はじめに
コンウェンですこんにちは。色々あった24シーズン。余韻に浸るまもなくあっという間に25シーズン開幕です。本記事ではFootball Labの24年のPlaing Styleというデータを元に、所属選手の特徴についてランキング形式で見ていきたいと思います。よろしくお願いします。
Football Lab選手データについて
本記事ではFootball Labの各選手のPlaying Styleを元に各選手の特徴と構成を見ていきます。Playing Styleとは「Playing Styleの数値(1-20)は、さまざまなプレーデータから算出された数値の偏差値をポイント化したものです。」と説明されておりざっくりいうと数字が高いほどその能力が秀でたものであるということです。
プレイデータより算出されており、出場機会の少ない選手や新人選手はデータ無しとなっており、残念ながらランキング外となります。伸びしろですね。なお、移籍選手は前所属チームでの数字となってますので前所属チームのスタイルの影響も受けた数字となっていると思いますが細かいことは気にするな。
各Plaing Styleランキング
それでは、早速各項目のランキングを見ていきましょう。
決定力
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。https://www.football-lab.jp/pages/cb_point/
決定力は新加入浅野が1位。練習試合でも得点を重ねており、ゴールへ向かうプレイに期待しましょう。これまで新明新名神で菰野町を通る時いつも「ここが浅野拓磨の地元かぁ」と思いながら通ってたんですがこれからは「雄也の地元だぁ」と思いながら通ります(超余談)。2位は俺達の終身名誉生え抜き永井。衰えをしらぬスピードと時に強引にゴールを狙うシュート意識で得点を重ねてもらいましょう。3位は和泉と山岸。我らが新キャプテン和泉は前目のポジションでガンガン点を取ってもらいたいですね。山岸はケガが重なり不本意な24シーズンだったと思いますが、きっちり上位。今シーズンは怪我なくシーズン二桁達成してもらいましょう。他にも前線ではデータ無し組のユンカー(試合数少?)やマテウス(J復帰)が控えており、ともにコンディション上がれば間違いなく得点量産してくれるでしょう。長年課題と言える得点力、なんとかなりそうです。
ワンタッチシュート
決定力と同じ顔ぶれの中、山岸が1位。シュートセンスの高さは疑うべくもないのでとにかくコンディションを高く保ってもらいたいですね。浅野、永井も合わせるのは上手い印象。特にサイドからのチャンスボールが多くなりそうな気がしていますが、きっちり叩き込んでもらいましょう。
ヘディングシュート
ここも山岸(2冠)。頼りにしてます。同点で新加入の佐藤。3位の三國とともにCBがヘディング強いのはセットプレーでの期待感が高くなり非常に良いですね。2位は意外と?永井。さすが名誉生え抜き。3位は三國。セットプレー時ゴール前に迫力を出してもらいましょう。
ロングシュート
1位は無事完全移籍で来てくれた副キャプテン徳元。左足から放たれる強烈なシュートは魅力ですが、とある試合(失念)で右でもエグいシュートを見せており、期待値は高いです。2位は永井。チャンスとあらば距離関係なく撃ってくれる選手ですね。川崎戦の必殺「スーパーロング入ったのになんか変な会場空気だけどまぁ喜んどいたろシュート」は見事でした。3位は森島。情報通り1列下がるのであればよりロングシュートチャンスは増えると思います。技術は申し分ない選手ですので楽しみです。忘れてはいけない悪魔の左足マテウスもおり、今シーズンもスーパーゴールに酔いしれたいと思います。
セットプレーシュート
こちらも徳元(2冠)。頼もしいですね。2位に名古屋の誇るテクニシャン森島と菊地が並びます。浅野も数値が高い上、データ無しのマテウスや山中も控えており、フリーキックを誰が蹴るのか注目です。左足のやべーやつ盛りだくさん。
パスレスポンス
1位は浅野(2冠)。加えて永井、山岸と決定力でも上位の3人が上位で、ゴール前でのチャンス創出を期待です。3位に中山。持ち前のスピードと攻撃意識で敵守備陣をかき回してくれるでしょう。
敵陣空中戦
