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天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会2回戦 JAPANサッカーカレッジ戦マッチプレビュー #グランパス #grampus #JAPANサッカーカレッジ D0181

ダンコバ審判守備担当攻撃担当
※登場人物

はじめに

本日は天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会2回戦、新潟県代表のJAPANサッカーカレッジ(以下、JSC)とのホームゲームです。

JSCは北信越フットボールリーグDivision1においても首位を走っているチーム(5節を終えて5戦全勝、27得点1失点)です。学生とJリーグを経験した選手の集まったチームであり、高身長のCFを中心に空中戦で勝負されると難しい試合になるかもしれません。

この試合をプレビューします。

天皇杯のレギュレーション

● 一発勝負のノックアウト方式です。
● 試合は前半/後半45分の90分。同点の場合、前後半各15分の延長戦を行う。それでも決着がつかない場合、PK戦を行って、勝利チームを決定する。
*詳細は競技規則に記載
● 選手の参加申込みは40名まで。本大会に出場した選手は、チームを移籍、または、クラブ申請制度を利用することで2チーム以上のために試合に出場することはできない。 *出場とは、公式記録に1分以上記載された場合。
● 本大会に5名までの外国籍選手を参加申込みすることができる。そのうち試合にエントリーできるのは3名までとする。ただし、J1/J2/J3に所属するチームにおいては外国籍選手の人数に制限を設けない。また、試合にエントリーできる外国籍選手の1チームあたりの上限は、J1は5名、J2/J3は4名。タイ・ベトナム・ミャンマー・カンボジア・シンガポール・インドネシア・マレーシアの国籍を有する選手は、Jリーグ提携国枠の選手として、外国籍選手とはみなされない。

私が無知だったのですが、開催規程の第9条に「本大会参加チームは、その時点における最強のチーム(ベストメンバー)をもって試合に臨まなければならない」と記載されているのですね。

https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2024/regulations.pdf 【PDF注意】

今大会の出場可能選手

今大会で出場可能な選手は下記リンクにて確認可能です。いつものトップチームメンバーに加えて名古屋U-18の森・西森悠・杉浦が登録されており、森はトップに帯同していることが報じられています。

名古屋グランパスにとっては天皇杯の初戦のため、出場停止選手はいません。

ただし、ワールドカップ予選に臨む韓国代表に選出された名古屋のハ チャンレは出場することができません。

両チームの予想布陣

名古屋はこれまでの公式戦で出場機会の少ない選手を中心に、JSCはリーグ戦でも天皇杯1回戦でも先発出場選手がほぼ固定されているため、そのままの布陣と予想しました

名古屋グランパス・JAPANサッカーカレッジの予想スターティングメンバー
名古屋グランパス・JAPANサッカーカレッジの予想スターティングメンバー

【参考】Jリーグの公式サイトに各ポジションの名称、役割が解説されているページがあります。サッカーではポジションの名称にバリエーションが多いのでよろしければ読んでみて下さい

※上記サイトでは、守備的ミッドフィルダーをセンターハーフと呼んでいますが、イングランドなどの英連邦系の国ではセンターハーフは日本のセンターバックを指すため、混乱を避けるためにグラぽではイングランド準拠でセントラルMF or CMFと表記します


名古屋グランパス

選手の初期配置はリーグ戦と同じく3-4-2-1と予想します。負傷者が続出しているため、出場時間に関しては制限しながら選手交代していくと推測します

  • GK:武田と予想。
  • DF:CBに井上、三國、行徳と予想。
  • MF:CMFに内田と米本、WBに久保と鈴木と予想。
  • FW:榊原、倍井の2シャドー、CFに酒井と予想。

JAPANサッカーカレッジ

試合動画を見る限り、選手配置は4-1-2-3を基本としているようです。先発出場選手もリーグ戦、天皇杯1回戦ともにほぼ同じであったため、1回戦から変更はないと推測しました

  • GK:倉持と予想。
  • DF:CBに篠田と安藤、SBに堺と太田と予想。
  • MF:アンカーに大野泰、IHに大野秀、石橋と予想。
  • FW:WGに上本と本田、CFに渡辺と予想。WGの本田は2019年にU-17日本代表候補に選ばれた経験があります。また、CFの渡辺は身長が190㎝あり、J2/J3でも133試合に出場し10得点を残している高さのある選手であるため要注意です。

名古屋グランパスの勝ち筋

北信越リーグ1部はJFLよりも下位のリーグであるとはいえ、JSCのCF渡辺は190㎝の長身選手ですし、ロングスローやセットプレーでは警戒が必要です。

名古屋としてもリーグ戦とは違うメンバー構成になりますし、リーグ戦に絡んでいるメンバーと同じ球際の強度は出せないと思われます。JSCが割り切って自陣ゴール前で守備ブロックを作ってくると攻めあぐねることも想定されます。

相手の守備ブロックが整う前に、ファストブレイクで得点を狙いたいところ。この試合の活躍でリーグ戦出場に絡む選手が出てくることを期待しています。

【予習】

JSCのCF、渡辺のプレー集です。渡辺が空中戦に強いことがよくわかると思いますし、2分43秒あたりでロングスローから得点につなげるシーンもあります。

ルヴァンカップの2回戦、大宮アルディージャ戦以来と同様に若者達の共演となりそうですが、同様の躍動を期待したいです。

おわりに

平日の試合ということで豊田スタジアムに応援に行けない方も多いかと思いますが、本日の試合はYouTubeにて配信されます。

また、飲食しながら試合観戦可能なお店もあるようです。

天皇杯では過去に何回かジャイアントキリングされる側に回っている名古屋ですが、本日はそうならないように期待したいですね。この試合を契機としてリーグ戦に絡む選手が更に増えてほしいと思います。

いい試合になりますように。

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