グラぽ

名古屋グランパスについて語り合うページ

Open Menu

愛は見返りを求めないが、それでも見返りがあればそりゃ嬉しいッスよね #やわらかめコラム #grampus L0301

忍者「どうも忍者です」

忍者

記者「どうも記者です」

記者

忍「ややややややや山岸が!PKを!決めた!」

記「ユンカーもだ!」

※キャスパーは2023年の鯱の大祭典でアルビレックス新潟戦、PKをストップされている

忍「天変地異の前触れではござらぬか

記「なんて失礼なことを

※ 編注 ただ長谷川健太監督もこんな感じで言ってます

ー両チーム熱い想いを持って臨んだ一戦でしたが、気持ち以外の部分で勝負を分けたポイントは?

山岸が苦手なPKを決めたことだと思います。5番目のキッカーは河面の予定だったんですが、あのコンディションのなかで最後までよく頑張ってくれたということで、山岸を繰り上げたんです。「大丈夫か」と聞いたら、一瞬の間があったあとに「いけます」と。外したら仕方ないと思いながら見ていましたが、キャスパーとともに決めてくれたことが勝敗を分けたポイントだったと思います。
https://inside.nagoya-grampus.jp/inside/detail/index.php?sid=3606&cid=105 より一部引用

忍「優勝って大変だなというか、そういうことが起きないとできないというか

記「平均気温が過去最高を更新した『暑い名古屋の夏』という天変地異がもう発生済ですから、山岸がPKを決めるくらいあっても良いんじゃないでしょうか

忍「それはまあそうかもしれぬ

記「順番に振り返っていきましょう

名古屋グランパス・アルビレックス新潟のスターティングメンバー・ベンチ
名古屋グランパス・アルビレックス新潟のスターティングメンバー・ベンチ
ポジション名名古屋グランパスアルビレックス新潟
GK(ゴールキーパー)ランゲラック阿部
CB(センターバック)内田・三國(みくに)ケネディ・河面(かわづら)舞行龍(まいける)・稲村(いなむら)
SB(サイドバック)藤原・橋本
WB(ウイングバック)野上(のがみ)・徳元(とくもと)
CMF(セントラルMF・ボランチ・センター)椎橋(しいはし)・稲垣宮本・秋山
IH(インサイドハーフ)・シャドー・トップ下和泉長谷川
SH(サイドハーフ)・WG(ウイング)太田・谷口
FW(フォワード)永井・森島小野
各チームのポジション名と選手名

忍「さてこの試合、野上と河面とがなんとか間に合い、久々に『ボール保持型チーム絶対ブッ倒す』メンツのグランパスでござった」(プランA)

記「対する新潟さんも小野先発などなど、『そうきたか〜』感のあるメンツでした

忍「試合展開というか要点は見ての通りとしか言いようがなく」

記「いやそこでサボらないでくださいよ。やわらかく解説するのが忍者さんの役割でしょ」

忍「(・д・)チッ」

記「なんやねん」

忍「グランパスファン・サポーターの皆さんが勝利の美酒に、さあ酔いしれるぞ! というタイミングでどうしてコラムを書かないといけないのか」

記「それが中の人の存在意義だから仕方ないのでは?」

忍「存在意義なんでござるか……」

記「つべこべ言わずにお願いしますよ」

忍「グランパスとしては『DFラインが相手アタッカーと数的同数になることを受け入れたマンツーマン・ハイプレス』を今日も仕掛けたわけで」

編注:DFラインの枚数を3枚で3トップをさばこうという話で、WBの2人をDFラインに可能な限り下げず、相手DFラインへのプレッシャー要員にして、相手の攻撃を窒息させようという戦術を採っている

