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2025年J1リーグ第4節町田ゼルビア戦ミニレビュー&第5節セレッソ大阪ミニプレビュー #grampus #グランパス #zelvia #セレッソ大阪 K0069

はじめに

コンウェンですこんにちは。…負けました。普通に負けました。負けようが前向きには応援しますが、悔しくないのかと言われるとアホほど悔しいのでそろそろ勝点3が欲しいミニレビュー&ミニプレビューよろしくお願いします。

第4節レビュー

第4節の名古屋と町田ゼルビアのfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。

1.名古屋グランパス・町田ゼルビアのチャンスビルディングポイント比較
1.名古屋グランパス・町田ゼルビアのチャンスビルディングポイント比較

CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。

試合短評

はい、えーととても小さいです。生命線であると言ってもいいクロスがまたも成功率0。

ドリブルもシュートも極小で何ともいびつな小さいグラフに。

パスだけかろうじて人の形を保ってますがそれでもリーグ平均より小さく、見ていて感じた通りチャンスにつながるプレーが非常に少なかったことがデータにも現れています。

対する町田も決していいスタッツではなく、ゴール期待値はともに1以下、ペナルティエリア侵入が名古屋5、町田6、シュートは枠内が名古屋2、町田3と少なく,チャンス構築率もともに一桁(4%台って過去あったっけ…)のおとなしい試合となりました。

それでも好調相馬とその動きを見逃さない下田の見事な崩しと、ゴールに向かう勢いそのまま良いところに詰めてしっかり押し込み2得点の町田が勝利。名古屋もデザインされたセットプレーから佐藤が得点しますが得点はその1点のみ。なかなか厳しい4戦勝利無しとなりました。

2.【第4節】スタッツ抜粋
2.【第4節】スタッツ抜粋

個人CBP

個人データを見てみます。まずパスCBP。全体1位は下田。恐ろしい選手でした。なぜこれまでほとんど試合に出てなかったのか。きっと私のプレビューをかいくぐり、名古屋を倒すために隠していたに違いない(被害妄想)。

名古屋1位は椎橋。中盤で奮闘していましたが攻守にタスクが多く大変なのもあったのか、ちょっと孤立したりパスミスや奪われたりが目につき、もう少し周りを使う、周りもサポートしてあげるような形ができればスムーズなビルドアップやチャンス創出ができるかもしれません。

3.【第4節】パスCBP個人データ
3.【第4節】パスCBP個人データ

クロスは名古屋0ポイント(悲)。本数自体も8本と少なく、アーリークロスで永井に裏を狙わせたり、特に山岸をターゲット、もしくは囮にできる時間は多めに中へのボール供給しても良い気がします。

全体1位は相馬。とても調子が良さそうで、警戒すべき選手でしたが得意のスピードでやられてしまいましたね。特に失点時のあのCBを吊り出して裏を取る形は、他のチームも狙ってくることが考えられるので、守備時はもっと警戒が必要です。

4.【第4節】クロスCBP個人データ
4.【第4節】クロスCBP個人データ

ドリブルCBP。ドリブルも町田の相馬。とても調子が良(以下同文)。名古屋ではマテウスがかろうじてポイントを稼いでいる感じですが、相手守備陣を壊すほどの効果は出せませんでした。

5.【第4節】ドリブルCBP個人データ
5.【第4節】ドリブルCBP個人データ

奪取CBP。ここも町田下田。だいぶやられました。名古屋では最前線の途中出場山岸や初先発佐藤が奮闘。

ただ、永井和泉森島という3人の先発で、町田も過去の試合含め少しボールを持つことに不安のありそうなところが見られたため、もっと前から行くのかなと思ってましたがあんまりでしたね。

6.【第4節】奪取CBP個人データ
6.【第4節】奪取CBP個人データ

というわけで前節FC東京戦とは一転、なんともおとなしい試合となりました。

プラン通りならいいのですが、負けを恐れて慎重になりすぎたんじゃなければいいなぁと思います。

裏へ抜け出そうとしてはボールが来ずに怒る永井も多く見ましたし、もう少し、ゴールへ向かう、思い切った攻撃が見たいのが本音です。

第5節プレビュー

第5節セレッソ大阪戦のプレビューです。名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。

7.名古屋グランパス・セレッソ大阪のチャンスビルディングポイント比較
7.名古屋グランパス・セレッソ大阪のチャンスビルディングポイント比較

試合展望

パス、ドリブル、シュートの値が高く、ゴールやシュート成功率の値が高い,攻撃力のある強敵です。

AGI(攻撃の際にどれだけ相手ゴールに近づけたか)の指標も高く、様々なパターンで素早く攻撃を仕掛けてくるチームのようです。

一方でKAGI(守備の際にどれだけ相手を前進させなかったかの指標)は低く被攻撃系のスタッツ(被シュート、被チャンス構築率)などの数値は悪く、クロスからの失点が多いため、武器であるサイド攻撃からのクロス(最近不発ですが…)、永井のスピードを生かした早い攻撃でゴールまで迫り、多くのシュートを撃てれば勝機は見えると思います。

8.【セレッソ大阪4節終了時】AGI ✕ KAGI
8.【セレッソ大阪4節終了時】AGI ✕ KAGI
9.【セレッソ大阪4節終了時】Chance Building
9.【セレッソ大阪4節終了時】Chance Building
10.【セレッソ大阪4節終了時】得点/失点パターン
10.【セレッソ大阪4節終了時】得点/失点パターン

個人CBP

攻撃の軸は北野とルーカスフェルナンデス。北野は2列目から攻撃に参加し、パス、パスレシーブ、シュートの値の高い選手で積極的にシュートを狙ってきます。

ルーカスフェルナンデスは前節新潟線で右サイドから質の高いクロスを連発しており、フリーで持たせては危険です。

奪取CBPが高いのは右SBの奥田と中盤の田中。ともにパスも高く、このあたりからのカウンター攻撃に要注意でしょうか。

11.【セレッソ大阪4節終了時】個人CBP
11.【セレッソ大阪4節終了時】個人CBP

最後に

変わらず厳しい戦いが続いてしまっています。ちょっとチームの戦い方に迷いもあるのかななんて思ってしまいますが、そこは監督選手の修正に期待しましょう。

保持はあくまでチャンスを増やすためのツール、大事なのはいかにゴールへ向かえるかです。

KAGIの低いC大阪相手に、どれだけ効率的に前に進めるか注目してみたいと思います。

なんとか勝ち点3、勝ち獲ってもらいたいものです。さぁ行こうぜ名古屋。

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