2022年5月25日開催予定だったガンバ大阪対サンフレッチェ広島戦が中止になりました。
5月28日にアウェイサンフレッチェ広島戦を控えている名古屋グランパスに影響があるかもしれません。その情報をまとめます。
関連するJリーグの規約
Jリーグ 新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン はじめに
『2022明治安田生命J1・J2・J3リーグ戦試合実施要項』(抜粋)
第13条〔エントリー〕(3)③、(4)
- (3)各試合にエントリーできる選手およびチームスタッフは、第8条の定めに従い届け出られた 選手およびチームスタッフであって、以下の各号の要件(ただし、チームスタッフのうち、 ドクターについては第1号、第6号および第7号の規定を適用しない)を含む本実施要項、Jリーグ規約その他一切の関連規程(協会の規程を含む)に定める全ての要件を満たす者に限られるものとする。かかる要件を満たさない選手およびチームスタッフがエントリーされた場合であっても、それらの者は、試合に出場しまたはベンチ入りすることはできない。
- ③いわゆる濃厚接触者の認定、入国制限地域からの入国等により、公的機関から自宅待機等の指示を受けている状態でないこと
- (4)双方のチームは、各試合において、トップチーム登録、第2種トップ可および特別指定選手合計 13 名以上の選手(ただし、ゴールキーパー登録の選手が必ず1名含まれているものとする)をエントリーしなければならないものとする。チームスタッフについてはエントリー必須人数の下限を設けない。なお、選手については 18 名、チームスタッフについては7名を1チームあたりのエントリー可能者の上限人数とする。
『Jリーグ規約』(抜粋)
第62条〔試合の中止の決定〕 (2)②
- ②リーグ戦実施要項第13条第4項に定めるエントリー下限人数を満たさないチームがあることが明らかであるとチェアマンが判断したとき(以下、本号に基づき中止された試合を 「エントリー人数未充足試合」といい、エントリー下限人数を満たさないチームを「エントリー人数未充足チーム」という)。なお、本号の判断においては新型コロナウイルス感染症の影響によりエントリー下限人数を満たせなかった場合を含むものとする。
第63条〔中止試合の代替試合等〕(3)(4)
- (3) 前2項の定めにかかわらず、エントリー人数未充足試合以外の試合が、いずれかまたは双方のチームの責めに帰すべき事由により中止されたとチェアマンが判断した場合、当該試合の代替試合、再試合および再開試合(以下総称して「代替試合等」という)は行わず、当該試合の取扱いは次条に定めるとおりとする。
- (4) 代替試合等の開催日および開催場所を各年12月31日までに確保できないとチェアマンが判断した場合、当該試合は開催されないものとし、開催できない試合がある場合の取扱いは次条に定める通りとする。なお、リーグ戦の代替試合等の開催日は、原則として各リーグ戦の最終節開催日以降に設定することはできないものとする。ただし、競技上のインテグリティの観点から問題がないとチェアマンが判断した場合、最終節開催日以降の開催とすることができる。
第64条〔中止試合のみなし開催〕
ある公式試合について、前条第3項または第4項のチェアマンの判断がなされた場合、当該試合は開催したものとみなし、その取扱いについては、当該試合の中止原因に応じ、以下各号の定めに従う。なお、本条との関係においては、エントリー人数未充足チームは、理由の如何を問わず、責に帰すべき事由があるものとみなす。
- ① 双方のチームの責に帰すべき事由によらず、不可抗力により中止となった場合
- 0対0の引き分け
- ② 一方のチームの責に帰すべき事由により中止となった場合
- その帰責性あるチームが0対3で敗戦(帰責性のないチームが3対0で勝利)
- ③ 双方のチームの責に帰すべき事由により中止となった場合
- 双方のチームが0対3で敗戦
いわてグルージャ盛岡の事例
2022年5月7日の感染者発生から1週間の活動停止を勧告され、2試合が中止になりました。
2022年5月7日
【クラブ】【試合情報】トップチーム活動停止 および 2022明治安田生命J2リーグ 第15節 大宮戦 開催中止のお知らせ | いわてグルージャ盛岡 オフィシャルサイト
管轄の保健所より、5月14日までトップチーム活動停止が適切であるとの判断
→2022年5月8日の試合を中止
【試合情報】2022明治安田生命J2リーグ 第16節 山形戦 開催中止のお知らせ | いわてグルージャ盛岡 オフィシャルサイト
→同日、2022年5月14日の試合を中止決定
サンフレッチェ広島戦はどうなるのか?
保健所から活動停止勧告が出ているので、いわてグルージャ盛岡の事例を考えるとそれが1週間にわたる可能性があります。
通常考えられるのは1週間の停止が適用されたら中止になるということです。
ただし、抗原検査で陽性となっていた3名が、PCR検査では陰性になっています。
サンフレッチェ広島選手・スタッフ 新型コロナウイルス感染症 PCR検査結果のお知らせ
そのため、活動停止勧告が取り消される可能性がでてきました。
2022年5月26日もPCR検査を全選手に対して行うとのことで、その結果によって新たな感染者が見つからなければ開催になる可能性が高くなってきました。
活動停止になった場合
中止となった試合翌日から(試合翌日を1日目として)原則45日以内※J1リーグ戦のみ、設定期日までにIWが含まれる場合は60日以内とする
→今回は6月にインターナショナルマッチウィーク(国別代表同士の試合を行うための世界共通で確保されている日程)があるため、それを除く(5/30〜6/14)
→7月23日までに開催しなければならない
そうなると、代替日程候補は以下の通りです。
- 6月15日(前中3日:後中2日)
- 6月29日(前中2日:後中2日)
- 7月20日(前中3日:後中9日)
- 7月23日(前中6日:後中6日)
このいずれかです。
代替開催になった場合は、7月20日か23日開催を勝ち取って欲しいと思います。