記「対する新潟さんとしては、GKもビルドアップに加わることで、ビルドアップ時に絶対に数的同数を許容しなかったですね」

忍「つまり、絶対に相手のビルドアップを捕まえたいグランパスVS絶対にグランパスの前プレに捕まえられたくない新潟さん、というわかりやすい展開に」

記「そこに工夫は何かあったんでしょうか」

忍「なんて失礼なことを。そのように戦えることそのものが両チームの工夫の結晶でござる」

記「それは確かに」

忍「GKまでビルドアップに組み込まれたら、DFラインが数的不利になることを許容しない限り数的同数のプレスはかけられない

記「そんなことはできませんからね。必然的にビルドアップ側が一人多いことになります」

忍「なのでグランパスとしてはなるべく『狭い局面』で奪ってしまいたいし、新潟さんとしては『空いている一人』をビルドアップの出口として使いたい」

記「この試合で言えば、グランパスがなんか曖昧な守備対応をした時に限ってヤバいことになってました。実際失点しましたし」

忍「そうなると、試合の要点としては、グランパスがそれでも新潟さんのビルドアップを捕まえてショートカウンターで攻めきれるか、新潟さんがグランパスの前プレを剥がしてカウンターで攻めきれるか、になるのが当然の帰結」

記「そして前半は完全にグランパスペースでした。相手を捕まえた結果からの永井の2得点で」

忍「正直、このまま決まるかなと思っていた、ハーフタイムでは」

記「決まりませんでしたねえ」

忍「グランパスが後半15分までに3点目を取れれば決まっていたでござろう」

記「そこで決まらずに、新潟さんの前線がフレッシュなメンツになりました」

忍「グランパスが後半15分までに3点目を取れれば決まっていたでござろう」

記「そこで決まらずに、新潟さんの前線がフレッシュなメンツになりました」

忍「試合開始当初くらいのプレス強度を保てるチームなんて世界中探しても一つもないので、後半15分くらいを過ぎると当然グランパスのプレス強度も落ちてくるし、リードしているわけでDFラインとしてはあまりリスクを背負って上がりたくなくなってくる」

記「典型的な『間延び』からスペースを相手に与えてしまいました」

忍「相手のDFラインのパス出し能力が総じて高かったこともあり、まあ元気なアタッカー陣にスパンスパンとパスが通ってしまい」

記「決壊も時間の問題、というところからの失点でした」

忍「そこから先は正直細かい戦術どうこうではなくて、お互いに交代選手がキメてくれ!という感じで」

記「そしてお互いに交代選手が結果を出したんですよね」

忍「中山はできれば1得点の関与に留まってほしかったでござるが」

記「ゴホッゴホッ」

※編注 野上結貴も万全ではなかったと思われるので、守備の求められる終盤まで引っ張れなかったチーム事情の問題というのが大きいと思う

忍「まあ、PK戦まで堪能させていただいて、特に初めての決勝戦観戦の新し目ファンの方には『サッカーの決勝戦たまんねえな』と骨の髄まで刻み込まれるような試合だったのではないだろうか」

記「解説の内田篤人さんが『こんな良い試合の延長戦まで見られるんですね〜』と明らかに狙ったコメントをしていたとおり、カップ戦の決勝に相応しい良い試合だったと思いますよ」

この試合の良かったところ

  • ミッチェル・ランゲラック(MVPはちょっと忖度感あったけど😂)
  • 椎橋→走り込んでる稲垣→和泉トラップで剥がす→永井の2点目は今シーズンいまんところ最優秀ドエロイ崩しゴール
  • グランパス全ての選手にありがとう
  • 中山の自作自演的なアレコレはもう許してあげよう
  • 新潟さんの「グッドルーザー」具合は本当に素晴らしかったです。また決勝で、いつか。

この試合の(´ε`;)ウーン…

  • 無いよ。決勝なんだから勝てばすべてが肯定される。

最後に

忍「タイトルは本当にうれしいものだが、タイトルを取れてしまったが故に色んな問題が先送りにされて、結果アカン感じになったサッカークラブなんかも世界中にあるわけで、グランパスには成功と問題点とはちゃんと切り分けて対処して欲しいでござる」

記「なんかいきなり現実的!」

忍「まあでも、この連休くらい、皆が夢をフワフワ見ていてもバチは当たるまい

記「ありがとう、グランパスに関わる皆さん

忍「おあとがよろしいようで」

記「それではまた次の記事でお会いいたしましょう」

忍「ニンニン」

Leave A Reply

*

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE