はじめに
コンウェンですこんにちは。やったぜ久しぶりの勝利です。色々あった?がとにかく勝ったぜミニレビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。
第29節レビュー
第29節戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
グラフは…よく勝ったね…といった感じ。クロス以外は極小で守備がでかいのもたぶん必死で守ったから(これは別に悪いことではないですが)。グラフの値がいまいちな理由としては確実に勝点を取るためでしょうか、あまりプレスにいかなかったことがひとつ。もうひとつの理由は奪ったあとのパスがちょっとお粗末だった事と感じました。前者は特に問題ないと思いますが、後者はせっかくの攻撃チャンスのパスをあっさり奪われ、また相手のターンと言うのが多く、見ている我々以上に選手ががっくり来ないか心配になってしまいます。
スタッツもなかなかで、ゴール期待値はおそらく結果押し込むだけの位置となった佐藤のシュートが効いているのか岡山を上回るものの、シュート数はわずかに4。枠内2というさみしい結果。進入スタッツも岡山に負けており、必死のクリア数36。チャンス構築率はなんと3.9%。まぁ、ワンチャン決めてよく守りきったという感じです。
時間帯別シュート&保持率を見てもよく勝った頑張ったの感想しか出ません。それだけ武田が持ってる漢ということでしょう。…たぶん。あ、でもシュート位置は割と正面の良いところで撃ってるね(無理やり褒めてみる)。

ただ得点となったショートコーナーからの稲垣大外フリーのプレーはスカウティングの結果なのかお見事でした。佐藤もよく詰めてた。
個人CBP
個人CBPを見ていきます。パスCBP全体1位は鈴木。DFの選手ながらいいパスを供給していました。名古屋上位はすっかり定番のダブルボランチ稲垣と森島。森島はだいぶ慣れてきたのか、 より攻撃で持ち味のキックを出せるようになってきましたね。

クロスは中山かっちゃん。好不調の波が激しいところはありますが、今節はボールタッチのキレもよく、いい感じでした。そしてU-20ワールドカップ代表森。同年代注目株の岡山佐藤とのマッチアップとなりましたがその中でも得意の攻撃でしっかり数字を残しています。岡山は加藤が途中出場ながらランクイン。

シュートは和泉と稲垣が名古屋上位。稲垣がボールに吸い寄せられるのかボールが稲垣に吸い寄せられるのか。とにかく「最後は稲垣」の印象が強い試合となりました。岡山1位はルカオ。前線で起点も作られ怖かった。
奪取は岡山中盤の田部井。中盤でだいぶやられましたね。名古屋上位は好調佐藤とパスでも上位だった森島。森島はもはや確実に名古屋の核の一人になっています。
守備CBP。藤井がさすがの安定感。いい意味で目立たない中央CBを体現してくれています。頼れる。そして藤井とともに最終ラインを構成する佐藤と内田、そして俺たちの武田がランクイン。最終盤まで気の抜けない戦いが続きましたが、何とかゼロで試合を締めくくってくれました。
というわけで、狙い通り半分、うまく行かなかった部分半分と感じた試合でしたが、とにかく久しぶりの勝ちを手にすることができました。次はこの戦い方をブラッシュアップしてくるのか、もう少しかえてくるのか注目です。
第30節プレビュー
第30節湘南ベルマーレ戦のプレビューです。
名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。
試合展望
全体的に大きめのグラフ。特に奪取が高めで、高い位置での圧力によるボールロストに注意です。
Team Styleを見てみるとカウンタープレス、ミドルブロック、ラインブレイクランが
高め、即時奪回や、やや高めの位置での奪取からの裏どり攻撃に注意。
Chance Buildingはシュートは少なめ、ゴール数も低めです。被シュート成功率、被ゴール数がともにリーグ20位となっており、撃てる機会は増えそうです。
個人CBP
個人CBPを見てみます。キーマンはMF鈴木(雄)。パスと奪取がチーム1位,守備も高めと彼に仕事をさせないことが攻守で大事となりそうです。攻撃陣ではクロスの高い藤井、ドリブルの高い福田、パスレシーブとシュートの高い鈴木(章)がポイントとなりそうです。
最後に
ということで苦しい中、決して良い内容では無かったかもしれませんがやっと勝てました。この勢いに乗ってもう一つ、旅立ったU-20 戦士たちが集中して世界と戦えるようにというのも含め、勝ってもらいたいと思います。それでは。