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今できることはなんなのか #喋る机 #やわらかめコラム #grampus GR678

デスク「どうもデスクです。今日はラグさん都合により、やわらかめコラム代打です。」

デスク

記者「どうも記者です。デスクよろしくです」

記者

デ「負けてしまった…」

記「鯱の大祭典の合間でホームで戦えるのはメリットだったのですが」

デ「こういうときに勝って調子に乗りたいところだったのだが」

記「大祭典と同じ空気は作れないですね。18:30スタートということで、スタンドもちょっと人数寂しい感じでしたしね」

デ「なかなかうまく行かないものだな」

記「なんかモヤモヤします…」

デ「勝てなきゃ少なからずそうなるよな。」

記「はい…順番に振り返っていきましょう」

名古屋グランパス・サンフレッチェ広島のスターティングメンバー・ベンチ
名古屋グランパス・サンフレッチェ広島のスターティングメンバー・ベンチ
ポジション名名古屋グランパスサンフレッチェ広島
GK(ゴールキーパー)ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾大迫
CB(センターバック)原・三國(みくに)ケネディエブス・野上佐々木・塩谷・荒木
SB(サイドバック)
WB(ウイングバック)徳元・森中野・新井
CMF(セントラルMF・ボランチ・センター)椎橋・稲垣川辺・田中
IH(インサイドハーフ)・シャドー・トップ下森島中村草太・中島
SH(サイドハーフ)・WG(ウイング)
FW(フォワード)木村・山岸ジャーメイン
各チームのポジション名と選手名

デ「スタメンは土曜日の試合から藤井・中山・キャスパー・和泉の4人に代えて野上・徳元・山岸・椎橋だった。キャスパーは120分の延長まで考えたときに相手のプレスがゆるくなる時間帯のほうが活きるという判断だろう」

記「和泉が控えに回ったのは出場時間を制限したいという意図ですかね」

デ「もうベテランだからな。前回のyuttyさん記事を見て貰えば和泉の重要性はわかると思うが、東京戦は大事なので」

記「試合開始すると、1分いきなり右サイドからのクロスに深い位置に侵入した新井にシュートを打たれます」

デ「あそこでまず守備陣が浮き足立った感があった。ただその後攻撃は悪い入りではなかったと思うのだが…」

記「5分いきなり田中聡のゴール枠を逸れたシュートをケネディが身体にあて、ほぼオウンゴールしてしまいます 」※記録は田中聡のゴール

デ「今季もう何度目だ、という身体に当ててコースが変わりというパターンだ。」

記「Xのタイムラインはケネディを非難する声で溢れかえりました」

デ「サッカーのゴール前の守備の原則は、①相手ボール保持者との距離感を保ちつつ、②ボールとゴールの中心ライン上に立ち、③半身の姿勢でプレーする、の3つだ。
半身になることで、自分が有利になるサイド(相手にとってはプレーの選択肢やアングルが減るサイド)へ相手を誘導するのが目的になるが、ゴール正面だと相手の利き足ではない方向に誘導できると良いのだが」

記「稲垣祥みたいに、スッと相手の懐に入ってボールを奪うっていうのは難しいんですか?」

デ「ゴール前では難しい。相手がボールを少しでも身体から離した瞬間を狙って奪うことが稲垣祥の得意技なんだが、PAそばだとPKの危険もあり、なかなかできるもんじゃない。それにボールを奪いにいくのはかわされると川崎フロンターレ戦の1失点目と4失点目みたいなことになる」

記「伊藤達哉の1得点目の中山克広が飛び込んでかわされ、シュートを簡単に打たせてしまったシーンですよね。そういう意味ではこのプレーではケネディの対応が間違ってなかったっていうことでしょうか?」

デ「明らかなエラーではない。どちらかというとブロックする技術の問題だ。
それよりも田中聡があそこでシュートまで行けていることが問題で、そのあたりはきっとyuttyさんが書いてくれるはずだ」

