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[小ネタ] 久保藤次郎はホームグロウンだった?! 名古屋グランパスの2023年後半陣容

小ネタです。後半戦の展望記事のためにファクトチェックでJリーグデータサイトを見ていると、恐ろしいことに気づきました。

久保藤次郎がホームグロウン?!
久保藤次郎がホームグロウン?!

なんと、新加入の久保藤次郎選手がホームグロウン扱いということがわかりました。

ホームグロウンの定義

ホームグロウンは、自チームの下部組織や高卒ですぐに長らく育った選手を一定数以上登録することを義務づけ、自分のチームで育った選手を重視してもらおう、と言う制度です。

ホームグロウン扱いになるのは12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間で、「特定のJクラブのトップチームまたは下部組織に登録された期間の合計日数が990日以上である選手が対象」となります。

簡単に言うと

  1. ジュニアユース(U15年代)に3年間所属する
  2. ユース(U18年代)に3年間所属する
  3. 高卒で3年同一チームで過ごす

のいずれかを満たした場合、ホームグロウン選手と見なすという制度です。1と2の場合はA契約の枠(通常25名)の対象外ともなります。

名古屋グランパスでは、三井大輝・藤井陽也・吉田温紀・豊田晃大が該当します。来年になると、貴田遼河も該当するようになります。

ホームグロウン選手の登録義務人数は、J1では4名です。J2/J3では2名。逆にこれを満たさないと、満たさない数だけ25名枠が減らされてしまうと言う、結構恐ろしい制度なのです。

久保藤次郎選手は名古屋グランパスみよしスクールU15に所属していましたので、それがホームグロウン扱いになるか、というのが注目のまとになっていました。なぜなら名古屋グランパスU15というチームが別途、下部組織にあるからです。しかし、どうやらホームグロウン扱いになったようです。

グランパスは今何名A契約枠を使ってるの?

2023年後半戦の予想基本布陣

名古屋グランパスでA契約枠を使ってるのは現在25名、J1リーグのA契約枠は25名なので一杯一杯ですが、藤井陽也と久保藤次郎がホームグロウン扱い=U15年代で3年間登録済みなので23名になります。

ということは2名までは補強できるということ・・・!

これは大きい、嬉しいニュースですね。

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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