はじめに
コンウェンですこんにちは。鯱の大祭典、3試合ホーム完売と素晴らしい盛り上がりを見せてくれました。勝敗的にはちょっと振るわなかったけど俺たちの戦いはこれからだミニレビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。
第28節レビュー
第28節戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
グラフ的には良かったです。クロスドリブルシュートすべて高めでした。
スタッツを見ても勝っておきたかった。ゴール期待値は2.623、シュート16、チャンス構築率15.8%、シュート位置も見栄えよしと大量得点でもおかしくない数字に。といいながら実は枠内は2本で1得点やむなしとも言える何ともアンバランスな結果に…求むフィニッシャー。枠ぅ。
時間帯別で見ても名古屋は満遍なく撃てており、FC東京のシュートは抑えられてるのが分かります。それだけに同点弾は悔やまれる。最終盤の完全にやられたかと思ったプレーで決まらなかった事で助かってた部分もあり、何が言いたいかというと複数得点超大事。枠ぅ。
個人CBP
個人CBPを見ていきます。パスCBPは最近好調を維持しているといいでしょう山岸、そして俺たちの稲垣が上位でした。FC東京一位はショルツ。さすがいい選手です。
クロスは永井、森島が上位。運動量豊富にチャンスを作りました。森プロ(A契約おめでとう)もランクイン。攻撃力ですっかり定位置を掴みましたね。
ドリブル1位は木村。今一番ゴールへの矢印が見える選手、木村です。前で受けようとする姿勢、仕掛けようとする姿勢がいい感じで、そろそろゴールを期待したいところです。二位は森島。ボランチの位置がだいぶしっくりしてきましたね。攻撃の中心になってきています。
シュートは惜しいヘッド&貴重な先制点を叩き込んだ佐藤。良く詰めてました。2位は永井。何本か決めてほしかったところもあったぞ…。
奪取はいつもの稲垣。お世話になっております。2位のFC東京常盤は守備でも全体一位で、いい守りを見せられてしまいました。
守備CBP。前項でも触れた常盤が全体1位。名古屋1位も奪取で1位だった稲垣で負けてません。内田も上位に入っており、相変わらず便利に使える漢です。
というわけで、悔しい失点もあり、もったいないなぁという試合になりました。ピサノもだいぶ落ち込んでいたようですが、赤鯱新報さんの記事を読む限り、すでにこの試合も糧に、前を向いているようです。前向きな応援で、少しでも選手の力になれたら嬉しいなぁなんて改めて思った出来事でした。次はピサノが勝たせてくれるはずです。
第29節プレビュー
第29節ファジアーノ岡山戦のプレビューです。
名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。
試合展望
守備系CBPの大きなグラフ、奪取が高めなので、高い位置でのボールロストに注意です。攻撃で特徴的なのはクロスでしょうか。ここでピサノのキャッチ力が生きてくるはずです。
Team Styleを見てみると…うん…間違いない。めっちゃ元気なサッカーをしてきますね。高い位置でのプレス、ブロック、フィジカルコンタクトから失ってもすぐにカウンタープレス。そして左サイドの佐藤と江坂を起点に中ルカオでラインブレイク。うん、元気なサッカーをしてきますね(二回目)。割と相性の悪い感じもしなくもないですが、落ち着いて剥がして疑似カウンターをかましていきましょう。岡山はセットプレーの値も高く注意です。
Chance Buildingはシュートは少なめ、成功率ももう少しといった感じですが油断は禁物。被シュートを見ると多いのですが、被シュート成功率がなんとリーグ2位。その正体はそう、守護神ブローダーセンです。なんとセーブCBPがリーグ1位。生半可なシュートではゴールを割らせてくれないことでしょう。新たな天敵GKとならないことを祈ります。
個人CBP
個人CBPを見てみます。とにかく怖い江坂。攻撃系は軒並みチーム1位です。それからシュート、ゴールの値の高い佐藤。Team Styleのところで触れた左サイドの二人がやはりキーマンとなりそうです。対するのはおそらく名古屋の未来、森プロ。守備でも魅せてもらいたいものです。もちろん引き続き攻撃もね(贅沢)。そしてFW重戦車ルカオ。ドリブル、パスレシーブ、シュートの値が高いイメージ通りの数字が出ています。藤井、ピサノ、頼んだぞ。
最後に
ということで大事な大事な桃太郎ダービー(非公認)、絶対に負けられない秋の陣開始です。ちょっとけが人も多く苦しい中ですが、一つ一つ着実に勝点を積み重ねていくことを期待しつつ、引き続き応援していきたいと思います。それでは。