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#宮大樹 選手はどんな選手なのか? #グランパス #grampus GR646

2024年12月26日、宮大樹選手の加入が発表されました。

宮大樹選手について掘り下げます

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なぜ宮大樹選手を獲得したの?

こちらの記事でも書きました。

河面旺成選手がいるときには平均勝ち点1.81、優勝争いできる数値でしたが、いないときには三國ケネディエブス選手か、野上結貴選手を回す必要があり、バランスが崩れてしまうということがありました。

河面選手が欠場した試合は1勝2分9敗、平均勝ち点0.33、確実に降格ペースだったわけです。(そりゃ11位になります)

本職CBの左利きが必要でした。

宮大樹選手はどんな選手?

宮大樹選手は1996年4月1日生まれの現在28歳です。

左利きで、186cmと体格も良く、大学時代から注目されていた選手です。

大学3年からヴィッセル神戸の特別指定選手となっていました。

4年生時の2017年のユニバーシアードサッカー日本代表では、菊池流帆、小島亨介、永石拓海、重廣卓也、守田英正、脇坂泰斗、戸嶋祥郎、柴戸海、ジャーメイン良らとともに日本の優勝に貢献、活躍しました。

また関西大学一部リーグで最優秀選手にも選ばれています。

ヴィッセル神戸の内定時には、以下のようなコメントが。

宮選手は入学後すぐに頭角を現し、1年次からトップチームでプレー。長身を活かしたヘディングの競り合いと絶対に抜かれない1対1の強さを合わせ持つセンターバックとして活躍。すばやくかつ正確な前線へのロングパスで何度も決定機を創り、チームに勝利をもたらしました。憧れの選手は「元日本代表中澤佑二さん」。大学での目標は「チーム一丸となってインカレ出場し、大学日本一になること」とのこと。

ここで書かれているロングパスは、こんなデータも

プロ入り後はヴィッセルで出場機会に恵まれず、2年で16試合に留まり、水戸ホーリーホックへ。フェルマーレンの壁は高かった。

水戸ホーリーホックではほぼレギュラー。

その実績をもって2020年にサガン鳥栖へ

そして21年からはアビスパ福岡に移籍。プレースタイル的にも怪我が多く、最大でもシーズン27試合の出場になっていますが、活躍は間違いない選手です。

宮大樹選手の人となり

趣味は御朱印集めと競馬だとか。

少しチャラ目に見えますが、好青年だとか

宮大樹サンタではお茶目な姿も

キャプテンシーもある選手です。

宮大樹選手のスタッツ

宮大樹選手のデータを名古屋既存DFと、3バック左の代名詞とも言える佐々木翔選手、さらに12月28日に加入の発表された佐藤瑶大選手と併せて見てみましょう。

主なDFのスタッツ(出場記録・パス)
主なDFのスタッツ(出場記録・パス)

まずパス周り。注目してほしいのはやはり河面と三國がビッグチャンス創出があること。

ボールタッチ数は少し多め。パス関連データ無双の佐藤瑶大選手に隠れていますが、

  • 河面選手・三國選手が低いロングパスの成功率が高いところ
  • キーパス(味方のシュートに直結するパス)がこの三國選手・河面選手の2倍の数値あること
  • クロスの値が三國選手の7倍、成功率も高い

以上については覚えておいたほうがいいでしょう。

なお、佐藤瑶大選手はマジでビルドアップ無双ですね・・・

主なDFのスタッツ(守備)
主なDFのスタッツ(守備)

守備に関しては、やはり三國選手がものすごいです。

また、河面選手がタックルでボールを奪う成功率が非常に高いですね。

内田宅哉選手、たしかにブロックでシュート防いでいる印象も強いですがやはり納得の90分あたりブロック数トップでした。それに次ぐのが宮選手です。

注目は宮選手のインターセプトの値です。これはなかなかの値です。

主なDFのスタッツ(その他)
主なDFのスタッツ(その他)

その他に関しても三國無双なんですが、空中戦デュエルでは宮選手が上回っています!

そしてレッドを貰っていないところも注目したいですね。ファールの数は多いのにレッドを貰わないというのは守備技術が高いということだと思います。

主なDFのプレイングスタイル指標
主なDFのプレイングスタイル指標

Football-Labさんのプレイングスタイル指標ではも攻撃系では佐藤瑶大選手無双、守備では佐々木翔選手と三國選手が目立ちます。

が、平均して高い数値を出しているところもいいですね。

主なDFのヒートマップ比較
主なDFのヒートマップ比較

宮大樹選手のヒートマップを見ると、敵陣かなり深いところまで入り込んでいることがわかります。逆サイドですが内田選手よりも赤い部分は敵陣深いところにあります。

一方で河面選手はその分、WBの選手の裏をたくさんカバーしているというところがわかりますね。

宮大樹選手と河面旺成選手のどちらがレギュラーを取るのか?

正直、こちらについてはわかりません。

上のデータを見て、河面旺成選手にも良いところがいっぱいあることが見て取れると思います

連携面では河面旺成選手がリードしています。

ただ、高さとか強さの面では宮大樹選手がリードしています。

可能ならば2人でいい競争をして、その競争がチームに良い結果をもたらしてくれますように

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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