小ネタです。後半戦の展望記事のためにファクトチェックでJリーグデータサイトを見ていると、恐ろしいことに気づきました。
なんと、新加入の久保藤次郎選手がホームグロウン扱いということがわかりました。
ホームグロウンの定義
ホームグロウンは、自チームの下部組織や高卒ですぐに長らく育った選手を一定数以上登録することを義務づけ、自分のチームで育った選手を重視してもらおう、と言う制度です。
ホームグロウン扱いになるのは12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間で、「特定のJクラブのトップチームまたは下部組織に登録された期間の合計日数が990日以上である選手が対象」となります。
簡単に言うと
- ジュニアユース(U15年代)に3年間所属する
- ユース(U18年代)に3年間所属する
- 高卒で3年同一チームで過ごす
のいずれかを満たした場合、ホームグロウン選手と見なすという制度です。1と2の場合はA契約の枠(通常25名)の対象外ともなります。
名古屋グランパスでは、三井大輝・藤井陽也・吉田温紀・豊田晃大が該当します。来年になると、貴田遼河も該当するようになります。
ホームグロウン選手の登録義務人数は、J1では4名です。J2/J3では2名。逆にこれを満たさないと、満たさない数だけ25名枠が減らされてしまうと言う、結構恐ろしい制度なのです。
久保藤次郎選手は名古屋グランパスみよしスクールU15に所属していましたので、それがホームグロウン扱いになるか、というのが注目のまとになっていました。なぜなら名古屋グランパスU15というチームが別途、下部組織にあるからです。しかし、どうやらホームグロウン扱いになったようです。
グランパスは今何名A契約枠を使ってるの?
名古屋グランパスでA契約枠を使ってるのは現在25名、J1リーグのA契約枠は25名なので一杯一杯ですが、藤井陽也と久保藤次郎がホームグロウン扱い=U15年代で3年間登録済みなので23名になります。
ということは2名までは補強できるということ・・・!
これは大きい、嬉しいニュースですね。