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2020年J1第4節セレッソ大阪戦マッチプレビュー #cerezo #grampus

この試合のみどころ

  • セレッソ大阪はどんなチームか
  • どれだけターンオーバーするか
  • 闘い方は変わる?

セレッソ大阪の布陣予想

今シーズン、3連勝で首位に君臨しているのがセレッソ大阪。

清武、柿谷、奧埜、ブルーノ・メンデス、都倉と豪華な前線をうまいかたちでローテーションしながら試合をおこなっています。ただ、不動のスタメンはGKキム・ジンヒョン、右センターバックのマティ・ヨニッチ、セントラルMFデサバト、FW奥埜博亮であり、その周辺の選手を切り替えて行くかたちになります。前節では控えに回っていた清武弘嗣が満を持して先発すると思われます。

マティ・ヨニッチからの組立てを阻害しろ

Football labによると、セレッソ大阪のパス交換の数は以下のようになっています。(引用元:https://www.football-lab.jp/c-os/ranking/

  1. マテイ ヨニッチ→松田 陸 34本
  2. 瀬古 歩夢→ マテイ ヨニッチ 33本
  3. 松田 陸→レアンドロ デサバト 31本
  4. レアンドロ デサバト→松田 陸 29本

簡単に言うと、瀬古がボールを拾う>ヨニッチに預ける>ヨニッチが松田陸に出す、松田陸がデサバトに出して自分が前進、松田陸がデサバトからリターンを受ける、という形がよく見られるということです。

さらにラストパスのランキングは以下のようになっています。(引用元同上)

  • 1 松田 陸 4本
  • 1 丸橋 祐介 4本
  • 1 都倉 賢 4本
  • 4 奥埜 博亮 3本
  • 4 藤田 直之 3本

もちろん単純に上記のような流れではないものの、サイドバックの動きに注意するべきだということがわかります。私が見ている範囲でも右で組立て、ゴール前の組立てを行い、逆サイドの丸橋がフィニッシュに絡む、という形が何度もありました。

このサイドバックの動きに注目して試合を見てみましょう

そうなると松田陸正面に位置する選手、おそらくは相馬勇紀と吉田豊がいかに松田陸とヨニッチを自由に攻撃の組み立てに参加できないように圧力をかけられるかが重要なのではないでしょうか。

名古屋の先発予想

名古屋グランパスの先発布陣は以下のように予想します。出場停止明けの相馬勇紀が先発に復帰、前の試合でバリューを出した金崎夢生とマテウスが継続先発ではないかと予想します。さすがに稲垣祥は一度休ませるのではないかと思われ、リードして後半に入ると、そこでシミッチに代わって入るのではないかと思います。

セレッソ大阪戦先発予想
セレッソ大阪戦先発予想

闘い方は変わる?

金崎夢生が前線で収めてくれるようになると、恐らくですが阿部浩之が真ん中に戻っても負荷は少し減るのではないかと思われます。相馬勇紀が、清水エスパルス戦のように冷静さをなくすようなことがなく、冷静に松田陸の裏をとり続けること。これだけでセレッソ大阪の戦い方は変わってくるはず。相手の思惑通りプレーをさせないことが大事。

同様にマテウスと成瀬竣平が丸橋を押し込めるか。両翼が自由にできない状態にできるのか。清水エスパルス戦と同じような戦い方になるのではないでしょうか。

シミッチのサイドチェンジに期待

今年のシミッチが取り組んでいるのが、低い位置からのサイドチェンジで、左サイドの相馬勇紀を狙うプレーです。裏を狙われるという意識ができれば、松田陸が上がれなくなるようになるはず。シミッチのロングパスはかなり精度が高いので、一挙に戦況を逆転できる切り札になるかもしれません。

サイドバックへのロングボール対策はどうするか?

前節のガンバ大阪戦でも、遠藤保仁の高精度クロスからパトリックが左サイドバック秋山陽介に競り勝つというシーンが見られました。そしてセレッソ大阪にもクロスの名手清武弘嗣がいます。

もしもリードして後半を迎えられたら、藤井陽也を入れた3バックも試して良いかも知れません。

さて今日の試合、楽しみたいですね。

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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