はじめに
コンウェンですこんにちは。来季への試金石ともなるEAST3位町田との順位決定プレーオフが始まりました。構想リーグで培った内容を確認しつつ、結果も残して終わりたい、そんなミニレビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。
順位決定プレーオフ第1戦 レビュー
順位決定プレーオフ第1戦 FC町田ゼルビアのfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
試合開始すぐに驚くほど計算通りのきれいな形のセットプレーで先制されます。この形のサッカーを標榜するならセットプレーとカウンターからの失点は減らしていきたいところです。しかしこちらもセットプレーからすぐに同点に。木村のシュートも見事でしたが、その前の森島が落ち着いていました。ゴール前にこぼれてきたところ焦らずに木村にナイスパス。僕ならシュートボタン連打しちゃうね。後半にはやっぱり減らしたい形のカウンターで勝ちこされます。被カウンターがビッグチャンスになるのは攻撃的に行く場合の宿命ですが、シュートで終わること、失った場合のリスクケアもある程度考えたポジショニング等改善点はしっかり直していきたいところです。しかしこのまま終わらないのが今年のグランパス。アディショナルタイムに高嶺キャノンがついに炸裂。タイミング軌道コース強さすべてが完璧な一撃でした。すごい。グラフとしてはなんというかここまでの名古屋を象徴するようなグラフ。攻撃はリーグ平均と比べてもすべて高めで◎。一方町田のグラフが奪取ドリブルシュートが高めで、いい所で奪われ、運ばれ、ビッグチャンスとなるシュートを打たれた、そんな感じです。まぁ、この形でより精度を高めていってもらえればいいかなと個人的には思ってます。
スタッツもゴール期待値がやや町田優勢な以外はそんなに大差ない試合です。シュートも町田が多いものの枠内は名古屋が1本ですが多い、進入系スタッツもほぼ同等です。
名古屋 | 町田 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
平均 | 率 | 数 | 項目 | 数 | 率 | 平均 |
1.479 | – | 1.302 | ゴール期待値 | 1.914 | – | 1.169 |
13.3 | 15.4% | 13 | シュート | 17 | 11.8% | 11.7 |
4.7 | – | 8 | 枠内シュート | 7 | – | 3.9 |
0.0 | – | 0 | PKによるシュート | 0 | – | 0.1 |
448.5 | 85.3% | 543 | パス | 395 | 81.5% | 411.3 |
16.8 | 30.8% | 13 | クロス | 12 | 33.3% | 11.8 |
12.6 | – | 13 | 直接FK | 7 | – | 8.7 |
1.6 | – | 2 | 間接FK | 2 | – | 1.4 |
5.1 | – | 1 | CK | 2 | – | 4.1 |
17.6 | 90.0% | 10 | スローイン | 20 | 65.0% | 18.9 |
10.5 | 77.8% | 9 | ドリブル | 15 | 60.0% | 12.1 |
18.6 | 61.5% | 13 | タックル | 22 | 59.1% | 17.1 |
22.7 | – | 21 | クリア | 19 | – | 18.1 |
1.5 | – | 3 | インターセプト | 0 | – | 1.3 |
1.9 | – | 2 | オフサイド | 2 | – | 1.7 |
0.7 | – | 0 | 警告 | 4 | – | 1.2 |
0.0 | – | 0 | 退場 | 0 | – | 0.1 |
38.4 | – | 39 | 30mライン進入 | 35 | – | 30.8 |
14.1 | – | 15 | ペナルティエリア進入 | 13 | – | 10.6 |
112 | – | 108,936m | 総移動距離 | 112,203m | – | 118.0 |
137.2 | – | 115 | スプリント | 126 | – | 113.2 |
115.2 | – | 96 | 攻撃回数 | 96 | – | 106.5 |
11.6 | – | 13.5% | チャンス構築率 | 17.7% | – | 11.0 |
