はじめに
本日はルヴァンカップのプレーオフステージ第2戦、京都サンガとのアウェイゲームです。
名古屋は5点のアドバンテージを持って試合に臨みますが、長谷川監督は「しっかりとした戦いをしていきたいですが、難しい試合になると思っています」とコメントしており、警戒しています。
この試合をプレビューします。
プレーオフステージの勝ち上がり条件
勝ち上がり条件は下記です。
名古屋は勝利、引き分け、敗北しても①②の条件で上回れば勝ち上がりが決まります。
- 90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分け。プレーオフステージの勝者は2試合の勝利数が多いチーム。
- 第2戦が終了した時点で、勝利数が同じ場合は、次の順によって決定する。ただし、第2戦が規約第 64 条に定めるみなし開催となった場合においては、③に定める延長戦および④に定めるPKは実施しないものとする。
- 2試合の得失点差
- アウェイゴール数
- 第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦※延長戦ではアウェイゴールルールは適用されない
- PK方式(各チーム5人ずつ。勝敗が決定しない場合は、6人目以降は1人ずつで勝敗が決定するまで)
端的にまとめると以下のようになります。
- 5-0負け・6点差以上の負け:敗退
- 6-1負け:延長戦
- 2点以上取っての5点差負け・4点差以内負け・引分け・勝利:勝ち抜け
両チームの予想布陣
①京都サンガ
基本布陣は4-1-2-3と予想。先週対戦したメンバーを中心に起用すると予想します。
- GK:若原と予想。
- DF:CBコンビはアピアタウィア久と麻田、両SBは白井、荻原と予想。
- MF:アンカーに金子、IHに福岡、武田と予想。
- FW:両WGは山﨑と松田、CFはピーターウタカと予想。
②名古屋グランパス
3-1-4-2の基本布陣と予想します。先週対戦したメンバーから変更なしと予想します。
- GK:武田洋平と予想。
- DF:CBは藤井、中谷、丸山と予想します。
- MF:アンカーにレオシルバ、IHに仙頭と稲垣祥、両WBは森下、相馬と予想。
- FW:酒井、カストロの2トップと予想します。
名古屋グランパスの勝ち筋
①ウタカを中心とした京都の猛攻をしのぎ切れるか
名古屋のボール保持も徐々に改善され、第1戦は相手チームの守備プレスを上手く剥がせる場面も多く、チームとしてやりたいことが出来た試合でした。
しかし、長谷川監督もコメントしていますが、今日の試合では京都はウタカを先発起用する可能性が高いです。京都の守備プレス、ボール奪取後のショートカウンターは脅威ですし、シュートをゴールの枠に飛ばす技術が高いウタカが長時間プレーするのは脅威です。
【DAZNハイライト】#名古屋グランパス vs #京都サンガ (H) 2022明治安田生命J1リーグ 第11節
5点のアドバンテージがあるとはいえ、名古屋が試合開始直後からアグレッシブに戦うであろう京都の攻撃に対し、受けに回ってしまうと失点を繰り返すことになりかねません。逆に言えば、京都の守備プレスを上手く剥がすことで京都の高い位置取りのDFラインの後ろのスペースを使って京都ゴール前まで迫ることができます。
名古屋の選手がどのように京都の守備プレスとショートカウンター対策をするか、要注目です。
②セットプレーを活かす
【INSIDE GRAMPUS ハイライト】名古屋グランパス vs 京都サンガ 2022JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第1戦
前回の対戦では名古屋はセットプレーから2得点をあげました。
前回はFKが20回、CKが10回と多くのセットプレーがありましたが、今日の試合の名古屋は守備ブロックを作りつつ、ショートカウンター(ファストブレイク)を狙う戦い方ではないかと推測しています。ショートカウンターが上手くハマれば、相手のファウルによる直接FK、相手のクリアからのCKが必然的に増えると思いますので、本日もセットプレーからの得点を狙う回数を増やしてほしいと思います。カストロと相馬に祈りましょう。
おわりに
京都は巻き返しを図って戦ってきます。
しかし、名古屋もリーグ戦で京都との対戦を残していますし、第2戦も勝利でプレーオフステージの勝ち上がりを決めたいところです。
本日も精一杯応援しましょう。
良い試合になりますように。
おまけ
本日は第1戦で退場した京都の川﨑颯太がトークショーを行うようです。
将来有望な選手ですので、「三好ケ丘で夢を叶えないか」とグランパスから移籍のオファーがあるかもしれません。どんな選手か聞いてみてはいかがでしょうか。