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結果論を言うのは簡単な試合だったよ。ただ難しいッスよね~ #やわらかめコラム #grampus #グランパス L0292

侍「どうも侍です」

コストカット侍

記者「どうも記者です」

記者

侍「負けてしまった(´・ω・`)」

記「大敗でしたね。正直に気分が悪い」

侍「この試合を見て良い気分になるグランパスファミリーの方がもし仮にいるとしたら相当な変態」

記「喜べるのは、稲垣祥の得点くらいでしょうか」

侍「地味に『ボックス内にきっちり侵入して押し込む稲垣』が戻ってきているのは良いのだが」

記「そういう要素を活かしていければいいんですけどね。順番に振り返って行きましょう」

FC東京・名古屋グランパスのスターティングメンバー・ベンチ
FC東京・名古屋グランパスのスターティングメンバー・ベンチ
ポジション名FC東京名古屋グランパス
GK(ゴールキーパー)野澤(のざわ)ランゲラック
CB(センターバック)エンリケ トレヴィザン・森重(もりしげ)野上(のがみ)・三國(みくに)ケネディ・河面(かわづら)
SB(サイドバック)小泉・岡
WB(ウイングバック)内田・山中
CMF(セントラルMF・ボランチ・センター)高(こう)・東(ひがし)椎橋(しいはし)・稲垣
IH(インサイドハーフ)・シャドー永井・森島
SH(サイドハーフ)・WG(ウイング)仲川(なかがわ)・俵積田(たわらつみた)
FW(フォワード)ディエゴ オリヴェイラ・荒木ユンカー
各チームのポジション名と選手名

侍「スタメンでは山中が左に入ったくらいで最近のベーシックなメンバー」

記「ルヴァンでPK戦までもつれたとはいえ中5日ですし、ターンオーバー的な要素は見られませんでした」

侍「結果としてはルヴァンによる疲労の影響はやはり『あった』と言わざるを得ないのだろうが、それだけではない」

記「どういうことでしょうか」

侍「この試合のDAZN解説は戦術トークに定評のある林さんだったわけなので、詳しくは解説を聞きつつもう一度見直してもらえればだいたいわかるのだが」

記「見直すグランパスファミリー99%以上いない説」

侍「実際本当に見直せと言うのも酷なので、その解説を参考にしつつ要点を振り返ってみると、そもそもの誤算は守備のハマらなさだった」

記「相手のDFラインになんだかプレスをかけられなかったですね」

侍「端的に言ってしまうと相手右SBの小泉とCMFの東とが実に気の効いたプレーをしていただけと言えばだけだった

記「小泉は中に入ったり外に入ったり、東も落ちたり上がったりと、とにかくグランパスの前線に対して絶対に数的優位を崩さないように徹底していましたね」

侍「それでまずユンカーとツカサが『さてどうしようか』という雰囲気」

記「グランパスの守備ってまずファーストディフェンスがある程度機能する前提なので、そこで捕まえられないと中盤でも捕まえられないしで、これまた『さてどうしようか』と」

侍「捕まえられないなら捕まえられないで、一旦ミドルゾーンにブロックで構えて様子を見るなんていう選択肢もあるはずだ」

記「なんか伝統的にグランパス選手陣はそういうのが苦手なんですよね。なんか上手くいってないからちょっと変えよう的な」

侍「そういうわけで、なんか捕まえられないんだけどユンカーにツカサに永井もとりあえず前に出て行こうかなーという感じに」

記「捕まえられないのに前に出ても剥がされてヨシ! ということにしかならないような」

侍「なのでそうなった」

記「SHIT」

侍「そりゃ、特に前半あれだけボールを持たれて当然」

記「一方、攻撃はどうだったでしょう」

侍「今日はここ最近の試合でも特に『成功率は低いけどまずは前線に預けよう』という雰囲気」

記「10回やって1回ユンカーが仕留めてくれればそれで良いや的なアレですね」

侍「しかし今日の東京さん相手にはなんとも相性の悪い戦い方ではなかったか」

記「何故でしょうか」

侍「ボールを回収されたら奪い返せないので」

記「SHIT」

侍「実は東京さんの俵積田と荒木、清々しいまでに守備をサボっていたので、向こうは向こうで前線守備が基本的に機能していなかった」

記「だったらこちらもボールを持とうとしてもよかったんじゃないでしょうか」

侍「そのとおり。しかし守備の修正の話と同じで、なんか上手くいってないからちょっと変えよう、がどうも苦手」

記「俵積田が交代してから割と露骨に相手の前線守備力が上がって、そのせいもあって三國が何回かパスカットされちゃったんですよね」

侍「話を纏めると『ピッチ上の対応力』を試され、そして見事に大炎上した試合ではなかっただろうか」

後半見てみればわかるのだが、
FC東京は守勢に回ったときにそこまで盤石なチームではないのだが、どんなチームでも1つも穴がない布陣を組めないし、そんなチームはJリーグにはほとんどいない。緩急のつけかたとか、前線の守備のコントロールとかを自律的に考える対応力は必要なのだと思う

記「1失点目も2失点目も『ハマらない前線守備』が向こうの起点を作り出していましたからね……」

侍「今年の『良いグランパス』ならそういう劣勢を強度である程度覆せるのだが」

記「そうするには、肉体的だけでなく、メンタル・頭脳面の疲労がしんどかったな、という理解になるんでしょうね」

この試合の良かったところ

  • 和泉や倍井を始め、少なくとも数人の選手から意地を感じました、くらいかい?
  • 敵ながら仲川は良い出来でしたねチクショウ(なお、当然それも前プレで捕まえられなかったことによるものですが……)

この試合の(´ε`;)ウーン…

  • 俵積田と荒木はマジで守備しなさ過ぎで本当に良いのかアレはという感じでしたが、その二人に攻撃の方で結果をバッチリ出されたので超負け惜しみにしかならないよ!
  • 誰に言われなくても本人が一番悔しいパターンなのわかってるから、三國には「気にし過ぎるなよ、次頑張ろう」と言いたい

最後に

侍「長谷川健太監督の試合後インタビューで『我々は強いチームではない、というのが出てしまった試合だった』という意味のことを言っていた」

記「強さ、強さってなんだ? と思わずギャバンりたくなる感じですよ」

侍「もちろん色んな要素があるけれど、一つわかりやすい要素としては『司令塔となる日本人選手』かも」

記「どういう戦い方をするのかを味方に提示できる選手ですか」

侍「ただ、ないものねだりをしても仕方ないので、じゃあ例えば榊原なんかがそうなってくれると良いな、というような話にしか、現状ではならないのだが」

記「厳しいですねえ」

侍「ずは、既にある手札でなんとかしないと。今シーズンも終盤戦、無いものはいきなりあるようにはならない」

記「願わくは、この試合が今シーズンワーストの内容だったと後で振り返られますように」

侍「おあとがよろしいようで」

記「それではまた次の記事でお会いいたしましょう」

侍「成敗(Say-Bye)!」

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