はじめに
コンウェンですこんにちは。23シーズンも半分+α終了し、我らがグランパスは3位という好位置につけています。前半戦をシーズンプレビューで使ったFootball LabのPlaing Styleを最新の数値でまとめ直した結果を見ながら簡単にですが振り返って見たいと思います。
シーズンプレビューはこちら
変化を楽しんでみてください!
Football Lab選手データについて
本記事ではFootball Labの各選手のPlaying Styleを元に各選手の特徴と構成を見ていきます。Playing Styleとは「Playing Styleの数値(1-20)は、さまざまなプレーデータから算出された数値の偏差値をポイント化したものです。」と説明されておりざっくりいうと数字が高いほどその能力が秀でたものであるということです。プレイデータより算出されており、出場機会の少ない選手(全体の3分の1以下の出場)はデータ無しとなっており、残念ながらランキング外となります。伸びしろですね。
名古屋グランパスのFootball-LABページは以下の通りです
各Plaing Styleランキング
それではチーム内ランキングを元に前半戦を振り返ってみます。
決定力/ワンタッチシュート/ヘディングシュート
もうこのあたりはユンカー祭り。ユンカー音頭。シュートへの持っていき方の旨さと決定力の凄まじさはもう語る必要もない。…が語る。最後の中継で枠内率NO1という数字が出ててその技術もさることながら「そこにいる」ことの凄さを感じた。どの試合か失念したが試合でクロスが頭越えた瞬間にDFを外してゴール前に。結局折り返しは来なかったが、ボールを追ってしまいそうな中でも愚直にそういった行動を取れる事がストライカーたる所以なのだと感じた。ぜひチャンスでのオフ・ザ・ボールのユンカーを追ってみてほしい。「ゴールへの嗅覚」とは何かを感じられると思う。「NSK、なぜそこに金井」という言葉を覚えている方も多いと思うが、「CSJ、ちゃんとそこにユンカー」ありがたいことです。攻撃陣はマテウスや永井がきちんと上位で結果を出しているし、セットプレーで野上や藤井がきちんと勝ててる数字になっているのも好印象。
ロングシュート/セットプレーシュート
このあたりはMr.理不尽マテウス。指標自体はシュート数が多ければたとえ闇雲でも上がっていくわけですが、シュートを撃てば何かが起こる可能性があるわけで、実際流れを無視した一撃や、そこからの得点によって助けられて来たのは言うまでもありません。サウジアラビアへの移籍報道などにわかに騒がしいが、本人にとって最良の選択をしてほしいものです。ところでマルってそんなに打ってたっけ?
パスレスポンス
座談会で、yuttyさんから「名古屋グランパスはパスを受けることが上手い選手が少ない」という指摘がありました。
このあたりを指標化したのがパスレスポンスになります。
この辺りは名古屋の誇る三本槍がきっちりと上位。シーズンレビューにはここに酒井や貴田、中島、前田等々誰でもOKだが割って入っていることを期待したい。
敵陣空中戦
ここでの注目は内田。後ほど守備指標にも名前が出てくるが、内田が仕上がりこういった指標で顔を出してくれるのは本当に頼もしい。もともと技術的なところには定評があるだけに、フィジカルが効いてくる指標が伸びて来たのは後半に向けての好材料だ。
ドリブルチャンス
FW常連3人&スピードモンスター森下。マテウスのドリブル、ビッグチャンスになったり持ちすぎて変な失い方したり良し悪しなところはあるけど大きな武器であることは変わりませんね。ユンカーのドリブルといえば京都戦のアレが衝撃過ぎてほか覚えてないけど、持って打てるストライカ-、素敵。森下と永井は持ち前のスピードで縦に裏に切り裂いてくれた。後半戦も期待。
クロスチャンス
ここはイメージ通り。縦に切り裂く森下、速すぎるクロスマテウス、とにかく上手な和泉、が好評価。ユンカーもそうだが後半戦は中島という巨大な坊主頭を手に入れた事だしそこへのピンポイントクロスも見てみたい。
パスチャンス
今年はいい時のマテウスのパスがとてもいい。悪い時は(略。ドリブルチャンスと併せてやっぱり攻撃の要はマテウスだということが実感できます。永井はフリックでのチャンス演出が印象的だった。ユンカー目掛けたデザインされたフリックが決まって超気持ちよかった。
ビルドアップ
米本は正直こんなにやれたのかというほど刺すパスがだせるようになった。後述のボール奪取と合わせて名古屋の中盤は彼に任せていれば問題ないと思えるレベル。皆さんご存じの全力スタイルなのでカードやら怪我やら怖いが後半も要として期待。野上は前評判通りしっかりと戦える選手だった。藤井がボールもって上がってくとワクワクする。が、あれぇ・・・ってなることも多いのでそのへんはのびしろ。
自陣空中戦/守備
CBとして野上藤井中谷は本当に安心してみていられる。中でも中谷の守備Pはリーグ全体で2位。あまり目立たない感じもあるのだが、大きなピンチを派手に止めるのでなく、淡々と攻撃の芽を摘み取ることが出来ている証拠なのではないだろうか。しんちゃんすき。
ボール奪取/カバーエリア
米本が貫禄の奪取No.1、彼の能力は疑うべくもない。また、奪取カバーエリア両方で内田が上位にランクイン、敵陣空中戦の項目でも触れたが、内田が奪い走り空中で勝てることは層の厚みを増す意味でも、とても喜ばしいこと。さらなる活躍に期待したい。稲垣森下は好きなだけ走ってなさい。
最後に
プレビューでまとめた内容を中断期間までの数値で再整理してみました。プレビューを超える活躍をしている選手、まだまだ力を出し切れていない選手、色々いますが、クラブスタッフ含めた全員の力で我々グランパスは国内3冠を狙える位置にいます。いや、リーグの順位を考えると、最も3冠に近い位置にいます。新戦力の加入でどうなるか、移籍のウワサ、いろいろざわざわする中断期間ではありましたが、後半戦も全力で楽しみ、応援していきましょう!