ダンコバ | 審判 | 守備担当 | 攻撃担当 |
はじめに
本日2024年9月8日は18時30分からJリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド準々決勝第2戦、サンフレッチェ広島とのアウェイゲームです
第1戦は0-1で敗れましたが、アウェイゴールのルールが無い今大会のレギュレーションでは本日の試合で2点差以上で勝利すれば準決勝へ勝ち進むことができます。
名古屋の選手たちのリバウンドメンタリティに期待です。
この試合をプレビューします。
プライムラウンドのレギュレーション
すでにご存じの方も多いと思いますが、プライムラウンドのレギュレーションは下記の通りです
- 準々決勝と準決勝はホーム&アウェイで1戦ずつ。
- 90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分け。各回戦の勝者は2試合の勝利数が多いチーム。
- 勝利数が同じ場合は、次の順によって決定する
- ①2試合の得失点差
- ②第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦
- ③各チーム5人ずつのPK戦
- アウェイゴールルールは無し
- 試合エントリーは1チーム 20名以内、外国籍選手5名まで
- 「ルヴァンカップにおけるU-21選手の先発出場義務ルール」は実施しない
よって、最低でも90分で勝利をおさめることが必要です。
両チームの出場停止選手
両チームともに出場停止の選手はいません
両チームの予想布陣
広島は中3日の連戦でもリーグ戦とあまり先発出場選手を変更しない監督であるため、直近のリーグ戦とほぼ同じメンバーになると予想します。夏の目玉補強の1名であるゴンサロ・パシエンシアは監督インタビューを読む限りではで本日の試合に先発はないと考えます。
名古屋は第一戦後に山岸が負傷したという報道があったため、先発出場メンバーは変更すると予想します。監督インタビューでは何度もインテンシティという単語が出ていますので、守備時の球際の強度を高く維持可能な先発出場選手を起用し、前半は無失点で固く試合を進め、後半で連戦の疲労が出た広島に一気呵成で得点を取りにいく攻撃的采配が見られるのではないかと予想します
【参考】Jリーグの公式サイトに各ポジションの名称、役割が解説されているページがあります。サッカーではポジションの名称にバリエーションが多いのでよろしければ読んでみて下さい
なおセンターハーフは英連邦系の国ではセンターバックを意味するため、上記サイトと異なり、グラぽではセントラルMF(CMF)として表記しています
サンフレッチェ広島
第一戦と同じく、基本布陣も同様に3-4-2-1と予想します。
- GK:大迫が代表選出のため、川浪と予想。
- DF:中野、荒木、佐々木の3バックと予想。
- MF:CMFに松本と川辺、WBは新井、東と予想。
- FW:シャドーに満田とアルスラン、CFに加藤と予想。
名古屋グランパス
基本布陣3-4-2-1の選手配置と予想します。
- GK:ランゲラックと予想。
- DF:内田、三國、河面の3バックと予想。
- MF:CMFに森島と稲垣、WBに野上と徳元と予想。
- FW:2シャドーにユンカーと永井、CFにパトリックと予想。
名古屋グランパスの勝ち筋
基本的に第1戦と大枠の勝ち筋は変わりません、ここに挙げたことをきっちりとやり通すことが求められると考えます。
【守備面】強力なハイプレスからのカウンター攻撃、セットプレーの対処
● 広島の攻撃面の特徴は、前線からのハイプレスからボール奪った後のカウンター攻撃がまず挙げられます。
● スピードのある両WBはサイド攻撃に加え、正確なクロスボールと得点機にゴール前に侵入する機動力も持ち合わせています。
● 長身選手が多い特徴を生かしたセットプレーからの攻撃も強力です。
● 名古屋の守備面では守備ブロック形成時のDFラインのコントロールは重要です。
● 名古屋はボールを跳ね返した後のセカンドボールの回収など、中盤での守備強度で後手を踏まないことが試合を有利に進める前提です。第1戦では試合を優位に進めることが出来ていました。
● 広島の波状攻撃を防ぎきるには名古屋のWB、2シャドー、CFを含めて守備での貢献は必須です。守備対応に関して90分間緩めずに戦って欲しいと思います。
【守備面の予習】
第1戦でもやられてしまったアルスラン。本日は名古屋守備陣が完封してくれることを期待します
【攻撃面】単純な高さでは分が悪い。広島の高いDFラインの裏を突けるか
● 広島の守備面の特徴は、競り合いの強さがある3名が形成する3バックが強固なことが挙げられます。失点数は少なく堅守を誇っています。
● CBの空中戦の強さもあるため、単純なクロスボールではシュートまで持ち込むことも難しいです。
● 広島はボールを失った直後のカウンタープレスも強力ですし、セカンドボールを拾われて二次攻撃、三次攻撃につなげられると名古屋の攻撃のチャンスを作れません。
● 広島のDFラインは常に高めに設定されているため、DFラインの裏をファストブレイクで突きたいところ。名古屋の攻撃面では広島のDFラインからのパスを中盤で奪い、ファストブレイクで攻め切る展開が多くなることが理想です。
● 低めに設定されることの多い名古屋の守備ブロックはボールを奪う位置が低いですが、広島の両WBの裏のスペースを攻略し、高さの低いクロスからシュートに持ち込みたいところ。名古屋攻撃陣の奮起に期待したい。
【攻撃面の予習】
名古屋の得点源はやはりユンカーですので、彼の得点力に期待したい。
アウェイゲームでも今シーズンは勝利していますので、勝利して再現してほしいところ
おわりに
試合開始時間も30℃以上の気温になるとの予報ですし、現地で応援される方は熱中症の予防対策をお忘れなく。
広島に先勝されている状況となりますが、アウェイの地で勝利を掴んでほしいと思います。
良い試合になりますように。
【参考】
アウェイ開催のゲームですので、広島まで行けないというかたは是非ファンスタで探してスポーツバー観戦を!