ダンコバ | 審判 | 守備担当 | 攻撃担当 |
はじめに
前節のショッキングな逆転負けから中3日。
本日2024年8月11日は19時からJ1リーグ10位の東京ヴェルディとのホームゲームです
名古屋は勝ち点を伸ばすことができない中でチームの中心選手である森島、内田が出場停止という厳しい状況です。鯱の大祭典が始まりますし、自動降格圏が近くなってきた状況から脱するためにも勝ち点3が欲しい状況です
この試合をプレビューします。
現在の順位
名古屋グランパスは現在13位。自動降格圏となる18位から勝ち点6しか離れていない状況であり、勝ち点3が欲しいところです
両チームの出場停止選手
名古屋グランパスは内田、森島が出場停止です。東京ヴェルディに出場停止選手はいません
両チームの予想布陣
両チームともに負傷者が復帰しつつありますが、名古屋は累積警告等で出場停止する選手、あと警告1枚で出場停止にリーチがかかっている選手が増えてきているため、選手のやりくりに苦慮しています
【参考】Jリーグの公式サイトに各ポジションの名称、役割が解説されているページがあります。サッカーではポジションの名称にバリエーションが多いのでよろしければ読んでみて下さい
なおセンターハーフは英連邦系の国ではセンターバックを意味するため、上記サイトと異なり、グラぽではセントラルMF(CMF)として表記しています
名古屋グランパス
前節からの継続で3-4-2-1の布陣と予想します。出場停止の森島に変わり、右のシャドーは先発は新戦力の菊地、後半途中から榊原を起用するのでは、と予想。前節2得点のパトリックは連戦ということもあり後半途中出場と予想しました
- GK:ランゲラックと予想。
- DF:ハチャンレ、三國、河面の3バックと予想。
- MF:CMFに稲垣と椎橋、WBに中山、和泉と予想。
- FW:菊地、山岸の2シャドー、CFにユンカーと予想。
東京ヴェルディ
前節からの継続で基本布陣は3-4-2-1と予想。連戦ですが、年齢の若い走りきれる選手が多いため、大幅に先発出場選手を組み替えることはしないと予想します
- GK:マテウスと予想。
- DF:宮原、林、谷口の3バックと予想。
- MF:CMFに齋藤と見木、WBに松村、翁長と予想。
- FW:シャドーに染野と山見、CFに木村と予想。
名古屋グランパスの勝ち筋
【守備面】ミドルブロックからのカウンター攻撃、及びセットプレーには注意
● 東京ヴェルディは相手GKまで守備のプレスを掛けにいくハイプレスも行いますが、中盤から自陣ゴール前までの守備ブロックが強固です。
● 前回対戦時にサイドからのカウンター攻撃で失点したように、ボール奪取した際のカウンター攻撃では相手ゴール前まで少人数で攻めきれますし、攻撃陣の個の質は高いチームです。
● 東京ヴェルディの選手の配置は名古屋と同じ3-4-2-1、ミラーゲームを予想しましす。名古屋の選手個々でまず簡単に抜かれない守備の強度で負けないことが前提になります。
● 攻められっぱなしにならないように、ボールを跳ね返したらDFラインを一気に押し上げて陣地を取り返す、前線からのハイプレスでボールを奪いに行くアグレッシブさも必要です。
● 自陣ゴール前でセットプレーを多く与えてしまうと、高精度のプレースキッカーを擁する東京ヴェルディ相手の場合、直接FKで高精度のシュートが飛んできます。安易なファウルの連発は避けて欲しいところです。
【守備面の予習】
東京ヴェルディは名古屋と同様に少人数でもカウンター攻撃を完遂できる選手が揃っています。前回対戦の二の舞は避けてほしいところです
【攻撃面】サイドからのクロス、セットプレーで強力なゴール前のブロックを崩したい
● ボールを奪ってからシュートに持ち込むまでの時間が速いチーム同士の対戦です。試合展開としては両ゴール前を行ったり来たりする展開が多くなると思われます。
● Football labでは東京ヴェルディの失点はクロスから、セットプレーからの失点が多いというデータの傾向です。
● 東京ヴェルディに自陣ゴール前を固められると守備ブロックは簡単に崩せません。名古屋としてはボール保持だけではなく、ボールを奪ったらファストブレイクを狙う、名古屋の長所である右サイドの攻撃で活路を見出したい。
● 名古屋はサイドからのクロス、セットプレーでゴールを狙う傾向がより強まると予想していますが、空中戦に強みのある山岸、パトリック、ハチャンレという選手達の活躍に期待しています。
【攻撃面の予習】
敗戦しましたが、前節は2得点できました。今節も複数得点を期待したい。
おわりに
正直、苦しい時期を過ごしている名古屋グランパス。本日から鯱の大祭典が始まることですし、勝ち点3にこだわる、しぶとく勝ち点を拾う名古屋グランパスであって欲しいと思います。現地で応援できる方は是非現地で応援してほしいと思います
「美しい試合」はあくまでおまけであって、名古屋グランパスには毎試合応援していて熱くなる、戦うチームであってほしい。
Never Give Up For The Win。
良い試合になりますように。