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2025年J1リーグ第14節清水エスパルス戦ミニレビュー&第15節ファジアーノ岡山戦ミニプレビュー #grampus #グランパス #spulse #ファジアーノ岡山 K0079

はじめに

コンウェンですこんにちは。やりました快勝です。3-0ですってよおくさん。中二日で体力的にも厳しいけれどお互い様、連勝で上を伺っていきたいミニレビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。

第14節レビュー

第14節の名古屋と清水エスパルス戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。

1.名古屋グランパス・清水エスパルスのチャンスビルディングポイント比較
1.名古屋グランパス・清水エスパルスのチャンスビルディングポイント比較

CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。

試合短評

グラフは派手な結果に対して落ち着いた印象ですが、早めに大量リードして余裕を持って試合運びをできた結果もあるのかと思います。

名古屋ゴール期待値は0.894と1にも届かず、チャンス構築率も9.3%、枠内シュートも4本と決して多くはないですが、うち3本決め切ったのだからたいしたもんですよ。

クロスも13本あげて成功15.4%とまずまずです。当たり前ですが決定機を決め切るって大事なんです。

一方清水のほうがゴール期待値は上回ってますが、枠内シュートは0本。

シュート位置を見ても遠目からのシュートが多くなっており、効果的なペナルティスポットへの侵入は防げていたことがわかります。

本当に危なかったのは佐藤の魂のブロックとピサノの神通力でクロスバーに吸い込ませたシュートくらいでしょうか。しっかりと守り切りました。

2.【第14節】スタッツ抜粋
2.【第14節】スタッツ抜粋

3.【第14節】シュート位置
3.【第14節】シュート位置

個人CBP

個人CBPを見ていきます。攻撃CBP。全体一位は清水松崎。清水攻撃のキーマンであり、パスにドリブルに自在に攻撃を組み立ててくるいい選手でした。

名古屋1位は誰が言ったか「長谷川監督の十徳ナイフ」内田。得点はすべて内田からのクロス。奪われたくないところではしっかりとキープし、パスもドリブルも使いながら右サイドの攻撃をけん引してくれました。すき。チーム2位は俺たちのストライカー稲垣。豊富な運動量で前線にも顔を出し、FW顔負けのヘディングシュートで見事先制点を叩き込んでくれました。

4.【第14節】攻撃CBP個人データ
4.【第14節】攻撃CBP個人データ

クロスCBPは内田と永井が上位。内田は上述のとおりすばらしい右サイドアタックを見せてくれました。2点目和泉のゴールは先に相手にあたっているのでこの数値には反映されていないと思いますがそれでもこの数字。しっかりゴール前にボールを届ける。大事です。永井は序盤からさすがの運動量で攻撃を引っ張ってくれました。

5.【第14節】クロスCBP個人データ
5.【第14節】クロスCBP個人データ

シュートは得点を挙げた椎橋と和泉が名古屋上位。椎橋は山岸の(中山への??)パスを(搔っ攫い??)見事なシュートで締めてくれました。相変わらず好調です。そして俺たちの名誉生え抜きキャプテン和泉、序盤いい抜け出しからのシュートを撃ってましたし、なんといっても貴重な貴重な追加点。内田のクロスからこぼれてきたところを冷静に押し込みました。きちんとゴール前に人がいて、枠に飛ばす…素晴らしいですね。

6.【第14節】シュートCBP個人データ
6.【第14節】シュートCBP個人データ

奪取はやっぱり稲垣。化け物。常にこの数字では上位に入っており、説明不要ですね。清水はマテウスブエノが上位。前評判通り、攻守の要となる素晴らしい選手でした。

7.【第14節】奪取CBP個人データ
7.【第14節】奪取CBP個人データ

ということで前半のうちに決めておけば…という前々節、早々に決めたのに…という前節からの、前半のうちに早々に決めて追加点で突き放すという理想の試合をやってのけてくれました。しかもクリーンシート。もちろんまだまだ安心できる順位ではないですし、改善点もありますが、快勝したときくらいは素直に喜んでいきたいと思います。やったぜ。

追伸。

データには出てないですが触れさせてもらいたいのが、ピサノのJ1デビュー。シュミットの不調により当日朝急遽スタメンとなったようです。派手なセーブこそありませんでしたが、堅実なハイボールや対スルーパスの処理、長短のボールの扱いなどデビューとは思えない安定感でクリーンシートを達成してくれました。状況によっては岡山戦も先発あるかもですが五万オーバーの国立アウェイであの堂々としたプレイ。安心してまかせられますね。ナイスぅ。

そして国立に駆けつけてくれた武田にも感謝。キーパーってなんかあった時のために3人目も帯同してるのかと思ったけどそんなことないんですね。あと急遽さんぽの中断に同意してくれた武田ワンちゃんにもマジ感謝。

第15節プレビュー

第15節ファジアーノ岡山戦のプレビューです。名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。

8.名古屋グランパス・ファジアーノ岡山のチャンスビルディングポイント比較
8.名古屋グランパス・ファジアーノ岡山のチャンスビルディングポイント比較

試合展望

グラフとしては攻撃ではクロス、ドリブルがやや高め、守備は奪取が高めとなっています。

奪取の高めの理由がTeam Styleの指標でも表れており、各プレッシングの値とカウンタープレス(ロスト5秒以内のプレス指標)の値が高く、フィジカルコンタクトの値も高いことから、どの位置タイミングでも激しいプレスをかけてくることがうかがえます。

そしてうばったらショートカウンターおよびラインブレイクラン(裏抜け)で早い攻撃を仕掛けてきそうです。AGI(攻撃時どれだけ早く相手ゴールに近づけたかを表す指標)もリーグ2番目に高く、激しいプレスに面食らってサクッとやられることの無いように注意です。

一方、Chance Buildingをみるとチャンス・被チャンス構築率は平均的ですが、シュート・被シュート成功率がともに低めです。決定的な位置で仕事をさせない、こちらは位置も精度も高めて一撃必殺を狙っていきましょう。セットプレーにも注意。

9.【岡山 14節終了時】Team Style
9.【岡山 14節終了時】Team Style

10 .【岡山 14節終了時】Chance Building
10 .【岡山 14節終了時】Chance Building
11 .【岡山 14節終了時】AGI×KAGI
11 .【岡山 14節終了時】AGI×KAGI

個人CBP

注意すべきは江坂。出してよし受けてよしの岡山の攻撃をけん引するキーマンです。それから重戦車ルカオ。恐るべき推進力をもったドリブルと身体能力でチャンスを創出してきます。名古屋の誇る屈強なCB陣をもってしても手を焼くかもしれませんが三國あたりにガツンとやっちゃってもらいましょう。それから少し警戒しておきたいのが佐藤。各年代別の代表を経験してきている18歳のアタッカーです。チーム最多の3ゴールを上げており、岡山を勢いづけないためにも抑えておく必要があります。

守備では中盤のベテラン藤田息吹。前述のプレスの要となっている選手で、前節はどうやら完全休養をとったようですので、(ケガ等でなければ)万全の態勢で臨んでくる可能性があり、変なところでボールを奪われないよう注意です。なお藤田は名古屋出身だそうです(豆知識)。

12 .【岡山 14節終了時】個人CBP
12 .【岡山 14節終了時】個人CBP

最後に

いやー勝つって素晴らしい。勢いに乗って連勝と行きたいものです。

激しいデュエルが展開されそうな岡山戦ですが、強度合戦は望むところ。

岡山といえば桃太郎ですが愛知にも俺たちの桃太郎神社があるので負けられません(120%余談)。

引き続き応援していきたいと思います。それでは。

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