はじめに
コンウェンですこんにちは。破竹の4連勝!…とはいかず悔しいスコアレスドロー。とはいえミッチ神不在のなか現人神(読み方:たけちん)様降臨での無失点&ちょっといい感じの数字も出始めている第7節ミニレビュー&第8節ミニプレビューよろしくお願いします。
第7節レビュー
第7節の名古屋とアビスパ福岡のfootballlabのCBP関係を比較してみます。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
全体グラフを見るとまぁさみしい。シュートは4本(枠内1本)と評価するにはちょっとな結果。クロスCBPもゼロと武器であったサイドアタックも不発でした。
しかし悲観することなかれ、パスポイントを見てみると上位3名が名古屋中盤を司る(司だけに)3人となっています。完全に名古屋の攻撃の中心となった森島司に加え、どちらかと言うと中盤で守備的な役割を担う米本、椎橋が上位です。前節あたりから、相手守備を崩すため、チャンスを作るための縦パス、いわゆる刺すパスが増えてきている印象でしたが、この試合もそういった攻撃が出来ていたと感じました。なぜできていたかの構造はゆってぃさんの記事を読んでいただくとして(丸投げ)、中盤の選手が攻撃の組み立てに参加出来ていることが見て取れます。
ゆってぃさん記事URL
加えて、奪取ポイントでその中盤である米本と椎橋がポイントを稼いでおり、中盤で奪い、そこを起点に攻撃に転ずるいい形ができつつあります。
もう一つの攻撃の軸となるドリブルポイントでは倍井が変わらず好調。但しDAZNでも言われていた通り、ちょっと持つ位置がゴールから遠く、結局囲まれて、の様なシーンも多かった様に思います。それでも抜け出したりしてたけど。今後上記のように中盤からの組み立てがより良くなれば、前々説のPK奪取の様な前で受けてチャンス直結シーンも増えてくると思いますのでそれらとの相乗効果も期待です。
名古屋守備面で言うと、相手キーマンであるザヘディ、変わって出てきたウェリントンともに仕事をさせませんでした。ザヘディのクロスバー直撃ヘッドは怖かったけど。他にも危ないシーンはなくはなかったですが、武田を中心にしっかりと守りきってくれましたね。居てくれて良かった武田。ありがとう武田。イケメン武田。
第8節プレビュー
第8節ジュビロ磐田戦のプレビューです.名古屋と磐田のデータ(シーズン平均)をプロットしてみます。
磐田の特徴
全体グラフで特徴的なのはクロスポイント。最もクロスポイントの高い左サイドバック松原后は前節欠場(怪我?)で出場してくるかは不明ですが、前節もCK1本を含むクロスから3点上げており、攻撃の軸である事は間違いありません。ターゲットはマテウス・ペイショット。Jの誇るマテウス達の一人です。彼の頭には要注意。
また、すでに7得点をあげているジャーメイン良を調子に乗らせない事が大事です。早めにハチャンレあたりにガツンと教育(カードはNO)してもらって、「不可」とは言わずとも「可」位までにはしておいてもらいましょう。とにかくシュート精度が高く、気持ちよくプレイさせない事が大事です。
また、磐田は比較的保持率は低く、クリアも多いチームで、攻撃時はロングボールなりクロスを上げてくることも多いチームです。クリア回収時に捕まったり、福岡戦の様にお付き合いしてポンポン空中戦になるとやっぱり攻守に安定しませんので、止めるときは止める、キープするときはキープする。メリハリのある判断と攻撃をしてもらいたいですね。
最後に
CFが揃わず、ミッチ神までもが体調不良?で欠場するなか、しっかりと勝点1を確保した福岡戦でした。非保持チーム同士の戦いは地味になりがちですが、3連敗からの3連勝からの3引き分け、なんてならないよう、しっかりと勝ちきってもらいましょう。