52.5 | – | 57.2% | ボール保持率 | 42.8% | – | 45.2 |
シュート位置はこの試合は名古屋がやや遠目からが多いイメージ。が、そのうち一本が高嶺キャノンなのでよしとしましょう。
時間帯別の保持率・シュートです。全体的に保持しつつ、各時間帯でシュートが撃てていて良いかと思います。被シュートは改めて見るともうちょっと減らしたいところではあります。

個人CBP
個人CBPを見ていきます。パスは高嶺・森島のボランチコンビ。ここからしっかり前orサイドへボールが供給できていれば大丈夫です。
名古屋 | 町田 | |
|---|---|---|
高嶺 朋樹 | 2.46 | |
森島 司 | 2.4 | |
和泉 竜司 | 1.77 | |
1.68 | 中村 帆高 | |
藤井 陽也 | 1.45 |
クロスも名古屋勢が上位。中山(祝WESTベストイレブン)が相変わらずのチャンスメーカーです。同サイドCBの佐藤もランクインしており、ミシャ式CBとしてしっかり仕事をしてくれました。町田は左サイドから林がチーム1位でした。
名古屋 | 町田 | |
|---|---|---|
中山 克広 | 1.16 | |
佐藤 瑶大 | 1.02 | |
0.59 | 林 幸多郎 | |
0.58 | 望月 ヘンリー海輝 | |
0.49 | 前 寛之 |
6.【プレーオフ第1戦】クロスCBP個人データ
ドリブルは町田相馬が全体1位でチーム2位に藤尾、3位にエリキと要注意人物にしっかり運ばれてしまいました。ここは第2戦に向けては改善点です。名古屋1位は浅野。積極的に仕掛ける姿勢は健在です。
名古屋 | 町田 | |
|---|---|---|
1.04 | 相馬 勇紀 | |
浅野 雄也 | 0.92 | |
0.7 | 藤尾 翔太 | |
0.57 | エリキ | |
0.54 | 徳村 楓大 |
シュートはそれぞれ見事な同点ゴールを叩き込んでくれた木村(祝WESTベストイレブン)と高嶺の両名。すき。
名古屋 | 町田 | |
|---|---|---|
木村 勇大 | 3.77 | |
2.67 | 中山 雄太 | |
高嶺 朋樹 | 2.65 | |
2.56 | ネタ ラヴィ | |
2.49 | 徳村 楓大 |
奪取は町田前、中山、ネタラビィとこちらもキーマンにポイントを稼がれてしまっているので要修正。名古屋はパスに続き佐藤がランクイン。がんばってます。
名古屋 | 町田 | |
|---|---|---|
16.92 | 前 寛之 | |
14.15 | 中山 雄太 | |
12.33 | ネタ ラヴィ | |
佐藤 瑶大 | 12.19 | |
9.79 | 中村 帆高 |
守備は町田岡村、名古屋藤井(祝WESTベストイレブン)とそれぞれの守備の要が上位。前節シュミットダニエルに続きピサノもランクインし、高い守備ラインの裏をしっかりと埋めてくれている様子がわかります。
名古屋 | 町田 | |
|---|---|---|
2.74 | 岡村 大八 | |
藤井 陽也 | 2.4 | |
2.22 | 中山 雄太 | |
2.22 | 中村 帆高 | |
ピサノ アレックス幸冬堀尾 | 1.88 |
リードを許す展開もきっちり追いついて2ー2同点。第2戦に望みをつなぎました。上でも書きましたが失点の形はある意味想定内。これらの形ができるのはある程度仕方ないので、失点率を下げつつ攻撃の質をあげていければ勝機はあります。
順位決定プレーオフ第2戦プレビュー
プレーオフ第2戦FC町田ゼルビア 戦のプレビューです。
名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。
試合展望
連戦となりますので、内容としては第1戦レビューで書いた通り。中盤の前やネタラビィに不用意に奪われないこと、前線の相馬、エリキにごりごり運ばれない事が重要です。その他データについては前回プレビューとほとんど変わらないので割愛(確認したいかたは前回記事↓↓で)。
前回記事:
データで見る2026年J1百年構想リーグ第18節 #サンフレッチェ広島 戦レビュー&順位決定プレーオフ #FC町田ゼルビア 戦 プレビュー #grampus #グランパス K0122 | グラぽ
最後に
というわけで、あんまり考えたくないですが大なり小なり変化はあるはずでこの編成ラストゲーム。勝って笑って終わりましょう、それ以外にありません。それでは。