ここは山岸(3冠)。得意の胸トラップを使いこなしとにかく収めまくってもらいましょう。2位は永井。速い強い撃てるこの漢、底が知れない。3位は野上。WBで出場時の「ビルドアップの出口」としての野上の安心感。今シーズンも頼りにしてます。
ドリブルチャンス
1位は中山。ドリブル小僧は大好物なのでスピード&切れのあるカットイン楽しみです。2位は浅野。攻撃系でことごとく上位なのはゴールへの意識への高さでしょう。そして3位はキャプテン和泉。総合力の高さ故色んな使われ方をされがちですが今年は前でより多くのチャンスメイク&ゴールを期待しちゃいます。
クロスチャンス
副キャプテン徳元(3冠)。説明不要のドンピシャクロスと(この指標に含まれてるかわかりませんが)前置きなく飛ばせるいきなりロングスローで多くのゴールに貢献してくれるでしょう。2位は攻撃の要、森島と新加入の宮。宮はCBながら左足からのクロスにも定評があり3CBに求められる攻撃参加にも応えてくれそうです。3位は中山。上記のドリブルチャンス能力と合わせてガンガン攻め込んでほしいですね。
パスチャンス
1位は菊地。前評判に違わず素晴らしいキックを持っています。攻撃に違いを生み出せる技術でさらなる活躍をしてくれるでしょう。もっとゴールしてもええんやで。2位は森島。24から引き続きチームの柱として、かわいく攻撃を組み立ててもらいましょう。3位はここにも顔を出す徳元と浅野。もう期待しかないっす。
ビルドアップ
1位はなんと佐藤がぶっちぎり、リーグでも最上位クラスであろう17。奪われず後ろから組み立てられるCB。頼もしい…。2位は森島。稲垣椎橋がいる上に加藤玄が良すぎて結局トップ下かシャドー説が僕の中で有力なのは内緒ですが、後ろで持てて繋げるボランチとして楽しみですね。3位は菊地と和泉。持ち前のキープ力と展開力で攻撃の軸となって欲しいふたりです。
自陣空中線
ここからは主に守備の指標。自陣空中戦は佐藤(2冠)、宮、三國。昨年の(もちろん今年も)名古屋の守備の要である三國が3位という頼もしさ。生半可な放り込みじゃやられない鉄壁のトリプルタワー建立です。
守備
守備も三國、宮、佐藤、そして24名古屋で最も勝率を持つ漢こと河面がランクイン。三國が意地の?守備系項目1位奪取です。守備ポイントはゴリゴリに押し込まれてなんとか掻き出す事でもポイントが入るので一概に高ければいいわけでは無いのですが、最後にCBが守れるかは勝敗に直結しますので、ここの値は大切です。
ボール奪取
ボール奪取は貫禄の稲垣。なんと数値は19。今年も名古屋の心臓として刈って狩って勝ってもらいましょう。2位は内田と椎橋。3位に三國・佐藤・徳元・菊地と続きます。運動量豊富に中盤を制圧できる能力を表す、個人的には最も試合の勝敗に直結する大事な指標だと思っています。激しいボランチやCBのポジション争いが続いているようですが、勝ち取るために貴重な能力です。これらの頼れる選手たちをどう組み合わせてくるのか注目ですね。
カバーエリア
菊地が稲垣を抑え堂々の1位(2冠)。豊富な運動量で好守に活躍してもらいましょう。2位は説明不要の稲垣。今年も任せたよ。そして3位に中山と森島。走れ走れ。
最後に
以上、新たに名古屋を選んでくれた選手たちがしっかりと現れた結果となりました。そういう意味でも補強はうまくいったと考えてよいのではないでしょうか。ここに加えて本データの無い、超大型ルーキー副キャプテン加藤玄、帰ってきた悪魔の左足マテウス、若干不本意であったであろう24年から躍進を目指すユンカーや山中、小野ら、そして成長株の若手たちが本当に良い空気でポジション争いを繰り広げている空気が伝わってきます。予想フォーメーションも書こうかと思いましたがこれだけ層の厚くなったチーム、誰が出ても遜色ない戦いができると思いますのでやめときます。GK陣も含めてチーム全員で高めあい、新たなる輝く星を2個も3個も獲得してくれることを期待しつつ、25年シーズンも楽しんで行きましょう。それでは。
おまけ
ここまで読んで、あれ?あの選手は?と思ったあなた、正解です。J2からの移籍選手は昨年J2内での偏差値を元にポイント化されていおり、単純に比較できないため除外させていただきましたがあの漢がいます.そう原輝綺です。下記に示す通り決定力を筆頭に攻撃系指標が軒並み高いうえ守備もきちんと高いという驚異の選手。彼も加えた25年新生グランパスDF陣、楽しみです。それでは本当におしまい。