忍者「どうも忍者です」
記者「どうも記者です」
忍「勝ったでござるー(∩´∀`)∩」
記「半年ぶりのリーグ三連勝だったようで」
忍「トヨスタの地の利を最大限活かせた感でござった」
記「移動が無いだけでもコンディション管理は楽になりますからね」
忍「ここ最近では『しっかりブロック』『ビルドアップ省略』という戦術の意思統一が見られていた磐田さんだけにしんどい戦いになるだろうなと思っていただけに大きな勝利でござろう」
記「順番に振り返っていきましょう」
ポジション名 | 名古屋グランパス | ジュビロ磐田 |
GK(ゴールキーパー) | ランゲラック | 川島 |
CB(センターバック) | 内田・三國(みくに)ケネディ・河面(かわづら) | ハッサン ヒル・リカルド グラッサ |
SB(サイドバック) | ー | 植村(うえむら)・松原 |
WB(ウイングバック) | 野上(のがみ)・徳元(とくもと) | ー |
CMF(セントラルMF・ボランチ・センター) | 椎橋(しいはし)・稲垣 | レオ ゴメス・中村 |
IH(インサイドハーフ)・シャドー | 和泉 | ー |
SH(サイドハーフ)・WG(ウイング) | ー | 高畑(たかはた)・松本 |
FW(フォワード) | 永井・森島 | ジャーメイン・渡辺 |
忍「試合序盤はグランパスペースでござった」
記「セカンドボール回収から椎橋や稲垣が前向きにプレーできていましたね」
忍「今日も強度上げていこう! という感じで」
記「そのまま先制できていれば良かったのですが、そうはならなかったです」
忍「先方が中央の人数を増やしてそのエリアでのセカンドボール回収力を高めてきたでござる」
記「じゃあサイドはどうすんのときたら、そこはジャーメインの気合いサイド流れで起点を作ってくるという」
忍「シンプルになかなか恐ろしい攻撃だったものの、そのせいで一番点を取れるジャーメインがゴール前にいないという状況が増えてしまった」
記「押し込まれて磐田さんペースだったもののグランパス守備が決壊しなかったです」
忍「なんというか『ジャーメインがもう一人いれば良いんだけどなあ』という雰囲気の先方でござった」
記「切ない」
忍「というわけで前半はそんな感じでグランパス劣勢、されど磐田さんもゴールは何となく遠いなあ、との雰囲気」
記「じゃあグランパスどうすんのという」
忍「監督の試合後インタビュー的には、試合のどこかでパトリック、という想定はあったようでござる」
記「ただし、後半頭からというのは椎橋のカードもあった雰囲気でしたね」
忍「そのあたりは勝敗のアヤで、劣勢で押し込まれて椎橋がカードをもらったが故にパトリック投入を早めようとなったのなら、先方としてはむしろ非常に嫌だったでござろう」
記「そういうわけで後半からはグランパスも非常に割り切ってパトリックに蹴ってセカンドボールを回収しようという雰囲気」
(コッソリ)一つだけ注目して見て欲しいのが、パトリックがジュビロ磐田ゴール前でボールを待つのではなく、中盤との距離が近かったので、セカンドボールが回収しやすかったところ
忍「前半と比べると、競り合いポイントが野上のいた右サイドからパトリックの中央に変わったでござる」
記「そしてボール回収に永井とツカサも加わったことでグランパスのセカンドボール回収率が明らかに上がりました」
忍「それにより前線に蹴っ飛ばしたくても、そもそもボールをあんま持てない磐田さんという状況に」
記「競り合い後の中盤のデュエルでグランパス選手陣が勝った、そしてそこから前向きにボールを持てる時間が増えました」
忍「そうなると先方はしんどい。引きこもってしまうと陣地回復手段が無くなってしまうので」
記「というわけで、あとはグランパスがいつ先制できるかという感じですね」
忍「そのままの感じで先制できて本当に良かったでござる」
記「パトリックが相手DF陣を押し込んで空いたスペースにクロスを流し込んだ永井、飛び込んだ稲垣、素晴らしいコンビネーションでした」
忍「そこから先方は選手交代で挽回しようとしたでござるが、残念ながら違いを生み出すには至らず」
記「ツカサの止め(とどめ)のゴールもあり、非常に視聴後感の良い試合でした」
この試合の良かったところ
- なかなか難しい試合でしたが、恐らく事前のゲームプランをほぼ完遂できたのは褒めるべきではないでしょうか
- DF陣がそう簡単に相手に負けなかった。そこが崩壊すると前提崩れる(多分)のでとっても大事なポイントでしたね
- 菊地のオシャレスルーパスも見事ながら、前に行きたい相手の裏をしっかり狙っていたツカサは◎
- 地味な試合展開を制するためには各選手の集中と強度あってこそ。皆よくやったと思いますよホントに。
この試合の(´ε`;)ウーン…
- 主審の判定の一つ一つは特に変だとは思いませんでしたが、選手がすごくストレスを感じていた雰囲気だったので、主審のゲームコントロール能力の向上に期待
- それ以外は特になし!
最後に
忍「これで勝点46。降格については、可能性としてはまだ0%ではないものの、その可能性は無視していい程度になったでござろう」
記「今後、ひょっとしたら倍井や榊原や吉田ハなど、また出番があるかもしれませんね」
忍「わからぬが、ルヴァンは本当に頑張ってほしい」
記「準決勝もどうなることやら」
忍「そもそもリーグの方も頑張ればワンチャン5位くらいありそうな雰囲気」
記「それくらいに上り調子になることを願って。10月がまたアツいことになりすように」
忍「おあとがよろしいようで」
記「それではまた次の記事でお会いいたしましょう」
忍「ニンニン」