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最近の騒動に思うこと

こういうときにはどうしたらいい?

今回、話題となっている記事についての私個人の見解です。

今回の件は監督だけの問題にはならず、チーム全体に波及する可能性のある重大な事案です。相手は自分の知名度が上がり、自分の影響力を増すことが狙いと予想できます。

既にチームとしてロックオンされているため、今回対応にミスると今後もずっと食い物にされる可能性があります。

対応については我々ができることはなく、静観するしかありません。

このような状況で「チームのために良い結果」を生むために、ファン・サポーターの皆様にご理解いただきたい、最も重要な戦略的アプローチがあります。

それは、「相手(記事)の土俵に乗らず、騒動を日本に持ち込ませない」ことです。

チームにとって最悪のシナリオは、この記事が日本のメディアや、まだこの記事を知らない多くのファンの目に触れ、大きな騒動(いわゆる「炎上」)になってしまうことです。

そうさせないために、チームを想う皆様にぜひお願いしたい「望ましい行動」と「避けるべき行動」をまとめます。

チームのために「避けるべき」行動(リスク)

監督やチームを守りたいという皆様の善意が、かえって問題を大きくしてしまう(いわゆる「ストライサンド効果」)可能性があります。以下の行動は、相手(著者)の思う壺であり、チームを窮地に追い込む可能性があるため、どうかお控えください

  • 記事のリンクをシェア・拡散すること(X, Instagramなど)
    • 理由: 「こんなひどい記事がある」「これは嘘だ」と善意で広めることも含め、リンクをシェアする行為そのものが、この記事の注目度を(特に日本国内で)爆発的に高めてしまいます。これが最大のリスクです
  • 著者(Danilo Servadei氏)のSNSアカウント に反論や抗議のメッセージを送ること
    • 理由: 著者に直接「攻撃」することは、相手に「グランパスのファンから攻撃されている」という新たな記事のネタを与えることになります。また、皆様の行動が「クラブのイメージダウン」に利用されてしまいます。
  • グランパスの公式SNSに「なぜ反論しないのか」「公式見解を出せ」と要求すること
    • 理由: この種の法的問題が絡む事案では、クラブが「公に沈黙」し、水面下で法務対応を進めることが最善の戦略です。皆様がクラブに公的対応を迫ることは、この重要な法務戦略の足かせとなり、クラブを苦しめる結果になりかねません。

チームのために良い結果を産むことが想像できる「推奨される」行動

では、どうすればチームの力になれるのか。それは、ネガティブな情報に反応せず、ポジティブな応援でチームを包み込むことです。

  • 【最重要】記事を「完全に無視」し、「話題にしない」こと
    • 理由: この種の海外発の記事にとって、最もダメージとなるのは「誰にも反応されないこと」です。皆様がこの話題を一切しないことが、この記事を(少なくとも日本国内では)存在しないものにし、騒動を未然に防ぐための、最も強力で、最も賢明なサポートとなります。
  • 「この記事」ではなく「チーム」へポジティブな発信を増やすこと
    • 理由: SNSのタイムラインを、この記事への言及ではなく、長谷川監督や選手たちへの前向きな応援メッセージ試合への期待これまでの功績への感謝で埋め尽くしてください。
    • 効果: これこそが、ネガティブな話題を「鎮火」させる最良の方法です。チームや監督が(もしこの記事を目にして)動揺していたとしても、皆様の変わらぬ温かいサポートが何よりの力になります。
  • クラブの「水面下の対応」を信頼し、見守ること
    • 理由: 記事には「反論権」という法的な罠が仕掛けられています 。クラブは(皆様にお見せすることはありませんが)弁護士を立て、このような法的な問題にプロとして冷静に対処しているはずです。
    • 皆様へのお願い: チームはピッチで戦い、クラブのフロントは法務や広報の最前線で戦っています。皆様には、その両方を信じていただき、ピッチ上のチームへの熱い声援を「いつも通り、いつも以上に」送っていただくこと。それが、クラブ全体にとって最良の結果をもたらします。

ファン・サポーターの皆様の力は絶大です。その力を、見知らぬ海外の記事や著者に向けるのではなく、我々の大切な監督・選手・チームに向けてください。「無視」と「ポジティブな応援」。これが、名古屋グランパスというファミリー全員でこの問題を乗り越えるための、最も賢明な「共闘」です。

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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