はじめに
本日はサガン鳥栖とのホームゲームです。
サガン鳥栖は現在12位。前回対戦では0-1で名古屋は敗れていますし、豊富な運動量は健在、アグレッシブに戦う強敵です。
この試合をプレビューします。
注意!試合会場は「岐阜メモリアルセンター長良川競技場」です
本日の試合は豊田スタジアムではなく岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開催されます。グランパス公式からも行き方の案内が出ています。現地観戦される方はご注意ください。
こちらも是非
金Jのナイトゲームですので、16度くらいまで下がる予報です。防寒用の装備もお忘れなく。小雨ですが雨も降るかもしれません。
現在の順位
名古屋グランパスは現在4位です。本日の試合も勝ち点3を積み、上位チームにプレッシャーを掛けたいところです。
両チームの予想布陣
名古屋グランパス
前節のガンバ大阪戦と同様に初期配置は3-5-2と予想します。
- GK:ランゲラックと予想。
- DF:藤井、中谷、野上の3バックと予想。
- MF:アンカーに米本、IHに稲垣と永井のコンビ、WBに久保、和泉と予想。久保はガンバ大阪戦で地上戦7戦6勝と奮闘したため、今節も右WBとして起用すると考えました。
- FW:中島、ユンカーの2トップと予想。
サガン鳥栖
今シーズンもボール保持と守備の撤退時で配置が可変するサガン鳥栖ですが、本日の試合も継続して初期の選手配置は4-2-3-1と予想します。
- GK:朴一圭(パクイルギュ)と予想。
- DF:CBはファンソッコ、山﨑、SBは原田、菊地と予想。
- MF:河原と手塚のCHコンビに岩崎、長沼のWB、トップ下は堀米と予想。CHのコンビはボール扱いの技術に長け、WBのコンビもスピードに乗った突破が強みであり、守備側は対応が難しい選手達です。
- FW:小野の1トップと予想。
名古屋グランパスの勝ち筋
【守備面】多彩なビルドアップの形を持つ鳥栖の前進を阻害できるか
鳥栖の特徴は下記です。
- 鳥栖の選手は90分間サボらない運動量と相手チームの選手を困らせる立ち位置を取り続ける、チーム全体でのハードワークが特徴です。
- ハイライン、ハイプレスを得意としています。
- GKを含めてDFラインからボールを保持し、パスを回しながら相手ゴール前までの侵入を狙います。
名古屋も鳥栖と同じように前線からボールを奪いに行けばボールを取れそうに思えます。しかし、鳥栖は中盤の空いたスペースに外側からWBが侵入してパスコースを作る、1トップのFWが中盤まで下がってきてパスを受け、FWが空けた相手ゴール前へIHの選手が侵入する、など攻め手が豊富です。前節のアルビレックス新潟戦でもチームの特徴は出ていました。
本日の試合でも名古屋の選手が中盤で鳥栖のビルドアップを如何に阻止できるか。そして名古屋グランパスがハイライン、ハイプレスに屈せずに中盤でボールを刈り取れるか。ハイプレスのチーム相手には苦戦している印象の強い名古屋グランパスですが、負けずに戦ってほしいと思います。
【攻撃面】ファストブレイクで両WBの裏を素早く突きたい
鳥栖はハイラインである上、ボール保持時にDFラインが高めの位置取りをします。前節鳥栖と対戦したアルビレックス新潟も活用していましたが、名古屋が中盤でボールを奪ったらこのDFライン裏のスペースを起点に鳥栖ゴール前まで一気に攻め込みたいところです。
あまり時間を掛けすぎると運動量豊富な鳥栖の選手は迅速に自陣ゴール前に戻り、シュートを打つスペースを消してしまいます。ファストブレイクを基調とした名古屋の堅守速攻の実力が試される試合と思います。今節こそは複数得点での勝利を期待しています。
おわりに
今シーズンも残り4試合。
4連勝を目指して応援しましょう。良い試合になりますように。