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データで見る2025年J1リーグ第30節湘南ベルマーレ戦レビュー&第31節アルビレックス新潟戦プレビュー #grampus #グランパス #bellmare #アルビレックス新潟 K0095

はじめに

コンウェンですこんにちは。やりました連勝です。前半大量得点で圧勝かと思いきや世の中そんなに甘くなかったが勝ったので良しなミニレビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。

第30節レビュー

第30節湘南ベルマーレ戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。

1.名古屋グランパス・湘南ベルマーレのチャンスビルディングポイント比較
1.名古屋グランパス・湘南ベルマーレのチャンスビルディングポイント比較

CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。

試合短評

3点獲ったとは言えめちゃめちゃ優勢と言うわけでもなかった前半とほとんど十人だった後半ということでグラフは湘南がかなり大きなものとなっています。とはいえ名古屋も中山や人数不利な中でも躍動した木村を中心とした積極的な仕掛け、稲垣、山岸らのシュートによりいい感じのグラフではあります。

スタッツはやはり後半のレッドカードが効き、湘南がゴール期待値2.659、シュート数23、チャンス構築率22%とともに圧倒的。特に山岸退場以降は支配率ほぼ20%、被シュート15本とめちゃめちゃ打たれておりますが、名古屋はよく耐えきりました。湘南の30mライン進入回数も実に72回。本当にがんばって逃げ切った。

2.【第30節】スタッツ抜粋
2.【第30節】スタッツ抜粋
3.【第30節】シュート位置
3.【第30節】シュート位置
4.【第30節】時間帯別保持率・シュート数
4.【第30節】時間帯別保持率・シュート数

個人CBP

個人CBPを見ていきます。

パスCBPは、後半ほとんど湘南のターンだったこともあり、ほとんど湘南の選手ですが、その中でも全体1位は湘南中野。この後出てくるほかのCBPでも数多くランクインしており大活躍でした。名古屋は稲垣と内田が上位でした。

5.【第30節】パスCBP個人データ
5.【第30節】パスCBP個人データ

クロスも全体1位は湘南中野。名古屋は好調中山がチーム1位。崩す部分からキレッキレでしたね。俺たちの永井もランクイン。さすがです。

6.【第30節】クロスCBP個人データ
6.【第30節】クロスCBP個人データ

ドリブルは湘南鈴木雄斗が1位。前半から多くのチャンスを作られた恐ろしい選手でした。名古屋1位は木村。人数不利の中でもゴール前で積極的に仕掛けかなり惜しいシュートを撃ってくれました。そろそろ決めて報われてほしいものです。2位は中山。いい感じです。

7.【第30節】ドリブルCBP個人データ
7.【第30節】ドリブルCBP個人データ

シュートも湘南中野が1位。名古屋は久しぶりの山ピースの飛び出した山岸と、伝家の宝刀ミドルシュートで見事なゴールを奪った稲垣が上位。地を這うシュートもすごいですがあの稲垣のボールとの待ち合わせ能力は一体なんでしょうね。

8.【第30節】シュートCBP個人データ
8.【第30節】シュートCBP個人データ

奪取でも湘南中野が上位。素晴らしい。名古屋は中山、山岸、永井が上位と攻撃的な選手がランクインしており、きっちり前から奪えていたことがわかります。

9.【第30節】奪取CBP個人データ
9.【第30節】奪取CBP個人データ

守備CBP。藤井は本当に頼れる。後半押し込まれ続けた中でもしっかりと守り切ってくれました。2位は森島。どちらかというと攻撃面を期待されてボランチを任されていると思いますが、守備でもしっかり数字を残してくれました。そして触れざるを得ないのが漢武田洋平。結果として3-0の前半も決して圧倒していたわけではない中、ビッグセーブや好守でゴールマウスを守り、流れをグッと引き寄せてくれました。金枠あげちゃう。

10.【第30節】守備CBP個人データ
10.【第30節】守備CBP個人データ

というわけで、正直1試合平均のデータを見るこのスタイルのレビューにとって大敵である「途中で展開がコロッと変わる」試合となりました。山岸は好調すぎてちょっとやりすぎたのかもしれませんが、反省してもらいましょう。監督に優しく() 怒られてください。

第31節プレビュー

第31節アルビレックス新潟戦のプレビューです。

名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。

11.名古屋グランパス・アルビレックス新潟のチャンスビルディングポイント比較
11.名古屋グランパス・アルビレックス新潟のチャンスビルディングポイント比較

試合展望

グラフはドリブルが高め、その他すべての値がJ平均くらいといったところでしょうか。

Team Styleを見てみると自陣ポゼッション、ローブロックが高くミドルブロックが低く、KAGI(守備の際にどれだけ相手を前進させなかったか)、AGI(攻撃の際にどれだけ相手ゴールに近づけたか)の値もともにリーグ20位となっています。これは新潟陣内でのプレー時間が多いことを表しており、高い位置で奪えれば多くのチャンスが見込めるということになります。

12.【新潟 30節終了時】Team Style
12.【新潟 30節終了時】Team Style
13.【新潟 30節終了時】AGI/KAGI
13.【新潟 30節終了時】AGI/KAGI

Chance Buildingはシュート成功率は少なめ、ゴール数も低めとなっています。被シュート成功率、被ゴール数がともにリーグ19位となっており、上でも書いた通り新潟陣内でボールを奪って多くのチャンスを作っていきたいところです。

14.【新潟 30節終了時】Chance Building
14.【新潟 30節終了時】Chance Building

個人CBP

個人CBPを見てみます。攻撃ではチーム最多6ゴールを挙げている長谷川、ドリブルの値が高い橋本に注意です。パスはCBの舞行龍ジェームズが高く、いいパスの供給元とならないように前から当たっていきたいものです。守備の値が高いのは右SB藤原。好調中山で押し込んでいきたいですね。

15.【新潟 30節終了時】個人CBP
15.【新潟 30節終了時】個人CBP

最後に

ということで3得点からの10人という、ジェットコースターのような展開でしたが大事な大事な6ポインター、しっかりと勝利を飾ることができました。息をつく間もなく中2日での試合となりますが、引き続き応援していきたいと思います。それでは。

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