はじめに
コンウェンですこんにちは。またまた最後に劇的なのを食らってしまいましたが貴重な貴重な勝点1を得たんだと前向きにいくしかないミニレビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。
第34節レビュー
第34節横浜FC戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
グラフではパスシュートが高くボールをもって(もたされて?)試合を展開し、きっちりシュートまで行けたことを表しています。
横浜FCもシュートCBPは高く、本数は名古屋より少ないながら効果的なシュートが打てていた結果を表しています。
名古屋の守備CBPの高さは終盤の耐える時間の影響が大きそうですかね…。また、横浜FCの奪取CBPが高く、これは名古屋がボールを持ち中央への刺すパスも多く見られましたが芝の長さの影響もあったのかパススピードが足りずカットされるシーンが多かったことに関係していそうです。

スタッツは名古屋が大勝…ゴール期待値は2を超え実際きっちり2点。シュート実に17本のチャンス構築率が14.8%とよく頑張りました。一方でクリア数43本とボール保持率60%超えの試合にあるまじき本数。時間帯別情報が無いので予測ですが、終盤の猛攻撃を受けたときに必死で守った結果でしょうか。リスクをもって攻め込めとは思いませんが、もうちょっと落ち着いてゲームをコントロールできれば良かったのかなぁという気がします。あと地味に象徴的なのがフリーキック22。なんというか…多かったですね。
シュート位置も悪くなく、時間帯別保持率シュート数を見るとはっきり出ている最後の15分以降の押し込まれが、悔しい結果となりました。
個人CBP
個人CBPを見ていきます。高保持率だったためパスはほとんど名古屋。後ろの選手が目立ちます。
ドリブルクロスは哀しい感じなので割愛()。シュートは先制ゴールの横浜FC櫻川ソロモン。プレビューで言ったよね?『危険なのは福森からの櫻川ソロモン』って! この結果は何?
名古屋は完全に攻撃の要となった森島、エースの座をうかがう木村が上位。マテちゃんは悔しいでしょうがまずはしっかり治してちょうだい。
奪取は横浜FCルキアンと山田が上位。グラフのところでも書いたパスカットが大きく利いている気がします。名古屋は佐藤。ゴールも決めたし頼れる漢です。
守備は藤井佐藤が原とCB陣が上位。苦しい時間帯に稼いだポイントな気もするので少々複雑ですがまぁよく守りました。
というわけで、PKのうまいコーヒー職人こと稲垣のシビれるど真ん中PK、河面の魂の折り返しをストライカー顔負けの飛び込みで沈めた佐藤により見事逆転するも、ちょっと守りに入るのが早かったかなぁと感じる悔しい、でも頑張った試合となりました。
第35節プレビュー
第35節ガンバ大阪戦のプレビューです。
名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。
試合展望
ガンバ大阪はグラフ全体がでかめ。特にパスとシュートが大きく、攻撃力に注意です。
Team Styleをみるとロングカウンターと敵陣ポゼッションが高く、位置は中央攻撃が高くなってます。守備はミドルブロックが高く、バランスのいい位置での守備から、必要に応じて早い攻撃も保持しての攻撃も両方可能な危険なチームに見えます。
Chance Buildingはシュート数がリーグ4位と、多くのシュートを打ってくることが予想されます。一方被シュート成功率、被ゴール数は高めとなっており、こちらもしっかりとシュートまでもっていけばチャンスはありそうです。
個人CBP
個人CBPを見てみます。キーマンは右サイドのDF半田。パスと奪取の値が高く、攻守に注意。攻撃で最も注意が必要なのはやはり宇佐美。チーム1位の数字こそないものの、攻撃系の値が軒並み高く、とにかく彼をどう抑えるかが試合を決定付けそうです。フィニッシャーとしてはデニスヒュメットに注意ドリブル、シュート、ゴールが高く危険な選手です。守備が最も高いのは福岡。中谷とともに強度の高い守りを構築してくると思われます。
最後に
ということでアウェイでは正直思い出したくないくらいボロボロだったG大阪戦。あのころとは違うんだということをホームで証明してもらえることを期待しつつ、応援していきたいと思います。それでは。











