はじめに
コンウェンですこんにちは。アレなアウェイでの対戦から時は流れ、ホームで成長した名古屋を見せつけたいところでしたがまたも悔しい敗戦。でも前よりは確実に闘えていたミニレビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。
第35節レビュー
第35節ガンバ大阪戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
大量のシュートを打たれG大阪のデカグラフ。悔しい最大目盛3です。名古屋もクロスの値が高め、シュートもそこそこでしたが、ジェバリのキープ力を中心に大阪ボールが続き、敗戦を喫してしまいました。森、木村等々、惜しいシーンも結構あったんですけどね。
スタッツを見ると名古屋も1点ほしい所ではありましたがほぼゴール期待値通りの結果かと。G大阪に、シュート20本打たれ、ボール保持率65%越え、30ライン進入52回と守勢が続く試合となってしまいました。とはいえ名古屋もペナルティエリア侵入は11回とそこそこの数字でどこか一つ決めていれば…というところでした。
シュート位置も名古屋はしっかりとペナルティエリア内で撃てており、アレだったアウェイと比べてもよくはなっていると考えていいと思います。
時間帯別の保持率・シュートですがほぼG大阪にボールを握られていました。特に終了間際の大攻勢は保持率8割近く、シュートも実に9本。武田のナイスセーブも含めよく守り切りました。しのぎ切ったところから後半切り替えて…と行きたいところでしたが早い時間で失点、その後も大きく押し返すことはできませんでした。
個人CBP
個人CBPを見ていきます。パスはほぼG大阪。ほぼG大阪ボールだったのでここはまぁ仕方がないです。
クロスは河面、森島が上位。左サイドから攻撃を組み立ててくれました。G大阪はジェバリ。きちんとボールを収めてチャンスにする恐ろしい選手でした。
ドリブルはG大阪奥抜、山下、ジェバリが上位。サイドでやられた印象です。名古屋は永井と木村が上位で、木村は仕掛けも多く、調子はよさそうです。
シュートもG大阪奥抜、山下、ジェバリが上位。いつメン。たくさん打たれてしまいましたね…。名古屋は山岸木村とFW陣が上位なのはいいことです。
奪取は稲垣と森島のボランチコンビが上位。この値は中盤が高めでボールを奪えていることを表しているので良い傾向です。逆に満田に高い位置で奪われていることも表しているのでそこは反省。大事にボールをキープしたいですね。
守備は藤井、佐藤、原とCB陣が上位。特に前半終盤から後半にかけて頑張りました。
というわけで、決していいとは言いたくないが前よりはよくなっているんだぞというG大阪戦でした。失点も、押し込まれて決壊したというよりはカウンター気味にやられた失点ですので、そのあたりをしっかり修正してもらいたいですね。
第36節プレビュー
第36節柏レイソル戦のプレビューです。
名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。
試合展望
うーんデカい。さすが優勝争いのチームといったところです。特に攻撃系が大きく、パス、ドリブルCBPはリーグ1位です。とにかく攻撃力が恐ろしいチームです。
Team Styleをみるとポゼッションが高い。そしてハイプレッシングを筆頭にミドルもカウンタープレスも高い。典型的な保持からの即時奪回ですね。下手すると一生押し込まれるので、多少はしょうがないにしても引きすぎない、奪えたあとは丁寧にプレーしてもらいたいですね。
Chance Buildingはシュート成功率、被シュート成功率ともに上位。絶対強いやんこんなん。って言っててもしょうがないので攻守とも丁寧に行きましょう。
得点失点パターンはプレイスタイルに違わず短いパスから。クロスも大外からドーンというよりはえぐってマイナスクロス(一番やられた感出るやつ)が多いと類推されます。
個人CBP
個人CBPを見てみます。攻撃はドリブル、クロスの高い小屋松、パス、シュートの高い小泉、クロス、ゴールの高い久保(ここ数試合出てないようですがケガ?)が上位。強力なアタッカーが名を連ねており、前述の通りサイドを抉られて中でズドン、は本当に注意。WBと外のCBは受け渡し等連携よく守ってもらいたいですね。守備は古賀。奪取守備ともにチーム1位な上パスCBPも高い、THEキーマンです。
最後に
ということでいよいよほんとにほんとに最終盤。それぞれの順位確保のためどのチームも負けられない戦いが続きます。そんな中一つでも上の順位で終わるために選手も必死で闘ってくれると思いますので、引き続き応援していきたいと思います。それでは。















