBP個人データ
5.【第2節】ドリブルCBP個人データ

シュートCBPはダントツで神戸大迫。正直別格でした。あれはズルい。決めるべきところでしっかりと決められるストライカーは恐ろしい。名古屋は山岸。クロスからの惜しいシュートもあり、調子良さそうでした。彼の調子がシーズン成績を左右すると思ってますので、このまま好調維持してもらいたいですね。

6.【第2節】シュートCBP個人データ
6.【第2節】シュートCBP個人データ

守備CBPは名古屋のCB陣。強力神戸3トップを体を張って止めてくれました。宮大樹いい選手だなぁ…。

7.【第2節】守備CBP個人データ
7.【第2節】守備CBP個人データ

ということで24年タイトルホルダー対決は2-2のドローでした。スタート30秒でゴールを割られた時はさすがに静まり返ったスタジアムでしたが、それ以降は原輝綺がエアバトルに勝つ度に歓声が沸き、後ろで揉めに揉めてる中でも一切乱されず同点PKを決めきった稲垣を後押しした稲垣祥コール等、非常にいい雰囲気でホーム開幕を迎えられたのでは無いでしょうか。新加入の選手たちも躍動し、ここからの巻き返しに期待です。

第3節プレビュー

第3節FC東京戦のプレビューです。名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。

8.名古屋グランパス・FC東京のチャンスビルディングポイント比較
8.名古屋グランパス・FC東京のチャンスビルディングポイント比較

試合展望

全体グラフ(例によってまだ2試合の平均なので参考までですが)を見ると、FC東京はパスドリブルが高めです。一方シュートとクロスが低めであり、AGI(攻撃時にどれだけ相手ゴールに近づけたかの指標)もリーグ19位、チャンス構築率も18位と、ゴール前まで運ぶのに少し苦労しているのかな?という印象です。奪取や守備は高めのため、変なところで奪われないよう注意し、変な崩され方をしない事が大切となりそうです。

9.【FC東京 2節終了時】Team Style
9.【FC東京 2節終了時】Team Style
10.【FC東京 2節終了時】Chance Building
10.【FC東京 2節終了時】Chance Building

個人CBP

個人CBPを見てみます。攻撃CBP1位はパスで貢献している森重、2位は中盤の要である奪取&パスで高ポイントの高に注意です。右サイドは白井は、開幕戦ではサイドからすごいスピードでゴール前に飛び込みゴールを奪っており、クロスポイントも高いです。シーズンチーム初ゴールを叩き込んだ徳元に頑張ってもらいましょう。他攻撃では仲川。パスレシーブが高く、前線で起点となったりゴールを狙ってくる厄介な選手です。守備ポイントはGKながら野澤が最も高くなっています。ハイボール処理などがうまく、シンプルに放り込むだけではなかなか難しいと思いますので、クロスも真ん中での勝負より、逆サイドへの飛び込みを意識したボールで攻めると良いかもしれません。

11.【FC東京 2節終了時】個人CBP
11.【FC東京 2節終了時】個人CBP

最後に

大迫擁する神戸攻撃陣怖かった、しかし一方で名古屋の選手たちもしっかりと闘ってくれたホーム初戦となりました。次は中3日とコンディション的には難しいと思われる日程となりますが、フレッシュな森島や野上、加藤玄や中山菊地が使えるという層の厚さで、個人的にはむしろ楽しみなくらいです。さらなる改善を元に、勝点3を期待しましょう。それでは。

よく声が出ていた宮大樹
よく声が出ていた宮大樹

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