グラぽ

名古屋グランパスについて語り合うページ

メニュー

推しチームが負けてしまった時、どうする?東京戦を受けて[マクロ]視点で考えてみる #グランパス #grampus

推しチームが負けてしまった時、どうする?東京戦を受けて[マクロ]視点で考えてみる #グランパス #grampus

ショートの振り返り

いやー、負けましたね。

あんだけしっかり準備をしてきただろうに、保持のチームになろうとしている松橋監督のチームに、非保持のドカウンター3連発でやられてしまいました。

中盤のプレッシャーでショートカウンターで奪って手早く攻めるっていうのが狙いだったことは安斎颯馬選手のインタビューでわかってます。

そこに対して保持しながら崩していこうという狙いは見て取れました。

名古屋はボール奪取ラインが平均41mというハイラインを敷いて、前線と最終ラインの間を狭く、距離感を意識してプレーをしていたのがわかります。しかしそこから前に運ぶ方法論は本来左サイド、マテウス・カストロを期待していたはずなのに、前半、彼のところで前にボールをあまり運べませんでした。

ヴィッセル神戸戦で見せたような強引に抜いていくプレーは警戒されていたようで、かなりの割合でブロックされていました。

そうなるとマテウス・カストロで運べず、右サイド頼りでしたが、原輝綺の怪我でバランスが右も崩れてしまうと、もう仕込みもなにもあったもんじゃないですよね。

詳しくはラグさんのレビューをみていただきたいですが、名古屋グランパスの誇るセントラルMF、稲垣祥選手と椎橋慧也選手が活きない形になると、やはり厳しかったです。

そこまで悲観する形ではないものの負けは負け。良い気持ちはしないのは自分も一緒です

負けをどう乗り越える?

こんな風に推しチームが負けてしまった時は、良い気持ちはしないし、気持ちが落ち込むこともあれば、腹が立つこともありますよね。

いや負けたら悔しいですから腹が立つのはわかるんですが、感情のままに罵るのは言った本人はスッキリするかもしれませんが、それを見せられてる側からすると見てるだけでつらくなります

「でも、だって腹が立つじゃん!」っていう気持ちはわかります。

あんな負け方したら誰だって腹が立つんですよ。でも多くの人はみんなに向けて暴言を吐いたりはしません。

SNSに暴言を投稿するのは、「駅前で拡声器持って暴言を叫びまくる」のと同じということを判ってるからです。

だからなんらかの方法で心を落ち着けているわけです。

その気持ちを落ち着けるためのいくつかの方法をご紹介します:

  1. リフレームする: 負けた試合も成長の一部と捉え、次の試合への期待を持つことで気持ちをリフレッシュしましょう。試合の中で良かった点や改善点に目を向けるのも良いです。
  2. 気分転換: サッカー以外の趣味や興味に時間を費やすことで、気持ちを切り替えるのに役立ちます。新しい本を読んだり、映画を見たりするのも良いでしょう。そういえばモンハンの新作が今週末発売ですね…
  3. 友人と話す: 同じチームを応援している友人や、同じようにスポーツに興味のある仲間と話すことで、気持ちを共有し、サポートし合うことができます。少しの毒も、なんでも話し合える相手とだったらいいかもしれません。
  4. 運動する: 軽い運動や散歩をすることで、体を動かしながらストレスを発散させることができます。エンドルフィンが分泌され、気分が良くなる効果も期待できます。
  5. 未来に焦点を当てる: 負けたことに囚われすぎず、次の試合やシーズンに向けて楽しみを持ちましょう。イビチャ・オシムいわく「サッカーは長い旅」であり、一つの試合がすべてではありません。

リフレームとは?

物事の捉え方(フレーム)を変えて、別の視点で捉え直すことを意味する心理学用語です。リフレーミング(reframing)とも呼びます。

よくある間違いが、「ポジティブシンキング」と同じだ、という勘違いです。

ポジティブシンキング

ポジティブシンキングは、状況の中で良い面やポジティブな側面に焦点を当てる考え方です。例を挙げると:

  • 例: チームが負けた試合後、「今回は負けてしまったけれど、次回は絶対に勝てるよ」と考える。

ポジティブシンキングの目的は、どんな状況でもポジティブな要素を見つけ出し、気持ちを明るく保つことです。
それ自体は悪いことではないです。ただ色々悪い言葉を聞かされている状態で、それを保つのはハートの強さが必要です。僕はそこまで強いハートは持ち合わせていません。

リフレーム

リフレームは、状況や出来事を異なる視点から捉え直すことで、新しい意味や価値を見出す方法です。元の意味を変えることで、ネガティブな感情をポジティブなものに変えることを目指します。例を挙げると:

  • 例: チームが負けた試合後、「負けたことでチームの弱点が分かった。次の練習でこの点を改善して強くなるチャンスだ」と捉え直す。

リフレーミングの目的は、同じ出来事や状況を新しい角度から見つめ直し、ポジティブな結果を引き出すことです。

リフレームの目的

もしも、試合に負けたことで愚痴や暴言を言ったりしたくなったら、それをSNSに書き込む前にこう考えてみて欲しいです。

  • 今までの考えとは違った角度からアプローチする
  • 視点を変えたり、焦点をずらしたりする
  • 誰もが潜在的に持っている能力を使って、意図的に自分や相手の生き方を健全なものにしていくこと

リフレームの身近な例

  • コップに半分入っている水を見て、「半分しか入っていない」というフレームと「半分も入っている」というフレームでは物事の感じ方が異なってきます。
  • 「こいつは新人だからまだ仕事が任せられない」という場合を考えてみます。「新人」という状況を「まだ仕事を覚えていない」という視点から「これから伸びしろがある」という視点に置き換えてみましょう。

相手にただ前向きな言葉を発するだけではありません。相手への理解や共感をベースにアプローチします。

さいごに

繰り返しになりますが、

  • 試合に負けて腹が立つのは当たり前
  • 腹が立ったら暴言吐いていいというわけではない(そもそも暴言と認識していない、相手のためだ、と思って暴言を吐いているケースもあるのが難しいところです)
  • 自分が言おうとしていることを一度SNSに書き込む前に「違う視点から考えられないか」と考えてみる
  • 違った考え方ができないかどうかをクセづけする

これをお願いしたいです。

お気に入りのチームを応援することは素晴らしい経験ですが、時には負けることもあるのがスポーツの魅力です。次の試合での勝利を楽しみにして、前向きな気持ちで応援し続けましょう!⚽💪

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

Leave A Reply

*

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

Share / Subscribe
Facebook Likes
Posts
Hatena Bookmarks
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE