2015年12月7日付け中スポ/グランパスウォッチャーによると、名古屋グランパスU-18高田哲也監督が退任すると報じられています。
1969年7月31日生まれの46歳。広島県出身で、現役時代はボランチを中心に、センターバック、左サイドバックをこなす、守備のマルチロール選手でした。引退後は湘南ベルマーレユースのコーチ、監督を経て、2006年はトップチームのコーチに就任。2010年に全小優勝世代を抱える名古屋U-15の監督となり、翌年より同U-18の監督に就任していました。今年その全小優勝世代も抜けることになり、ある意味一つのサイクルの終わり、といえるのかもしれません。
実は本人にまったく確認は取れていないのですが周囲からは「チョウ・キジェ監督が湘南を抜けたら、高田哲也さんは湘南に戻ってトップチームのコーチになるのでは」という噂が出ていました。
しかし今回の報道では
今後は育成部門を統括するテクニカル・ダイレクターのポストに就き、U18が繰り広げた魅力的な攻撃サッカーをグランパスのスタイルとして各年代に定着させる役割を担う。後任は外部から招聘(しょうへい)する方針で、現在選定を進めている。
となっています。
残留してくれることはひとまず嬉しいことなのですが、役割的にはスポーツ・ダイレクターに就任するステンリー・ブラード新コーチとの兼ね合いも気になります。個人的には資格やよりモダンな守備の構築などについても勉強を重ねて頂く時間にしても良いのでは、と思っています。S級の資格持ちは新コーチ陣では誰がいるかわからない状態です。いろいろな事態に備えておくと、いいことがあるかもしれません。
これからの高田哲也さんに期待しています。