はじめに
ダンコバ | 審判 | 守備担当 | 攻撃担当 |
本日2025年6月15日は18時00分からJ1リーグ8位、ヴィッセル神戸とのアウェイゲームです。
ヴィッセル神戸は武藤を負傷で欠くものの、大迫、佐々木、宮代、エリキなど強力なFW陣は健在です。
対する名古屋はJ1リーグ2連勝、6戦無敗を継続中です。14位まで順位をあげてきましたが、今節の相手は先シーズンの二冠チーム。アウェイ戦であり厳しい戦いが予想されますが、勝ち点を持って帰りたい一戦となります。
この試合をプレビューします。
現在の順位
名古屋グランパスは現在14位です。
まずは中位まで順位を上げたいものの、まだまだ残留争いから抜け切れている勝ち点ではありません。目の前の一戦一戦で勝ち点を拾っていくことが重要です。
両チームの出場停止選手
神戸には出場停止選手がいません。名古屋は永井が累積警告で出場停止です。
名古屋グランパスはマテウス・カストロが全体練習に復帰。今回の遠征に加わっているようです。椎橋慧也のコンディションは不明。シュミット・ダニエルは天皇杯を痛みで回避したので今回は出場しないのではないでしょうか。(控えには入るかもしれません)
ヴィッセル神戸は武藤嘉紀が離脱中です。
両チームの予想布陣
☆ 神戸は前節は快勝しており、前節のJ1リーグ戦とほぼ同じ先発と予想します。
☆ 名古屋は永井を欠く状況ですが、守備時の強度を重視し、直近の公式戦で得点という結果を出している先発出場選手の起用になると予想します。
長谷川監督のインタビューで負傷明けのマテウスカストロを帯同させる旨のコメントがありましたが、起用するのであればオープンな展開になりがちな後半途中から、ユンカーとのセットでの起用になると予想しました。
【参考】Jリーグの公式サイトに各ポジションの名称、役割が解説されているページがあります。サッカーではポジションの名称にバリエーションが多いのでよろしければ読んでみて下さい
なおセンターハーフは英連邦系の国ではセンターバックを意味するため、上記サイトと異なり、グラぽではセントラルMF(CMF)として表記しています
ヴィッセル神戸
基本布陣は4-1-2ー3(4-3-3)と予想します。
- GK:前川と予想。
- DF:CBは山川とトゥーレル、SBは酒井、本多と予想。
- MF:アンカーに扇原、IHに井手口、宮代と予想。
- FW:CFは大迫と予想。WGにエリキ・佐々木と予想。
名古屋グランパス
基本布陣は3-4-2-1と予想します。
- GK:ピサノアレックス幸冬堀尾(こうとほりお)と予想。
- DF:原、三國、佐藤の3バックと予想。
- MF:CMFに稲垣と椎橋、WBに中山、徳元と予想。
- FW:シャドーに菊地と和泉、CFに山岸と予想。
名古屋グランパスの勝ち筋
【守備面】守備時の強度、後手に回らないように
☆ ヴィッセル神戸は運動量豊富な選手たちが相手GKまで守備のプレスを掛けに行き、ボール奪取した際のカウンター攻撃では大迫、扇原、井手口を中心にボールキープからシュートに至るまで力づくで持ち込めるチームです。
☆ 大迫は球際の強さ、シュートの決定力ともにJ1リーグ最高峰のCFであることに疑いの余地がありませんが、右WGの佐々木、IHで出場が予想される宮代も競り合いに強く、ロングボールのターゲットとなる選手です。
☆ 両SBから高精度なクロスボールが供給されるため、中央からもサイドからもシュートチャンスを多く作ることができるチームでもあります。
☆ 名古屋のWBと神戸のWGやSBはサイドで、名古屋のCMFは神戸のIH、アンカーと中盤で運動量や球際の勝負が多くなると予想されます。
☆ 神戸の中盤は攻守の強度があり、且つボール扱いの技術に長けた選手が3名並ぶ選手配置です。守備時に数的不利となる状況も少なからずあるでしょう。
☆ 神戸はボール奪取からのカウンター攻撃は強力です。名古屋側は被カウンター時に数的不利な状況も多くなると思われます。開幕戦では守備がはまらず複数失点しましたが、本日の試合では中盤での守備強度で後手を踏まないよう、守備対応に関して90分間緩めずに戦って欲しいと思います。
【守備面の予習】
前節も快勝した神戸。困ったときには扇原のように高精度のボールを供給可能な選手も揃えています。
球際の強度を維持しつつ不用意なファウルを与えない。名古屋守備陣にとって難しいタスクを持った試合になりそうです。
【攻撃面】サイド攻撃とセットプレーでチャンスをモノにできるか
☆ 両チームともにボールを奪ってからシュートに持ち込むまでの時間が非常に速いチーム同士の対戦です。永井を出場停止で欠く状況で、山岸の空中戦の強さ、マテウスカストロ、キャスパーユンカーのスピードなどFW陣の組み合わせ、投入タイミングがどうなるかは注目です。
☆ 名古屋がボールを持つ展開も時間帯によってあるでしょうが、CBの身長が高く、自陣前の守備ブロックが固い神戸守備陣は単純なクロスで破ることは難しいでしょう。
☆ 名古屋のファストブレイクとサイド攻撃からのクロスで突破口を開きたい。特に名古屋の右サイド(神戸の左サイド)は神戸側が左サイドを押し上げる傾向があるため、ボール奪取後に名古屋が有効活用したいスペースになるでしょう。
☆ 名古屋は徳元、菊地、森島、マテウスカストロと高精度のボールを供給可能なキッカーが揃っています。13戦セットプレーからの得点がない、と長谷川監督のインタビューにもありましたが、セットプレーは大事にしたいところです。
【攻撃面の予習】
永井を欠く本日ですが、やはり名古屋の主たる攻撃はファストブレイクです。複数得点を期待しましょう。
おわりに
苦手なスタジアムの1つであるノエビアスタジアム神戸。そこで勝利を収められれば流れを変えられるのでは、と思います。
Never give up for the win!
良い試合になりますように。
【参考】
スタジアムに直接応援に行けない方は是非ファンスタで探してスポーツバー観戦を!