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名古屋グランパスについて語り合うページ

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勝ったから笑って許せるチアゴ退場 #忍者と記者の二人事 #喋る忍者 #やわらかめコラム

忍者「どうも忍者です」

記者「どうも記者です」

忍「二人合わせて~」

記「(無視)いやあ手に汗握る勝利でした」

忍「(´・ω・`) ハラハラドキハラハラハラハラハラハラハラって感じだったでござる」

記「これはこれでサッカー観戦の醍醐味を味わえたんじゃないでしょうか」

忍「それでは今日もやわらかく振り返っていこう」

記「立ち上がりはあまり良くありませんでした」

忍「福岡のハイプレスに捕まっていた。開始10分過ぎくらいまではほぼグランパス陣内でのプレーを強いられた」

記「なぜでしょうか」

忍「単純に相手の強度が高かったことと、宮原と稲垣の2枚だと中盤がきつかったことではないだろうか」

記「福岡、ガンガン前から来てましたね」

忍「これは風間さん、マッシモさんの頃からのずっとの課題で、グランパスは試合頭からガンガンこられるハイプレスに弱い」

記「なかなかボールを前に運べず苦しかったです。宮原と稲垣はまずかったんでしょうか?」

忍「仙頭が1枚上がって3-4-3のようになっていた関係で、中盤中央が宮原と稲垣2枚。現状の宮原は2枚の片割れとしてはなかなか効果的に動けないようだった」

記「CMFとしての試合出場は今季まだ2試合目ですし、しょうがないんでしょうね」

忍「しかしグランパスの選手たちがある程度ハイプレスに慣れたこともあり、相手SBの裏にボールを入れて柿谷が走り込むなんて形も出てきた」

記「そういう流れからカストロ得意の位置でフリーキックを得て、中谷ゴールでした」

忍「中谷が試合後インタビューで言ってたように、中谷としてはラッキーなゴールで、実質的にはカストロのゴールだな」

記「右サイド奥、相手ペナルティエリア脇からのカストロフリーキック、かなりものすごい確率で得点に結びついてるような」

忍「あの辺りでグランパスにフリーキックを与えるとヤバイぞ、というのが広まったら、必然的に相手は厳しい守備をし辛くなるし、右サイドからの攻撃は今後も武器になりそうだ」

記「ところが、そんな良い流れからのチアゴ退場でした」

忍「拙者もぱっと見では『厳しい』と感じたが、完全に足裏で相手の足を蹴りつけてしまったし、妥当な判定だったでござる」

記「でもチアゴに悪意があったとは思えません」

忍「VARによる介入が、ああいう主審の見逃しがちな重大な事象をルールに則りちゃんと裁こう、というものだけに、仕方ない」

記「うーん」

忍「ファン目線ではなかなか納得できかねるけど、VARによる介入がある、という前提でならあれは言い訳しようもなくチアゴが悪い」

記「どういうことですか?」

忍「ああいう、足裏で相手に突っ込んでしまうプレーは、VARによるチェックによっては退場になりかねない、との意識があれば、ギリギリで足を引いたか、せめて足裏にはしなかっただろう」

