Jリーグ公式サイトで、Jリーグクラブの2014年度決算集計が発表されています。
http://www.jleague.jp/docs/aboutj/club-h26kaiji.pdf (PDF注意)
名古屋の状況がどのようになっているかというと、以下の財務諸表(概要)のようになっています。
損益はどのように変わったのか?
なんとか2014年度は2300万円の黒字となり、ライセンスの発行ができました。2013年度はわずかに赤字だったこともありましたが、なにがどう変わったのでしょうか。
見て頂いて、一目瞭然なのが黄色(増加)の部分と、水色(減少)の部分です。増川、田中隼磨、阿部翔平、ダニエル、そしてストイコビッチ監督を切ったことで3億円ものコストカットが行われました。レアンドロ・ドミンゲス選手と川又堅碁選手の補強をしなくても済んでいたら4億円以上のカットができるところだったのですね。そして微増ながら広告料と入場料が上がっているのはとても良い傾向です。
人件費の20億円はJ1でも3位と、少ない数字ではありませんが、だいぶ適性範囲に収まりつつあるのではと思われます。ジョシュアとタマちゃんがいなくなる来年はレアンドロ・ドミンゲスがフルになってしまうことを除いても減るのではないでしょうか。
この項、明日に続きます。