はじめに
コンウェンですこんにちは。なんとも悔しい逆転負け。天皇杯勝ち抜けでちょっと癒されつつミニレビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。
第25節レビュー
第25節京都サンガFC戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
んー、シュートを枠に。これに尽きる気がします。本数、ゴール期待値は京都を上回っているものの枠内はわずか1(ユンカーナイスゴール)。当然シュートCBPも低く悲しいグラフに。シュート位置見てもそんなには悪くないんですけど枠ぅですねぇ…。
ただやっぱり京都のほうが攻撃時エリア進入も多くクロスで多くチャンスを作っていた、という結果となりました。ただ、シュートを撃てなかったり、オフサイドでカウントされなかったですがユンカーが明らかにストライカーとしての位置取りがよく、周りもユンカーを目指した攻撃が出来ていたように見えるのは明るい兆しかと思います。木村も早速の起用でしたが前線で身体を張ってくれており、とても良かったように思います。
個人CBP
個人CBPを見ていきます。パスCBPは最近調子の良さそうな山岸。前線でがんばってくれました。京都1位はラファエルエリアス。厄介でした。
クロスで注目は途中出場ながらランクインの山中、劣勢の中でしたが左足でチャンスを作るというタスクをしっかりこなしてくれました。やっぱりキック精度技術は素晴らしいものがあります。
シュートチーム1位は唯一の得点&枠内のユンカーでした。前述の通り数字上は枠内シュート1ですがいい動きを繰り返していました。ここから得点量産に期待。全体1位はダントツでラファエルエリアスでした。怖かった…。
奪取はやっぱり稲垣定期。すごい。
守備CBP。全体1位は京都鈴木が立ちはだかってくれました。名古屋1位は三國。色々プレッシャーのかかる状況が続いてますががんばってます。
ということでせっかく先制したのに残念な結果となりました。失点もやられたーってよりやっちゃったーからの失点なのがより悲しい。しっかり反省してもらって次に期待しましょう。
第26節プレビュー
第26節浦和レッズ戦のプレビューです。
名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。
試合展望
全体的にグラフがデカい。特に名古屋が低めのドリブルが大きく、そのあたりの攻め方の差がどう出るか注目です。
Team Styleを見るとプレス位置低めロングカウンター主体のイメージ。ただポゼッションの値も高くボールもしっかり持つときは持つ感じなのでバランスよく攻撃を組み立てて来そうです。
Chance Buildingを見るとシュート数成功率は高め、被シュート成功率は低めと安定感のある感じ。守られてカウンター一閃マテウス・サヴィオが恐ろしい。
だいたいそんな感じ。
個人CBP
個人CBPを見てみます。注目は各ポジションの強力な外国籍選手。ご存じNo1J内マテウスに最も近い男のひとり(コンウェン調べ)であるアタッカーマテウス・サヴィオ。中盤後ろからゲームを作るサミュエル・グスタフソン。後ろをがっちり閉めるマリウス・ホイブラーテンと説明不要の選手が並びます。そこにドリブルCBPの高い金子、中盤で奪取CBPの高い安居などなど日本人がと合わさり隙のない布陣です。
最後に
ということで中断明けイマイチのイメージなら中2日連続だぁと言うJFAから名古屋への熱い忖度により真夏に厳しい日程ではありますが、泣き言も言ってられません。選手も入れ替えながら何とか天皇杯も勝ち抜きました。このまま勢いをつけてリーグも少しでも上を狙っていきたいものです。それでは。