はじめに
無傷の4連勝、勝ち点12でグループステージの首位。
ACLグループステージでの無失点継続中。
素晴らしい記録です。
ただ、グループステージ勝ち抜けを決めないと意味をなさない記録です。
「勝ちたい、勝ち上がりたい」
これが名古屋ファミリーの願いでしょう。
今節で勝利できれば勝ち点15となり、グループステージの勝ち抜けがほぼ決まります。
今節のジョホール・ダルル・タクジム(JDT)、次節の浦項スティーラースと難敵が続くだけに、今節での勝利、勝ち点3獲得はマストと言っても良いでしょう。
両チームの予想先発
名古屋グランパスは前節も機能していた4-3-3と予想します。
前節途中出場だった米本をアンカーに据えた稲垣、長澤の3センターでDFラインからのパスの出口を多く作り、SHの相馬、マテウスを軸に両サイドからの攻撃を軸にすると推測します。
マテウス、中谷、吉田、稲垣、マテウスはほぼ休みがありませんが、マッシモ監督が自らJDTにつけ入る隙を作るとも思えず、「いつも通り」の試合を展開しようとするでしょう。
JDTはACLで4-1-4-1で配置することが多いため、今節も同じと予想します。
前節の浦項スティラース戦で主力の左SBアズリフナスルハクとCBマウリシオが出場停止、ドリブルが武器のレアンドロベラスケスを完全に休ませたため、名古屋戦では先発と予想しています。
一方でACL名古屋戦から主力として出続けたCBのシェーンロウリーと中盤の要であるアフィークが出場停止、主力が何人か欠けた布陣となることは間違いないでしょう。
個の力で殴り続けろ
前回の対戦では初戦の緊張、ピッチ状態に苦しみ、名古屋が思い描くような試合にはなりませんでした。
2節以降は荒れ気味の芝やスコールなどにも適応し勝利を重ねることが出来ました。
試合展開はアクシデントが無い限りは名古屋が多くボールを握る展開を予想していますが、JDTは主力何名かがフレッシュな状態で出場してくるはずです。
今シーズンのJ1リーグと同じように先制点を奪われると苦しくなるので、まずは先制点を与えない固い守備、固い試合展開を期待したいところです。
攻撃に関しては相馬、マテウスなど個の力で攻撃のチャンスを広げられる選手が揃っています。
途中出場の選手も含めて90分この力で相手を殴り続けることで得点を重ねて欲しいですね。
おわりに
JDTは初戦で辛くも勝利した相手ではありますが、前節で主力数名を温存したこともあり、今節も楽勝とはいかず、苦戦すると予想しています。
泥臭い得点でもオウンゴールでも何でも良いので、得点とクリーンシート。
勝ち点3を期待したいところです。
良い試合になりますように。