はじめに
コンウェンですこんにちは。追いつかれての悔しい引き分け…引き分けです(強調)。1点差を追いつかれるのは2点差じゃないからだミニレビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。
第8節レビュー
第8節京都サンガF.C.戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
グラフは大きめ悪くない。パスシュートはしっかりリーグ平均より上、守備もバランスよく平均程度です。珍しくドリブルが大きく、あとで出てきますが、中山や木村が推進力を魅せてくれました。ただそれ以上に京都の守備とシュートがデカい。守備はいい所で顔を出してきたエンリケトレヴィザン、シュートは前線で大暴れしてくださったマルコトゥーリオが大活躍。甲田のクロスと見せかけて誰も触らないならシュートで先制したものの逃げ切ることはできませんでした。
スタッツはゴール期待値は名古屋1.686、京都1.42とわずかに名古屋が上、しかしシュート数は名古屋16、京都シュート21と本数では負けてしまいました。枠内も名古屋は3本とシュート数に対しては少しさみしい数字です。枠ぅ。ただ、両チームで37本ものシュートが生まれたゲームは見応えありでした。進入系スタッツも名古屋がやや優勢、一方チャンス構築率はシュートの多かった京都が優勢でお互い決め切りたかったなぁという試合だったかと思います。
京都 | 名古屋 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
平均 | 率 | 数 | 項目 | 数 | 率 | 平均 |
1.318 | – | 1.42 | ゴール期待値 | 1.686 | – | 1.541 |
14.3 | 4.8% | 21 | シュート | 16 | 6.3% | 15.1 |
4.5 | – | 7 | 枠内シュート | 3 | – | 4.8 |
0.0 | – | 0 | PKによるシュート | 0 | – | 0.0 |
383.5 | 71.7% | 297 | パス | 341 | 68.3% | 444.9 |
15.6 | 21.4% | 14 | クロス | 22 | 13.6% | 16.8 |
8.4 | – | 6 | 直接FK | 14 | – | 14.1 |
2.6 | – | 1 | 間接FK | 0 | – | 1.3 |
5.1 | – | 9 | CK | 7 | – | 5.3 |
28.8 | 73.9% | 23 | スローイン | 23 | 87.0% | 18.1 |
8.5 | 58.3% | 12 | ドリブル | 10 | 80.0% | 10.3 |
17.6 | 64.3% | 14 | タックル | 19 | 52.6% | 20.6 |
26.5 | – | 34 | クリア | 25 | – | 23.1 |
0.6 | – | 2 | インターセプト | 1 | – | 1.9 |
1.9 | – | 0 | オフサイド | 1 | – | 1.8 |
2.3 | – | 3 | 警告 | 0 | – | 1.1 |
0.0 | – | 0 | 退場 | 0 | – | 0.0 |
33.9 | – | 26 | 30mライン進入 | 35 | – | 41.3 |
12.1 | – | 13 | ペナルティエリア進入 | 14 | – | 13.6 |
114 | – | 110,331m | 総移動距離 | 105,817m | – | 114.0 |
160.6 | – | 182 | スプリント | 152 | – | 142.5 |
122.1 | – | 104 | 攻撃回数 | 113 | – | 118.3 |
11.7 | – | 20.2% | チャンス構築率 | 14.2% | – | 12.8 |
52.5 | – | 49.5% | ボール保持率 | 50.5% | – | 52.5 |
シュート位置です。甲田のゴール含めやや外からのシュートが多いものの、ゴールに近い所にも塊ができており、いい感じかと思います。京都は距離も関係なく積極的に打ってきている様子がわかります。
時間帯別の保持率・シュートです。それぞれいい時間帯がありますが、名古屋的には前半の多い所でもう一本決めておきたいところでした。前半後半ともに終盤にオープン気味に打ち合いになっている様子も見え面白いですね。
個人CBP
