JDT戦を前に、JDTサポーターからのビデオインタビューに答えました。
そのなかで、以下のように答えました。
Q6 -名古屋グランパス以外に、グループGの中で強敵だと思うチームどこだと思いますか?
Q6 — Nagoya Grampus, where do you think the team is a strong opponent in Group G?
JDT
私はunifiで、Liga Super Malaysia 2021の試合をいくつか見ているが、そのなかでは#9 Bergson da Silva #10 Leandro Velázquezが印象に残りました。LS13での先制点に繋がった#8 Safiq Rahim のロングフィードは注意が必要です。
JDTの攻撃が素晴らしいと感じました。しかし守備では名古屋グランパスのほうが上回っているという印象です。名古屋グランパスのディフェンスが、いかにJDTの攻撃を防ぐか、という試合になるのではないでしょうか。
良いゲームになることを祈っています。
JDT.
I’ve been watching some of the Liga Super Malaysia 2021 matches on unifi, and #9 Bergson da Silva #10 Leandro Velázquez impressed me. The long feed from #8 Safiq Rahim that led to the first goal in LS13 needs attention.
I thought JDT’s attack was excellent. However, Nagoya Grampus is better in defense. It will be a game to see how Nagoya Grampus’ defense can prevent JDT’s attack.
I hope it will be a good game.
個人的にホームアドバンテージのあるJDTとラチャブリを舐めてはいけないと考えています。
JDTの主な登録選手
GK
- #1 Farizal Marlias
- 不動の守護神
DF
- #2 Matthew Davies(オーストラリアより帰化)
- 右サイドバックを務める。 攻撃的サイドバック。
- #3 Adam
- 現マレーシア代表主力のセンターバック。左センターバックで出場することが多い。Aidilの後継者と見られている。現状センターバックの3番手。
- #7 Aidil
- 左センターバックに入ることが多い。マレーシア代表91キャップの大ベテラン。チームキャプテンを務めることも多い。
- #12 Kunanlan
- Daviesの控えとして右サイドバックを務めることあり。
- #22 Corbin-Ong(イングランドより帰化)
- パイナップル頭が特徴の左サイドバック。超攻撃的で攻撃では怖いが守備では穴。
- #33 Maurício (ブラジル)
- 不動の右センターバック。上手い。強い。若干人に食いつき気味なので、フリックなどで裏を取られることが多い。
MF
- #4 Afiq Fazail
- 右インサイドハーフを務めることが多い。Safiqとポジション争い。Leandroの代わりに左インサイドハーフを務めることがある。
- #5 Syamer Kutty
- Afiqの控えとして右インサイドハーフを務めることあり。
- #8 Safiq Rahim
- 元マレーシア代表の主力で、75キャップの大御所。フリーキックの名手だが、現在は控えに回ることも多い
- #10 Leandro Velázquez(アルゼンチン)
- アルゼンチン国籍らしいアタッカー。ドリブルあり、パスもあり。司令塔。
- #21 Nazmi Faiz
- 現役マレーシア代表のセントラルハーフ。インサイドハーフやアンカーを務めることもある。
- #30 Natxo Insa(スペインより帰化)
- エイバル、セルタ、レバンテで活躍したMF。35歳の大ベテラン。3センターの中央を務めるチームの大黒柱。リーグではほとんどの試合で先発しているが、中2日6連戦でどこまで持つのか。
FW
- #9 Bergson(ブラジル)
- 緊急補強で今年加入したセンターフォワード。とにかくよくシュートを打つ。パワーシューターなので、ミドルもバンバン打ってくる。ゴールはPA外からのミドル多し。
- #13 Sumareh(ガンビアより帰化)
- Safawiと、Arifの後塵を拝しているが、フィジカルの強いフォワード。あまり馴染めていない。
- 現役マレーシア代表でもあり、6ゴールを挙げている。
- #17 Ramadhan
- 20歳の右利きウィング。新進気鋭で期待されている。
- #18 Hazwan Bakri
- 現役マレーシア代表30キャップを持つベテラン。Bergsonの控えとしてセンターフォワードを務めることがある。
- #19 Akhyar Rashid
- 左ウィングを務めることのある選手。控えとしてのプレーが多い。
- #29 Safawi Rasid
- 右ウィングの主力。現役マレーシア代表で24歳にして31キャップを誇る。
- #42 Arif
- 左右できる新進気鋭のウィングの選手。19歳にしてマレーシア代表。相馬勇紀っぽい。
JDTの特徴は?
- JDTは一貫して4-3-3
- 前線は恐らくBergsonがセンターフォワード
- 左右ウィングにマレーシア代表選手の誰か(おそらくSafawiとArif)
- 中盤はLeandro、Afiq、Natxoで鉄板
- DFは怪我がなければいつもの4人(Davies、Mauricio、Aidil、Corbin-ong)
- 前線の優秀な外国籍選手
- #9 BERGSON(ブラジル)
- #13 SUMAREH(ガンビアより帰化)
- #10 LEANDRO VELAZQUEZ(アルゼンチン)
- ※ #11 CABRERA(アルゼンチン)は理由不明(外国籍枠?)で登録を外れました
- 現地の気候に順応できる
- 隣国のため、気候のコンディションへの適応はバッチリなはず
JDTが苦しんだ試合3試合を集めてみた
5-min Highlight: Johor Darul Ta’zim vs Terengganu FC | LS10 | Liga Super Malaysia 2021
この試合ではゴール前の混戦でクリアしきれず、ゴールされてそのまま敗れました。
5-min Highlight: Kuala Lumpur City FC vs Johor Darul Ta’azim | LS11 | Liga Super Malaysia 2021
この試合ではセンターバックの守備の乱れから先制されます。 #14 HARISSのセットプレーからのヘディングでなんとか同点に追いつくも、引分けに終わっています。
5-min Highlight: Kedah Darul Aman FC vs Johor Darul Ta’azim | LS12 | Liga Super Malaysia 2021
この試合では試合終了間際に #13 MOHAMADOU SUMAREHの得たPKを #9 BERGSONが決めてからくも勝利を収めています。
JDT対策
天皇杯初戦は、JDT戦のシミュレーションと思われる
早い時間帯に相手がプレスをガンガンとかけてき、ワンチャンスを決められ、その後はしっかりと守られるという展開となると、意外とサッカーというものは力の差があってもやりきられてしまう部分が出てきます。そういう中で、まず我々のディフェンス陣がボールを持っているところへプレスをかけられても中盤を三枚としておくことで、そこでポゼッションの時間を長くできる、どうしても後ろが少し重い感じになってしまうということはあるのですが、時間帯としては(相手が)90分を通しそれをやり続けることはできませんので、前半の30分くらいまではそういう展開になってしまってもかまわないので、ボールを持って相手が疲れるのを待とうと、もちろん同時にゴールを狙いながらでしたが、そういう感覚もあり、実践してくれたと思います。
引用元: 第101天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦:名古屋グランパス vs 三菱自動車水島FC | 試合結果 | 試合
- おそらく名古屋の先発と、その狙いは天皇杯初戦と同じになることを予想
- 人に強いが裏を取られがちなJDTのセンターバック
- パスやフリック(ワンタッチでずらすプレー)でセンターバックのマークをはずそう
- JDTの左右のサイドバックはガンガンあがってくる。
- スピードがあるので、PKに注意