トリビュート#1はこちら
最近名古屋グランパスを見始めた人は、グランパスを去って3年も経った選手がちょっと早めの引退をしたからといって、なんで騒ぐ人がいるんだろう?って思う人がいるのではないだろうか
小林裕紀はとにかくモテる
誰しも、「愛されたい」という気持ちを持つのではないだろうか。
僕を含む一部の男性はこんなことを思ったことがあるのではないだろうか。
「イケメンに産まれたい人生だった」
谷口彰悟のようにトップモデルとの浮名を流す人もいれば、名古屋グランパスにも玉田圭司さんや宮原和也、ヴァスティッチのようなイケメンがいた。
わかりやすくそういったルックスの持ち主であれば、それだけで愛されるかもしれない。
自分はそうではないので本当のところはわからないが、そういった強みを持つものには持っているなりの苦労というのがあるのだろう。とはいえ、それは持たざるものにとってはわからないことでもある。
だが思い出して欲しい。名古屋グランパスには玉田圭司のような誰が見てもイケメンというわけではないのに、めちゃめちゃモテていた選手が居たではないか。そう、中村直志だ。
誰からも愛された名古屋グランパスのバンディエラ。
彼と小林裕紀の共通点は、「多くを語らない」というところだ。小林裕紀のインタビューはとにかく少ない。試合後のフラッシュインタビューを除けば、確認できているだけで4件しかない。おそらく自分が知らないところでのインタビューを合わせても10件いくかどうか。語るのは実際のプレーのみ。そのプレーから溢れ出す骨太のメッセージが、サポーターの心を打ったのだろう。
小林裕紀の魅力とは?
小林裕紀の魅力とはなんでしょうか。なぜ愛されるのだろうか。
編集長の考える、「なんでもないただの選手が、大好きな選手に変わっていく」要素というのはなんなのか、を図にまとめた。
サッカーはただでさえ11人の選手がいるわけで、そのなかの1人を推しにするにはキッカケが必要である。編集長のように、ゴールを決めたときにエンブレムを拳でドンドンと叩いてアピールされちゃうだけで即オチしちゃうようなチョロいやつもいるが、実際にはその選手を目で追ってしまうようになる、なんらかのキッカケとなる要素が必要なはずなのだ。
実は玉田圭司さんのような格好良さというのはキッカケに過ぎないのかもしれない。
男臭さ(セクシーさ)が溢れていて、そこにやられちゃうようなこともあるかもしれないし、中村直志さんのようにミステリアスさが興味を持つキッカケになるかもしれない。
そう考えてみると、小林裕紀はプレーに拘りを持ち、一度レギュラーを外されベンチ外になってからもそこから自力で這い上がってくる強さもある。スッキリした和風美男子でもあり、前述の通り余り語らないミステリアスさも兼ね備えている。
それだけでも好かれる属性がてんこ盛りなのに、ゴールセレブレーションのときに味方を蹴り飛ばすようなワイルドさ、というか少し悪いところも兼ね備えていて、そういうギャップもまた彼の魅力なのかもしれない。
プレーでも、ルックスでも、そしてミステリアスでギャップもある、そんな魅力にやられちゃった人たちのメッセージを紹介する。
Shinkić @Go4Daisy さんのメッセージ
「当時大森SDが4番への変更を提案した(と記憶してます、違ってたらすみません)のは、名古屋のグァルディオラになれる選手と見込んでのことだと感じてました。
本当に大好きなプレイヤーでした。」
せいとぉ @5XIcCapHvsg4R5j さんのメッセージ
小林裕紀選手へ
僕が小学四年生の頃2018年豊田スタジアムに試合を見に行ったら小林裕紀選手が背番号4番ボランチキャプテンマーク巻いていて(副キャプテン)自分も全く一緒でそこになにかしらの縁を感じてユニフォームを購入させていただきました!!
今までお疲れ様でした!