はじめに
コンウェンですこんにちは。中断期間、多分に漏れずいろいろありました。J1残留確定でいろいろ正式に動き出したのかユンカーの退団決定、監督のあれこれ…意識はそっちに持っていかれがちですがまだまだ今シーズンは終わっちゃいないミニレビュー＆ミニプレビュー、よろしくお願いします。
第36節レビュー
第36節柏レイソル戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP：Chance Building Point「選手（またはチーム）が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
グラフは柏が大きいもののパスの値、クロスの値は悪くなく、また奪取も高い値がでており、オウンゴールによる1失点のみと、そんなに悪い結果ではなかったと感じます。
スタッツを見るとゴール期待値はどちらも低いものの、わずかに名古屋が上回っています。シュート数は若干柏が多いが枠内は同数の3、ペナルティエリア進入も同数、クロスも多くレイソルに多くのクリアをさせているあたりを考えても、いい戦いができていたのではないでしょうか。1点欲しかった。
シュート位置もエリア内中央よりで撃てておりいい感じです。
時間帯別の保持率・シュートですが前半はボールを持たれるもののシュートはほぼ同数、後半はボール保持は盛り返すもののシュートはあまり撃てていないという結果になりました。相手が疲れたり、若干守りに入った時、攻め切る力が欲しいですね。
個人CBP
個人CBPを見ていきます。パスは全体1位は小屋松。名古屋は森島と菊地という攻撃をつかさどってほしい二人がきっちりランクインです。
クロスは野上、安定感。そして菊地がここにもランクイン。攻撃の立役者となってくれました。
シュートは柏の細谷。名古屋の上位はストライカーとして覚醒しちゃいそうな佐藤とストライカーとしてあとは決めるだけの木村。もうちょっと、もうちょっとだ。
奪取にも菊地。大活躍です。和泉もランクインし、前での奪取がうまくいってますね。
守備は柏古賀が1位、名古屋は三國が1位。いろいろあったシーズンだけど、最後に頼れるのはCB。引き続き頼むよ三國。柏はGK小島がランクイン。シュートを未然に防ぐプレーが多かったということで、名古屋にとっては嫌なプレーができていたということです。
というわけで、内容は決して悪くなかったのでなんとか引き分け以上で終わりたい試合でした結果は1－0の敗戦。オウンはまぁたまたま最後に触ったのが誰かだけなので気にせずそこまでいった流れを反省して繰り返さないようにしてもらいたいものです。それより1点欲しかった。そんな感じ。
第37節プレビュー
第37節FC町田ゼルビア戦のプレビューです。
名古屋との比較データ（シーズン平均）をプロットします。
試合展望
クロスが飛び出ておりあとはJ平均レベルかという感じの町田です。
Team Styleをみるととにかくカウンター、という数字になっていますロングカウンターの数字が目立ちますが、ラインブレイクランやハイブロックの値が高く、高い位置で奪ってのショートカウンターにも注意が必要です。どんな盤面からでも一発でひっくり返される可能性が高く、CBを中心とした対応力が求められます。
Chance Buildingは被シュートが少なく、なかなかチャンスを作らせてくれそうにありません。ゴールもシュート数と比較するとやや高めの順位で、カウンターにより、決定率の高い状況でのシュートが多くなると予想されます。がんばれ守備陣。
得点失点パターンはグラフでも出ていたようにクロスからが多いです。セットプレーからの得点も多く、ロングスロー含め、プレーが止まったときに集中が必要です。
個人CBP
個人CBPを見てみます。この、相馬？っていう選手どうやら日本代表らしいですがさすがに素晴らしい数字を残していますね。なんでかふと思ったのですがこんな選手を大学から見出して育て、海外へ送り出したチームがあるとすればきっとすばらしいチームなのでしょうネ。…冗談はさておき本気で脅威です。サイドを崩されたらあとはお得意のクロスです。なんとか封じ込めましょう。パスが高いのは昌子。ここからの展開に注意。守備系は奪取の前と、守備の岡村がポイントでしょうか。
最後に
ということで納得のいく形ではないものの無事残留も決め、あとは1つでも上を目指してあと2つ。最後まで応援していきたいと思います。それでは。