気付けば折り返しどころか後半戦もスタートしてしまいましたというかオリンピック始まったやん！ という感じですが皆さんお元気でしょうか。とか言ってたらおい来週もう再開やんけ。マジかよ時間ねえよ……頑張って原稿書けってことですねすみません。
なんか選手のコンディションがイマイチ……イマサン？ くらいの感じで中断前の戦績が非常によろしくなくタイムラインが割と荒れ気味だった我らが名古屋グランパスですが、再開前の最後の暇つぶし的なところとしてサクッと読んでくれよな！ なお例年どおりレンタル放出済の選手と特別指定組はここでは取り扱いませんのでよろしく。
GK
ランゲラック
キャプテン就任。鉄壁のGKがゲームキャプテン＝楢崎＝2010年＝J1優勝や！ と開幕前に賑わいを見せていたメディアやファン・サポーターが開幕3連敗で一気に阿鼻叫喚っていたのにはﾜﾛﾀ（笑えない）。今年のグランパスが「とりあえずはなるべく地上戦で剥がしていこうぜチャレンジ」をしている関係でヤッヒー時代以来と言いますかマッシモ～長谷川健太な近年で一番足元を求められており、色々危ないアレもあったというか失点もやらかしましたが、流石プロサッカー選手は意外と意識一つでなんとかなるのか、華麗なキックフェイントで相手のプレスをかわす姿も一度だけ見られました。あくまで個人的にはですが「へジス・クライフターン」を現地で見た時と同程度の衝撃具合だったので、次は一人かわして持ち上がるチャレンジでもってスタジアム全体を戦慄させてほしい。そんなん見たら金カムの杉本並の勢いで「マジかよ！」て叫ぶ自信がある。
などと言っていたら今シーズン限りでの退団が発表された今日この頃。ミッチのJ1セーブ集とかマジでＤＶＤ出して欲しい。もし出たらマジでσ(ﾟ∀ﾟ )ｵﾚは買います。
武田 洋平
頼れる2ndGK@グランパス9年目。気付けば37歳にもなり、GKと言えどもボチボチ引退とかチラついてきそうなお年頃なわけですが、なんか元気ですね武田。とりあえずルヴァンとか天皇杯とかで武田スタメンの時だと明らかに「ミッチが好き……だけど武田はもっと好き！」と大喜びしているファンが散見されますし、若干やらかしても「武田が止められなかったなら仕方ない」という感じでグランパスファミリーからの信頼は厚い（比較対象がミッチなんで、ミッチと同じくらい止められるかというとそうでもないということは皆わかっているので……）。余談ですがσ(ﾟ∀ﾟ )ｵﾚの妻氏（スポーツ選手とか芸能人とか基本興味ない）も武田のことを「イケメン」と個体識別していることが発覚しました。やはりイケメンは正義。
ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾
ユース上がり期待のGK3連星の3人目（言うまでもないが1人目は三井で2人目は東ジョンな）。とりあえずGK3連星で一番背が高く、「現代サッカーではやっぱキーパーは190㎝以上欲しいっすよね～」という基準を満たしているので頑張って欲しいところ。なお、これまでの人生においてあだ名がだいたい「アレ」「アレックス」だったらしいので、ここは敢えて「堀尾」と呼んであげるのも良いのではないだろうか。けっこう良いと思うんだけど、堀尾。
杉本 大地
なんというか頑張って欲しい。
DF
野上 結貴
控えにいてもスタメンでも常にチームにアグレッシブさと落ち着きとを与える野上さん。WB時ではきっちり相手ペナルティエリア内まで走り込んでいくしCB起用時でもちゃんと一列前の状況を見ているのがニクい。慣れない左CBをやった瞬間はちとアレな感じも少しありましたがサクサク修正してだいたい大丈夫な感じ。ホントはスタメンで使いたいんですがなんせサブに置いとくと色々便利過ぎるので前向きな理由でスタベンなんでしょうね。野上のパス刺し込み能力を久保あたりには大いに見習っていただきたいもんです。
ハ・チャンレ
韓国からやってきた俺たちのアニキ。事前の評判が「ポルトガル代表のペペみたいな感じ」だった上に、実際にプレーを見てみると割と躊躇なくファーストコンタクト時に相手アタッカーをガッツリ削る感じだったので、こりゃあカード枚数がえらいことになりそうやなあと思ったんですが、無意味に荒いわけではなくチームの責任を背負って潰しきる選択を意図的にやっているということが発覚し、むしろ意識的に相手をぶっ潰す怖い系だということが発覚しました。なお、韓国籍の頼れるアニキってなんか皆こんな感じだよなという「周りの不調まで自分で背負ってしまいがち」な感じで、不調に陥ったチームに引きずられるようになんだか調子を落としていた雰囲気でしたが、単に名古屋の梅雨～夏が思ったよりしんどかったのかもしれない。フル稼働してもらわないと困る選手なので再開後もよろしくお願いいたします。
井上 詩音
元ユース組。開幕スタメンだったものの三國と一緒にまあまあやらかしてベンチorベンチ外に。とりあえず野上さんと吉田ハが直接的なライバルだと思われるので彼らにできて自分にできないことをよく考えて頑張っていただきたい。
三國 ケネディエブス
福岡さんから獲得した才能。開幕戦で派手にやらかしてましたがなかなかものすごい成長曲線を描いており、このペースなら次の次のワールドカップあたりで代表入りも狙えるんじゃないでしょうか。やはり若手は使っても成長するとは限らないが使わないと成長しないもんですな！ てか最速だと今年の冬に外国に旅立ってしまうような気もしますが、まだ欧州でやるには正直なところ線が細いので、もう二回りくらい筋肉を分厚くしてJ1でなら外国籍含めて誰でもぶっ飛ばせるくらいになってからの方が良いと思う。そういうわけで国内からも国外からも来年の冬までオファーとかノーサンキューなんでそこんとこヨロシク。
河面 旺成
実はこの1年（去年の夏以降）で最も成長した選手なんじゃないでしょうか。なんか普通以上に守ってるししっかり左足からパスを供給してるし。課題は稼働率。そもそも去年の夏まではずっとケガったりなんだりでロクに試合に出ていなかったし去年ラストも怪我離脱してたし今年も開幕には間に合わなかったし出てたと思ったらまた怪我ったし（復帰済ですけど）。とりあえず河面不在時の勝率ダウン幅がとんでもないことになっているので再開後は可能な範囲で休ませつつ稼働率UPで、マジで頼んます。
次回
中盤から前はもう少し待ってくれ。それではまた！