はじめに
コンウェンですこんにちは。稲垣&ピサノのE-1代表招集&天皇杯の勝利でリーグ戦がすっかり遠い昔のように感じますがミニレビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。
第23節レビュー
第23節東京ヴェルディ戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
グラフはどちらも特に攻撃系がさみしい感じ。ゴール期待値はともに低く、枠内シュートは名古屋1本、東京Vも3本とあまり多くありませんでした。名古屋のチャンス構築率は5.7%と非常に低いです。各エリア進入の数値を見てもそんなに悪くないため、全体の印象としてはめちゃめちゃ悪いとは感じなかったのですが、シュートまでもっていけていないことが課題ですね。
時間帯別保持率&シュート数を見ると前半名古屋がボールを握り攻め込むもあまりシュートまでは持ち込めず、後半疲れてきたところに逆に攻め込まれる名古屋、といった感じとなってます。前半のうちにもっとシュートまで持ち込んでできれば先制までしてしまいたかったがしっかり守られた。そんな感じ。
個人CBP
個人CBPを見ていきます。パスCBP。トップは代表で結局全試合出場の稲垣。同じく中盤の椎橋、CB原と続きます。起点となるべき選手がきっちりランクインしているのはいいことですが、もう少し前の選手が個々の数値に出てきてもいいのかなという感じはします。
クロスは椎橋と徳元。椎橋はパスに加えクロスも上位でしっかりと貢献。徳元も多くボールに関与して攻撃の中心になっていました。
シュート全体1位は東京V新井。ハイライトを見てもフィニッシュはほとんど新井。ピサノのナイスブロック等もあり何とか止めることができました。名古屋1位はクロスからいいヘディングシュートを撃った左CB野上。何でもできる頼れる漢です。
奪取はいつもの稲垣&椎橋。いつもお疲れ様です。
守備CBP。全体1位は野上。もとから左CBが主戦場でしたけど?と言わんばかりの安定感。すき。東京VはGKマテウスがランクイン。堅いGKでした。
ということでお互い決め切りたかったなぁと思っているんじゃないかと思われるゲームとなりました。理想は最終盤、稲垣のシュートが突き刺さってさすが代表選手だ!と行きたかったところですが世の中そんなにあまくない。貴重な勝点1をもって次へ臨みましょう。
第24節プレビュー
第24節横浜Fマリノス戦のプレビューです。
名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。
試合展望
横浜FMはグラフは全体的に大きめです。ただし、気持ちシュートが低めで、なかなか決定機まではいけてないのかなという印象です。
Team Styleをみるとハイブロック自陣ポゼッションが高く、ラインは高め、ボールを保持して戦ってくることが予想されます。攻撃系は全体的に低いのですが、比較的右サイドが高いようです。
Chance Buildingを見ると全体グラフでも言及した通りシュートは少なく、成功率も低めとなっています。被シュートも多く、どんどんチャンスを作って撃っていきたいところです。
AGI/KAGI指標は、AGI(攻撃の際にどれだけ相手ゴールに近づけたか)が低く、KAGI(守備の際にどれだけ相手を前進させなかったか)どちらも低い値となっており、きっちり守り、攻めあがって試合を支配してもらいたいですね。
個人CBP
個人CBPを見てみます。最も注意すべきはヤンマテウス。パスレシーブ、パスの値が高く、注意。もう一人攻撃の軸はチーム最多ゴールの遠野でしたがケガで離脱中。中盤のキーマンは山根、中盤の選手で重要視される奪取とパスが高数値です。守備が最も高いのはトーマスデンとなっています。
最後に
ということで決めたいところもありましたが貴重な勝点を得ることができました。次も大事な横浜FM戦、しっかりと勝って上を目指していきたいものです。引き続き応援していきましょう。