はじめに
本日は名古屋との勝ち点差4、J1リーグ1位の横浜Ｆ・マリノスとのホームゲームです。
昨シーズンの王者である横浜は前節の湘南ベルマーレ戦でも4得点の快勝、首位の勢いを持って豊田スタジアムに乗り込んできます。
間違いなく難敵ですし、長谷川健太監督も
「優勝するためには倒さなければいけない相手だと思っています。我々の最大値を出していきたいです。マリノスを倒して勢いをつけられればと思っています」
とコメントしており、我々が熱くなる試合を期待したいところです。
この試合をプレビューします。
順位表
名古屋は現在3位。本日の試合で勝てば首位との勝ち点差を1に縮められ、逆に負ければ勝ち点差は7に広がります。本日はリーグ後半戦最初の山場と言って良いでしょう。
引用元：【公式】明治安田生命Ｊ１リーグの順位表：Ｊリーグ公式サイト（J.LEAGUE.jp）
両チームの予想布陣
名古屋グランパス
本日の初期配置は3-4-1-2(3-4-3)と予想します。
- GK：ランゲラックと予想。
- DF：藤井、中谷、河面の3バックと予想。
- MF：IHに稲垣と米本のコンビ、WBに森下、和泉と予想。
- FW：カストロ、ユンカー、永井の3トップと予想します。ユンカーと永井と2トップに近い形、真ん中にカストロの起用ではないかと考えます。
横浜Ｆ・マリノス
初期の選手配置は4-2-1-3と予想。
- GK：一森と予想。
- DF：上島、エドゥアルドのCBコンビ、松原と永田のSBと予想します。
- MF：渡辺と藤田のCHコンビ、OHに西村と予想します。キャプテンの喜田は前節もベンチ入りしていない為、試合に間に合ってもベンチスタートと思われます。
- FW：エウベル、ヤンマテウス、アンデルソンロペスの3トップと予想します。
名古屋グランパスの勝ち筋
【守備面】ボールは保持からの中央攻撃を防ぎきれるか
横浜はボール扱いの技術と機動力のある選手を多く配置し、パス回しで相手選手を動かすボール保持の際の攻撃、前線からボールを奪いアグレッシブに戦うハイプレスも強力なチームです。前回の対戦では名古屋が選手一人一人にマークをつけるマンツーマンディフェンスをベースとしたハイプレスで応戦しましたが、蒸し暑い予想気温である本日も同じ手で行くのか注目です。
横浜はボール保持率が高く60%近くにはなりそうですし、ボールを保持して相手を押し込む際にもMFの3名が3トップより少し低い位置でパスを引き出す、シュートチャンスにはペナルティエリア内に飛び出すなど中央攻撃を中心とした変幻自在の攻撃を行います。また、宮市、水沼など途中出場で投入が予想される選手達も強力です。中谷を中心とした名古屋守備陣が自陣ゴール前で耐え忍ぶ時間帯が長くなると思われますが、焦らずに戦って欲しいと思います。
【攻撃面】高いDFラインの裏をファストブレイクでを狙いたい
横浜はDFラインが高めの位置取りをします。ボール保持で攻め切る名古屋も観たいところですが、やはり活路としてはファストブレイクでしょう。名古屋が自陣ゴール前でボールを奪ったら、このDFライン裏のスペースを起点に横浜ゴール前まで一気に攻め込みたいところです。特に両WBは守備での帰陣、ボールを奪った後に前線にボールを運ぶなど獅子奮迅の活躍が求められます。
横浜はハイプレスも強力ですし、ボールを失ったら即時奪還する強さも持ち合わせていますが、ファストブレイクを基調とした名古屋の堅守速攻がはまりやすい対戦相手とも言えます。首位攻防戦ということもあり難しい試合になるとは思いますが、攻守に奮闘する両WBの奮起、FWの得点力に期待しましょう。
おわりに
首位との対決ということで、中谷からも現地から満員の観客で名古屋の選手たちを後押ししてほしいというお願いがされています。
まだチケットは完売していないようですが、豊田スタジアムに出かける時間を捻出できる方は屋根のある席も選べる状態ですし、足を運んでみてはいかがでしょうか。
良い試合になりますように。