記「ギリギリのプレーをする中でそんな判断ができるんでしょうか」

忍「リスクマネジメントととっさの判断力だな。万が一でも退場になるプレーはやめておこうという意識があるか。そして『自分が先にボールに触れるかどうか』の判断力だ」

記「それが実力ですか」

忍「厳しい言い方だけど、そういうことでござる。ただこれはチアゴの今後に向けていい教訓になったんじゃないかな。次はこんなことしないだろう」

記「チアゴ一人に責任を負わせるのは気の毒にも思えますが」

忍「あくまでも『あのプレーに限った』話でござる。そこに至るまでのチーム全体の責任については、昨日のゆってぃさんの記事を読んでくだされ」

記「そんなこんなでチアゴ退場、あとはひたすら耐える展開となりました」

忍「ハーフタイムで『守り切る』と意思統一できたんだろうな。前監督時代の一番いい時を思い出すかのような堅守っぷりでござった」

記「内容的にはどうでしょう」

忍「根性で守り切った。それに尽きる」

記「それじゃ記事になりませんよ」

忍「ポイントを挙げるならレオ・シルバ投入だろう。中盤真ん中を3枚にしたことで、宮原の守備範囲と守り方とが明らかに整備された」

記「長谷川健太監督は、『レオと酒井投入で守り切ろうと決めた』と試合後インタビューで言っていました」

忍「ハーフタイムでそういう説明をしたんだろう。60分目途で1-0のままだったらあとは完全に守備を固めて逃げ切ると」

記「それ以降は鉄壁でしたもんね」

忍「相手との相性もあった。福岡は基本的にDFラインの裏を取ってからのクロス、あるいはDFライン裏へのクロス狙いだったから、こっちが引いて裏のスペースを消したら困っていた」

記「じゃあ毎回そうすれば良いんじゃないですか?」

忍「そこまで引いてしまうと、なかなか攻撃に力をかけられない。選手としてもそういう『耐えるサッカー』ってメンタル面での負担が大きいから、そればっかりでは厳しいだろう」

記「この試合でそれができたのは、あくまでチアゴ退場によるものだと」

忍「そのとおり。この試合に限って言えば、チアゴ退場によって守り勝つしかなくなったグランパスが、狙い通り守り勝てた。失点さえしなければ良い状況で失点しなかったのだから、内容面でも福岡を上回ったと言ってもいいんじゃないかな」

この試合の良かったところ

  • チアゴ退場を笑い飛ばせる勝利という結果
  • 中谷ナイス2点目も惜しかった
  • 90分主に守備で走り切った相馬と森下
  • てかなんかイキイキしていた相馬
  • 酒井CBには申し訳ないけどワロタ

この試合の(´ε`;)ウーン…

  • ハイプレス相手でももうちょっと剥がしたいでござる
  • いくらなんでもそりゃファール貰えないよ。ファールの貰いかた勉強しよう石田

最後に

記「グランパスファミリー目線では、ひたすら耐えて耐えてで、楽しかったけど、なかなかしんどかったですね」

忍「良い例えかわからないが、ゾンビ系のホラー映画みたいな試合じゃなかっただろうか」

記「一難去ってまた一難、ぶっちゃけあり得ない、みたいな」

忍「どーきどきどきどきどきどきどきどき、またもピンチが! みたいな」

記「それはそれでもちろん楽しいんですが、毎回こうでは困りますねえ」

忍「もちろんだ。他サポ目線では塩試合もいいところだっただろうし、ホラー映画よりもやっぱり単純にエンタメ大作映画で楽しみたいわけで」

記「ホラー映画は人を選びますからね」

忍「拙者達はグランパスファミリーだから、それでも見るし面白いと感じるんだけどな。ただ、ハラハラドキドキは、ドキドキドキドキハラドキドキドキくらいの割合で一番面白い」(※忍者個人の見解です)

記「ところで、次のサンフレッチェ広島戦、開催されるんでしょうか。先方にコロナ陽性出たとのことですが……」

忍「5月26日15時の発表では、やる前提で準備するとの先方の発表だったな」

記「そうすると、こんな試合の後に中二日でアウェーですか」

忍「フル出場組は体力面での不安が大いにある。特に相馬、森下、稲垣あたりは厳しいだろうな」

記「ターンオーバーに期待でしょうか」

忍「吉田豊が今日ベンチにも入ってなかったのがちょっと気になるけど、なんとか上手くやりくりしてほしい」

記「勝てるでしょうか」

忍「難敵、広島。しかも相性悪いアウェイで、相手選手は水曜試合してなくて元気いっぱいだろう。こんなハードな試合の二日後なんだから、引き分けだったらヨシ、負けてもまあ仕方ないのではないか」

記「勝ってほしいですが」

忍「当然だ。でも毎試合勝てるわけじゃない。ただ、土曜日午前中まではこの勝利に酔っておこう」

記「おあとがよろしいようで」

忍「それではまた次の記事でお会いいたそうニンニン」

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