個人CBPを見ていきます。パスは中山と木村。サイドから起点を作ってくれた絶好調中山と前線で最もギラギラしている漢木村がチャンスを創出しました。
京都 | 名古屋 | |
|---|---|---|
1.74 | 中山 克広 | |
1.57 | 木村 勇大 | |
奥川 雅也 | 1.37 | |
平戸 太貴 | 1.3 | |
1.3 | 野上 結貴 |
クロス全体1位は平岡、名古屋は楽しそうに攻撃参加する三國と「…今のはクロスではない…、シュートだ…」を決めた甲田が上位でした。あれはデータ的にはシュートにカウントされてるんですかね。
京都 | 名古屋 | |
|---|---|---|
平岡 大陽 | 0.53 | |
0.52 | 三國 ケネディエブス | |
0.47 | 甲田 英將 | |
佐藤 響 | 0.47 | |
0.46 | 野上 結貴 |
ドリブルは名古屋は短評でも触れた中山。相変わらずコンディションよさそうです。木村も自慢のFW陣が山岸、ヴィニシウスとケガ的な意味でちょっと暗雲立ち込める中、気を吐いてくれました。高嶺もしっかりランクイン。いい躱しからシュートを撃ったり、マジで何でもできる男です。京都は奥川が全体1位、そしてゴリゴリとキープに全身に見せてくれたマルコトゥーリオがランクイン。怖かった。
京都 | 名古屋 | |
|---|---|---|
奥川 雅也 | 0.58 | |
0.49 | 中山 克広 | |
マルコ トゥーリオ | 0.44 | |
0.43 | 木村 勇大 | |
0.43 | 高嶺 朋樹 |
シュートはダントツでマルコトゥーリオ。同点弾のドンピシャヘッドも素晴らしかったですがそれ以外にも多くの恐ろしいプレーを見せられました。名古屋はここでも中山。惜しいシュートがありました。そしてボランチコンビ(高嶺はCBスタートでしたが)がランクイン。稲垣の嗅覚と高嶺のパワー、ガンガン撃ってもらいましょう。
京都 | 名古屋 | |
|---|---|---|
マルコ トゥーリオ | 5.88 | |
エンリケ トレヴィザン | 2.57 | |
2.55 | 中山 克広 | |
2.54 | 稲垣 祥 | |
2.42 | 高嶺 朋樹 |
奪取はボランチ森島と右CB野上がしっかりと仕事をして上位。そして中山甲田の両WBが頑張っているのが数値に現れています。
京都 | 名古屋 | |
|---|---|---|
13.6 | 森島 司 | |
12.57 | 野上 結貴 | |
12.2 | 中山 克広 | |
11.19 | 甲田 英將 | |
鈴木 義宜 | 9.44 |
守備は京都がエンリケトレヴィザン、名古屋は藤井がそれぞれチーム1位。最後の砦がお互い数字を残しています。
京都 | 名古屋 | |
|---|---|---|
エンリケ トレヴィザン | 4.46 | |
2.82 | 藤井 陽也 | |
須貝 英大 | 2.52 | |
鈴木 義宜 | 2.25 | |
福田 心之助 | 1.78 |
10.【第8節】守備CBP個人データ
というわけで、ナイス甲田のゴールでした。そのまま攻め切りたかったところですが、世の中そんなに甘くない。攻撃の形はできてきているので引き続き頑張ってもらいましょう。
第9節プレビュー
第9節セレッソ大阪戦のプレビューです。
名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。
試合展望
全体的には名古屋が大きいグラフです。攻撃的なサッカーの形をしている…。セレッソは守備が特徴的。攻撃はパスがやや大き目でしょうか。
Chance Buildingをみても、被チャンス構築率こそ数字はいまいちなものの、被シュート成功率は2位と撃たれたシュートをしっかりブロックする、枠に飛ばさせないという、守備ポイントグラフが大きい理由が垣間見えます。一方攻撃側は少し数字は悪め。この数字通りシュートまでは持ち込ませず、シュートはしっかり撃ちつつ試合の主導権を握りたいものです。
個人CBP
個人CBPを見てみます。攻撃は受けて捌けて撃てるFW柴山が危険。ほかにもサイドでクロスポイントの高いチアゴアンドラーデ、破壊力のある櫻川ソロモンに注意です。守備系では奪取の高い中盤の田中、守備の高いDFディオンクルーズがポイントです。さらに二人ともパスの値が高く、奪われてからの展開にも要注意です。
最後に
というわけで、追いつかれての引き分けとなりました。ピーケーは実在しない。いいね?若手の躍動もあり、チームとしてはいい雰囲気なのではと感じています。次こそ勝利を期待しましょう。それでは。






