忍者「どうも忍者です」
記者「どうも記者です」
忍「勝ったでござるー(∩´∀`)∩」
記「辛勝というかなんというか……」
忍「90分としては0-0でござった」
記「素直に喜びたいけど素直に喜べない感じの試合でしたねえ」
忍「まったく贅沢な奴でござるな」
(分析的な立場ではそうだろうけど、喜べるときは喜んでおいたほうがいいぞ)
記「やわらかく振り返っていきましょう」
ポジション名 | テゲバジャーロ宮崎 | 名古屋グランパス |
GK(ゴールキーパー) | イ チュンウォン | シュミット ダニエル |
CB(センターバック) | 黒木・田中 | 佐藤・三國(みくに)エヴス・河面 |
SB(サイドバック) | 松本雄・下川 | ー |
WB(ウイングバック) | ー | 原・和泉 |
CMF(セントラルMF・ボランチ・センター) | 安田・河合 | 加藤・稲垣 |
IH(インサイドハーフ)・シャドー・トップ下 | 吉澤 | 森島・浅野 |
SH(サイドハーフ)・WG(ウイング) | 阿野・坂井 | ー |
FW(フォワード) | 松本ケンヂ | 永井 |
忍「さてこの試合、加藤玄スタメンだったもののガチメン過ぎてグランパススタメンお知らせ画像を思わず二度見してしまったでござる」
記「事前インタビューでシュミット・ダニエルの起用を明言していましたから、むしろ若手メインとかにする意味がなかったのかもしれませんね」
忍「試合内容に移ると、流石にガン引きの先方に対して、ダニエルいるしさあビルドアップチャレンジだぜ! という雰囲気でござった」
記「先方は基本的にはミドルゾーンに構えて、自分たちの守備範囲内に入ってきたら迎え撃つぜ! という感じの」
忍「中盤から前の6人でグランパスの稲垣カトゲンを放置しとけば、そこで引っかけられるやろ! という露骨な狙い」
記「久々に、こんなに『自分たちはボールを持たない想定』を仕掛けられましたね」
忍「そして割と困っていたんだなあ、これが」
記「SHIT」
忍「ただ、ミドルゾーンで構えているときは必然的に相手DFラインもそれなりに高くなるので」
記「センター経由だとキツいならむしろDFラインから一発縦に通しちゃえばいいじゃん? という雰囲気の佐藤や河面でした」
忍「で、そこは流石に選手の地力差とでも言うのか、永井や浅野にパスがキレイに何本か通ったでござる」
あと、ハイプレス・ミドルプレス対策でボールの近くに相手が集まる習性を利用して、サイドチェンジが意識的に使われていて、そこがチャンスをいくつも創っていたことは申し添えておく
記「そのまま1点取れてれば一方的な展開にもなったんでしょうけど」
忍「点を取れないんだなあ、これが」
記「SHIT」
忍「DFライン裏を最優先で狙うのは良いが、そもそも成功率が高いプレーではないでござる」
記「順序としては、
☆ 裏を意識させたら相手DFラインがどうしても思い切りよく上がれなくなるから、
☆ そこで中央にできるはずのスペースをシャドーの選手が使って崩す、
という感じですよね」
忍「そのとおり。そしてそれはできなかったでござる」
記「シャドーの意味は……」
忍「一つずつできることは増えてるでござるから……」
記「というわけで、典型的な『スタッツは良いけど実は相手ペース』という試合になりました」
忍「正直に言ってしまえば、だらしなかったでござるな」
記「ゴホッゴホッ」
忍「相手を貶める意図は決して無いでござるが、J3の相手に意図的にボールを持たされたら90分で勝ち切れないのが今のグランパスだと晒されてしまったでござる」
記「辛いですねえ。そもそもボール持たされても何とかする練習をキャンプでしてたんじゃなかったんですか」
忍「その前提としてダニエル、ユンカー、山岸が元気にプレーしてくれる、ということがあったわけで」
記「そういう意味ではダニエルの復帰、そして無事にプレーにクリーンシートは一安心感です」
忍「正直なところ不安も大いにあるでござるが、まあなんとか勝ててよかった」
記「ありがとうゴールポスト」
この試合の良かったところ
- シュミット・ダニエル……いや、もうダンと呼ばせてください。グランパスの背番号1は鉄壁の守護神の証たい!
- てかダンのハイボール処理とペナ外プレーぶり安定感ありすぎ
- 菊地は敵陣でならハードワークするし違いを作り出せるし、結果も出したのでリーグでもスタメン近いのでは
- 浅野のゴールセンスは素晴らC。あと何気にスタミナあるんすね
- カトゲンまずは90分以上出場おめでとうというところで。課題(相手に早く寄せられると潰されてしまう。稲垣先輩を見て「踏ん張り方」を身に着けて欲しい)も見えたがまずは一歩
- 杉浦も上手さを見せましたね。トラップ上手いじゃん
この試合の(´ε`;)ウーン…
- DFラインの皆さんのビルドアップについてはまだまだ三好ヶ丘の第二駐車場で話し合いをしたい所存
- 両サイドが中山と山中になった瞬間に露骨に連動が無くなった瞬間については三好ヶ丘の第二駐車場で話し合いを……
最後に
忍「心配なことはある! でも今日は勝ったからヨシ! でござる」
記「ディフェンディングチャンピオンがいきなり消えるわけにはいきません」
忍「ダンのコンディションが更に上がりますように。そうしたら少なくとも失点は間違いなく減るので」
記「やっぱり最前線と最後尾とは金をかけて質を確保しないとキツいですよね〜」
忍「だからフォワードの補強をするのか、あくまでユンカーを待つのか、さて強化部の判断には要注目」
記「なんとか、この試合が上向くキッカケになりますように」
忍「おあとがよろしいようで」
記「それではまた次の記事でお会いいたしましょう」
忍「ニンニン🥷🥷🥷」