はじめに
本日はJ1リーグの第17節、浦和レッズとのアウェイゲームです。
今節でJ1リーグも折り返し、名古屋は上位進出を図る意味でも重要な一戦です。
長谷川監督も「力的にはJリーグの中でも上位のチームだと思いますので、中断明けでどんな形でくるのか。ホームゲームですし、気合も入ってくると思いますので、我々もしっかりとした覚悟を持って、埼玉スタジアムに行かなければいけないと思っています」とコメントしており、警戒しています。
この試合をプレビューします。
両チームの予想布陣
負傷者の情報なども考慮し予想しました。
①浦和レッズ
基本布陣は4-2-3-1と予想します。浦和は馬力のある外国人選手も多く、2週間ほど公式戦が無かったため休養十分です。
- GK:西川と予想します。
- DF:CBは岩波とショルツ、両SBは宮本、大畑と予想します。
- MF:CHは伊藤、岩尾、OHは江坂、両SHはシャルクとモーベルグと予想。
- FW:松尾の1トップと予想。
②名古屋グランパス
3-1-4-2の基本布陣で予想。ルヴァンカップの京都戦と同じメンバーと予想しています。
- GK:ランゲラックが怪我の為、武田でしょう。
- DF:藤井、中谷、丸山のCBトリオと予想。
- MF:アンカーにレオシルバ、IHに稲垣と仙頭、左WBに相馬、右WBには森下と予想。
- FW:現状では最も得点が期待できる、マテウスカストロと酒井の2トップを予想します。
名古屋グランパスの勝ち筋
①ピッチの横幅を大きく使う浦和の両ワイドに注意
浦和は自陣ゴール前からボール保持しビルドアップします。
浦和レッズ 2022 チームスタイル[攻撃セットプレー] | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
繋いだボールを両サイドのSHがピッチの幅ギリギリを使ってボールを受け、そのまま縦に突破してクロスボールを上げる、寄せてきた相手DFが空けたスペースにCHが侵入してパスを受けるなど、外と中を使い分けて多彩な攻撃を仕掛けてきます。名古屋は3バックの為、ゴール前に大きなスペースを与えることは余りありません。しかし、両WBの裏のスペースを使われるとピンチを招くシーンが多くなると考えられます。
②ショルツを釣り出し、裏を突く
浦和レッズのCBコンビは高さもカバーエリアも広く、簡単にシュートチャンスを与えてくれません。特にショルツは189㎝の高さとビルドアップ時のパスのつなぎの上手さもありますが、自分の前方にいる選手への寄せやボール奪取に強みがあります。
アレクサンダーショルツ 2022 選手データ | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
シュートチャンスを増やすには、ショルツがピンチの芽を摘みに出た裏のスペースを突きたいところです。シュートに持ち込めればよし、ファウルを貰えれば浦和もセットプレーからの失点が30%超であるため、付け入る隙はあると考えます。
リーグサマリー:2022 J1 失点パターン | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
期待しましょう。
おわりに
チームの怪我人が増えてきましたが、ルヴァンカップでも勝ち上がりを決めた勢いで本日も勝利を期待したい。
現地に行かれる方、現地に行けない方もそれぞれの場所で応援しましょう。
良い試合になりますように。