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2025年J1リーグ第16節京都サンガFC戦ミニレビュー&第17節アビスパ福岡戦ミニプレビュー #grampus #グランパス #京都サンガ #avispa K0081

はじめに

コンウェンですこんにちは。前節に引き続き引き分けとなりました。でも内容はかなり良くなってきてると思うのでこのままの調子でもうちょっとだけ点を取ってほしいミニレビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。

第16節レビュー

第16節の名古屋と京都サンガFC戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。

1.名古屋グランパス・京都サンガFCのチャンスビルディングポイント比較
1.名古屋グランパス・京都サンガFCのチャンスビルディングポイント比較

CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。

試合短評

チャンスは名古屋のほうが多かった。グラフではクロスとドリブルが非常に大きく、試合開始と同時にビッグチャンスを作った山岸や、あの日試されたことで3周りくらい大きくなった中山を中心に、比較的多くのチャンスを作れていました。

シュート15本、チャンス構築率12.7、ゴール期待値1.663、とシュート系指標はすべて京都を上回り、グラフの大きかったクロスドリブルともに成功率も高め、いい攻撃ができていたと思います。シュート位置を見てもボックス内いい位置で撃てています。もうちょっと「枠ぅ」ですが。

ゴール数はともに1、69分、DFにあたってコースが変わったボールがまさかのドンピシャクロスに。天敵(多いな)の長沢の頭に吸い込まれたボールは鋭くピサノの足元へ。ピサノは「あれを止めなければ」というようなコメントを残していましたが、イレギュラーな展開からの足元へ叩きつけるボールはなかなか厳しいでしょう。天敵怖い。

しかしそのまま崩れて負けないのが今の名古屋。危ないシーンもありながら何とかしのぎ83分。ロングボールから途中出場の快足永井がサイドで走り勝ち中へ折り返すとこちらも途中出場の浅野がゴール前へ詰めます。そこで相手DF二人をひきつけこぼれたところにこれまた途中出場の菊地。キーパーの脇を抜くシュートでボールはゴールへ一直線、と思いきやきっちりゴール前でカバーに入っていた京都の選手がブロック。ここまでかと思ったところ颯爽と飛び込んできたのはストライカー稲垣。

途中出場で走れる攻撃陣とそんなこと関係なく走れる稲垣で追いつくと言う監督もしてやったりの爽快な同点劇でした。稲垣は化物(再確認)。

そのまま逆転と行きたいところでしたが試合はそのまま同点で終了。貴重な勝点1獲得ということになりました。

3.【第16節】シュート位置
3.【第16節】シュート位置

個人CBP

個人CBPを見ていきます。パスCBP。全体1位はプレビューでもキーマンだと感じていた京都川﨑。名古屋の1位はちょっと意外な三國。パスによるチャンス創出は少なかったと言う数字になっています。

4.【第16節】パスCBP個人データ
4.【第16節】パスCBP個人データ

クロスCBPは永井。何と言っても同点時の折り返しですね。わけの分からないスピードで京都DF陣を振り切りきっちり中へ。素晴らしいプレーでした。2位は中山。本当に調子が良いようで、頼もしいです。

5.【第16節】クロスCBP個人データ
5.【第16節】クロスCBP個人データ

ドリブルはマテウス。65分、突破からの天使の右足は残念ながら「枠ぅ」でしたが、調子は上がって来ているようです。それから永井と中山もきっちりランクイン。素晴らしい。

6.【第16節】ドリブルCBP個人データ
6.【第16節】ドリブルCBP個人データ

シュートは同点弾のストライカー稲垣と、その前のシュートを放った菊地。2位に椎橋もおり頼もしいですがFWの名前が挙がってほしい所ではあります。

7.【第16節】シュートCBP個人データ
7.【第16節】シュートCBP個人データ

奪取は稲垣。平常運転。

8.【第16節】奪取CBP個人データ
8.【第16節】奪取CBP個人データ

守備は河面とピサノが上位。ピサノはハイボールの処理を筆頭に安定感が素晴らしいですね。

9.【第16節】守備CBP個人データ
9.【第16節】守備CBP個人データ

ということで岡山戦に引き続き2試合連続の引き分けとなりました。上を目指すため勝点3が欲しいのはやまやまですが、内容が良くなってきてるので、このまま続ければ自然と結果はついてくるかなぁと個人的には思ってます。

第17節プレビュー

第17節アビスパ福岡FC戦のプレビューです。

名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。

10.名古屋グランパス・アビスパ福岡のチャンスビルディングポイント比較
10.名古屋グランパス・アビスパ福岡のチャンスビルディングポイント比較

試合展望

現在12位の福岡。グラフとしては攻撃ではクロス、ドリブル、シュートと攻撃系指標は軒並み高く、守備指標はどちらもリーグ平均程度となっています。

Team Styleの指標をみると攻撃は左サイドからの攻撃が多いようです。Chance Buildingではシュート数がはリーグ1位な一方、シュート成功率はリーグ最下位と極端な数字となっており、多少無理な体勢でも積極的にシュートを打ってくるかもしれません。

守備はローブロックが高く、引いて守ることが多いと予想されます。名古屋がボールを持った時、どう崩すのか注目するとともに、もたついて変なタイミングで奪われないように注意してもらいたいです。

11.【福岡 16節終了時】Team Style
11.【福岡 16節終了時】Team Style
12 .【福岡 16節終了時】Chance Building
12 .【福岡 16節終了時】Chance Building

個人CBP

個人CBPを見てみます。攻守の中心は見木。チームトップの4ゴール、攻撃系CBPも軒並み高いうえ、奪取CBPがチーム1位です。注意。攻撃でいうとドリブルの値の高い紺野も危険です。守備はCBの安藤がキーマン。3ゴールを挙げておりゴールの値も高くポイントとなりそうな選手です。

13 .【福岡 16節終了時】個人CBP
13 .【福岡 16節終了時】個人CBP

最後に

GWの連戦、体力的にも精神的にもきつい中ではあったと思いますが、シーズン序盤とくらべればしっかりとチャンスをつくり、守備も大崩れせずに内容も伴いながら戦いきってくれたかなと感じています。まずはお疲れさまでした。

とはいえもう少し点を取って勝ちを積み上げてもらいたいのも事実。山岸もコンディションがあがってきており、キャスパーユンカーも練習試合で実戦復帰。FWの目覚めに期待しながら応援していきたいと思います。それでは。

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