記「稲垣祥みたいな技術を持っていないなら、基本は守備の原則通り相手の選択肢を奪い続けて行かなきゃいけないってことですよね」

デ「気になったのは1失点目のあと、明らかにミスが増えてショートカウンターが増えたところだな。短めのパスが繋がらない、滑ってしまう。」

記「やっぱりメンタルなんですかね」

デ「サンフレッチェ広島は、川辺も田中聡も前線に顔を出しているくらいなので、落ち着いて裏を取ればチャンスはあったはずなんだ。」

記「実際シュートには至らなかったものの、良いシーンは作れていました。しかしそこで田中聡がスルーパスに抜けだし、ゴール、2失点目です。」

デ「このシーンは、ケネディが左サイドハーフライン際まで迎撃守備をしようとして、簡単に外され、ケネディが守るべき場所にスルーパスを通されている。」

記「こっちは守備の原則的には、相手に飛び込んで、ボールを奪えなかったら即ピンチっていうパターンそのまんまでしたね」

デ「これはチームの空気が悪くなる失点。明らかに前線のテンションが駄々下がった」

記「3失点目は、原が怪我で痛んだところを千切られてクロスだからなあクロス、うまくファールを貰った感じですね。PKになりました。」

デ「原輝綺の怪我が深刻なものじゃありませんように」

記「そんなこんなで前半が終わり、0-3です。ハーフタイムで木村勇大・椎橋慧也に代えて和泉竜司と永井謙佑でした」

デ「使いたくなかった和泉竜司を使わざるを得なかった。木村勇大は日曜日に温存だろうな」

記「なんで和泉竜司いれたんでしょうか?」

デ「このまま終わったら、日曜日に悪い影響があるという判断だろうな」

記「しかしいきなり大外からのクロスに逆サイドの中野が合わせて4失点目です」

デ「これはスカウティングで、徳元悠平がクロスへの対応に積極的ではない・得意ではないというところがバレていた感がある」

記「地上戦は得意だったはずなのに、ここ数試合そこも迷いを感じますね」

デ「左WBでなぜ最近中山克広が1番手になっているのかがわかる感じだったな」

記「その後、山岸祐也のビューティフルクロスに永井が飛び込み1点」

デ「あれは素晴らしいクロスだった。やはりチャンスメーカーとしての山岸は本当に優秀」

記「その後はキャスパー・ユンカーも入り、攻撃では躍動しました」

デ「なかなかフィニッシュまではいけなかったが、それは広島3バックが固かったな…。」

記「後ろ3枚で守って欲しいっていうのは名古屋と変わらないはずなんですが、なにが違うんでしょうか

デ「そこは選手の質だろうな。その代わり、サンフレッチェもCBが高齢化しているのになかなか世代交代できない。それだけ難しいタスクを負わせているってことだと思う」

記「2得点目も良かったですね。大迫が反応しきれない山岸のビューティフルミドル」

デ「キャスパーの落としも、中山の突破もクロスも良かった。中山はこれが安定的にできればな」

記「しかしその後も攻め続けるも得点はできず。試合終了です」

デ「0-4のまま終わるよりはだいぶよかったとは思う。対戦相手のFC東京が逆転勝ちで意気軒昂となっているのは困ったものだが」

記「なんとも締まらない水曜日の試合になってしまいました」

この試合の良かったところ

  • 森壮一朗は本当に自信をつけてきたのか、右WBで良い攻撃を見せるようになってきたと思う
  • 今日の中山はいい中山。長谷川健太がずっと言ってた「もっと仕掛けろ」が判ってきたのでは
  • 山岸祐也は1G1A。チャンスメーカーとして優秀なところを示してくれた
  • 和泉竜司は入るとさすが。
  • 森島司のCMFもだいぶ板についてきた

この試合の(´ε`;)ウーン…

  • 山岸祐也は前半の胸トラップからのボレーができていれば最高だったのに(試合展開も変わっていたはず)
  • 原輝綺の怪我に鶴x10000
  • 三國ケネディエブスは2失点目、高い位置で奪っていいところを見せたかったんだろうけど、原理原則に一度立ち返って…

最後に

デ「3試合連続の複数失点でXのタイムラインは荒れ果ててるな。首狩り族が大増殖してる」

記「でも、なにか手を打ちたいっていう気持ちはわかります」

デ「グランパスにS級持っているコーチは中村直志さんしかいないので、彼をこういった敗戦処理で使ってしまうのは良くない。外部から連れ来たとしても、その監督がハマる保証はない。むしろもっと酷くなる可能性もある。長谷川健太監督をクビにしても、良い監督のアテがなかったらダメだと俺は思う」

記「マテウス・カストロ、そして中断期間にその代役として白羽の矢が立てられていた菊地泰智の怪我は大きいですね」

デ「マテウス・カストロは10月、菊地泰智は9月には戻ってくるだろうから、そこを待って…と悠長にしていられる状態ではないんだよな」

記「次の4試合中3試合が残留争い直接対決です」

デ「だいぶ選手が自信を失っているっぽいのが心配だ。」

記「そんなとき、ブーイングより選手を勇気付ける応援をしたいと私は思います」

デ「チームのためにできることはなにかっていうことも考えたい」

記「お客さんとして、こうしろ、ああしろというだけじゃなく、チームのために」

デ「おあとがよろしいようで」

記「それではまた次の記事でお会いいたしましょう」

デ「次は忍者さんと会えますように」

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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